≪すべての神様の十月≫ 小路 幸也 著
帆奈がバーで隣り合ったイケメンは、死神だった!? 死神は、これまでに幸せを感じたことがないらしい。なぜなら幸せを感じた瞬間……(「幸せな死神」)。
貧乏神に取り憑かれていた雅人。そうとは知らず、彼は冴えない自分の人生を〝小吉人生″と呼び、楽しんでいたのだが……(「貧乏神の災難」)。
人生の大切なものを見失った人間の前に現れる神々たち。その意外な目的とは? 優しさとせつなさが胸を打つ連作短篇集。
読売新聞PHP文芸社の新刊案内で気になって、図書館のネット予約をポチっと~~メチャクチャにハマりました。
小路さんは北海道出身の方でした。『東京バンドワゴン』の著者なんですが、この本にはたどり着いていなかったwaniko
なんたって、神様の解釈が面白い!例えば、最初の章の「死神」ここは、物語のキーになるのでちょっと教えられないけれどぉ~
「貧乏神」なんて、子供の頃からのイメージを覆しました。貧乏神に憑りつかれていた雅人。そうとは知らず、彼は冴えない自分の人生を“小吉人生”と呼び楽しんでいました。貧乏神は言います「運がよけれがそれはとても良いことじゃないかと人間は思うだろうけど、あまりの強運は身を滅ぼすことを人間は知らない。」『貧乏神の災難』を読むと「う~~ん!なるほど…」って思いました。まあ、waniko年を取ったから尚のこと思うのかもしれませんがまだまだ、色々な神様のステキを感じ、そっかぁ~そうゆう解釈ありね 読書後ににんまり
続いて~
≪海が見える家≫ はらだ みずき著
ワケあって、田舎暮らし、はじまる。
苦戦した就活でどうにか潜り込んだ先はブラック企業。働き始めて一ヶ月で辞職した。
しかし、再就職のアテもなければ蓄えもない。そんな矢先、疎遠にしていた父親の訃報が飛び込んできた。孤独死したのか。
どんな生活を送っていたのか。仕事はしていたのか。友人はいたのか。
父について何も知らないことに愕然としながらも、文哉は南房総にある父の終の棲家で、遺品整理を進めていく。
はじめての海辺の町での暮らし、東京とは違った時間の流れを生きるうちに、文哉の価値観に変化が訪れる。
そして文哉は、積極的に父の足跡をたどりはじめた。
「あなたにとって、幸せとは何ですか?」と穏やかに問いかけてくる、著者新境地の感動作!
≪海が見える家 それから≫
入社一ヶ月で会社を辞めた直後、田舎暮らしを始めた父の死を知らされた。文哉が霊安室で対面した父は、なぜか記憶とはまるで違う風貌をしていた。
家族に遺されたのは、丘の上にある、海が見える家。文哉は、遺品を整理しながら、父の足跡をたどっていく。すると、意外な事実を突きつけられていくのだった。
豊かな自然が残る南房総の暮らしを通して、文哉は自らの人生を見つめる時間をすごしていた。そんなある日、元彼女からメールが届く。
果たして、都会を捨て、田舎に逃げてきただけなのか? あれから一年。自問の末、文哉が踏み出す新たな一歩とは?
幸せのあり方を問う感動のロングセラー続編、いきなり文庫で刊行。
こちらも、同じく読売新聞の新刊案内から既刊されたものをネット予約して読破!
残念ながら新刊は、まだ読めていません。。。
とにかく、しぶとく暮らしを始める文哉の強さに「おぉぉ~」と…
この頃、自給自足で暮らす方々のようすをTVで観る機会が多かったのでポン!ってハマった感じです。
わが家の家庭菜園はすっかりお終い!ONちゃんがせっせと天気予報を気にしながら後片付け&来年の準備に追われています。
日に日に気温が下がって来ています。30日にタイヤ交換が終わっています。
そうそう、選挙も行ってきましたよ!
明日は11月 今年も後2ヵ月となりました。 小路さんとはらださんの本の続きが早く読みたいwanikoなのでしたぁ~~
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