燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

紛糾

2008-02-16 09:57:47 | 徒然
昨夜、地元の野球の春季大会の組み合わせ抽選会に赴いた。

毎年春の大会の抽選会の時には、同時に連盟の定時評議員会(総会みたいなもの)と主将会議が同時開催される。
例年だと、いわゆるシャンシャンシャンでつつがなく可決という流れになるところだが、今年の様相はまったく違っていた。可決に至らなかった議題は「補助審判員」制度。審判員の老齢化・希少化に伴い、連盟が提案して来た、各チームから1名の補助審判員を供出するという構想なんだが、様々な問題点がその場で露呈。結局、この春の大会での導入は見送り、その場で出た問題点を加味した形で修正を加え、秋の大会からの導入ということで決着したのだった。



草野球界において、審判員の不足は、かなり深刻な問題になっているようで、なんとか後身を育成したい、というのが本音であることは、推測に難くない。しかし、今回の連盟のやり方は、あまりに拙速かつ強引過ぎたという印象。なにせ、この制度の告知は、春の大会の実施要項の中に突然赤字で記された形。その詳細内容についての説明は、事前にまったくなかったのだから。このため、議場において、若年層のチームを中心とした一部の反対派から審判部に対し、過激な意見が相次いで噴出してしまった。審判員というのは、野球大会運営を支えてくれている最大の功労者であり、彼らに対する感謝の気持ちを忘れてはいけないと思うのだが…。
うちに限らず、当日9人のメンバーを揃えるのすら難しいという、各チームのお家事情も絡んで、この問題、一筋縄では治まりそうにない。

コメント
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