燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

難関の法政初戦を突破

2020-10-24 14:01:00 | 我が母校
東京六大学野球秋季リーグ戦優勝に向け、難関の法政初戦。

予想通り、法政・鈴木君、慶應義塾・木澤君、両校のエース対決だが、初回から毎回安打の法政に対し、慶應義塾はほとんどいい当たりを飛ばせず、序盤戦は明らかに法政が押し気味。4回裏、ここまで毎回スコアリング・ポジションにランナーを背負う苦しいピッチングの木澤君が、高田君にショートの左を抜かれ、とうとう失点。
6回表、2つのフォアボールで得た2アウト1・2塁のチャンスで、木澤君の代打・植田君は3塁線サードゴロ。これを2塁フォースアウトを取りに行くも、なんとセカンドが落球!同点に追い付く。
その裏、先頭バッターヒットを皮切りに、1アウト2・3塁の大ピンチ。ここで、なんとスクイズ!ピッチャーの投げたボールはキャッチャー前でショートバウンドするような低い球で、これをバッターが空振り、その球をキャッチャーが後ろにそらし間一髪のタイミングになったが、ホーム寸前タッチアウト。



この回ノーアウト1・2塁の場面で登板した、先週の明治2回戦で初打席満塁ホームランの離れ業をやってのけた長谷川君がバッターを見逃し三振に打ち取り、無失点で切り抜ける。
直後の7回表、廣瀬君フォアボール、正木君ヒットに、福井君のサード前バントが内野安打になり、ノーアウト満塁から下山君がレフト後方に犠牲フライを運び、勝ち越し。



8回裏ヒットの後2つのワイルドピッチで1アウト3塁のピンチを招くも切り抜け、最終回、瀬戸西君の右中間タイムリー・スリーベースで2点追加。そのまま逃げ切り、ゲームセット。

今日の勝負の分かれ目は、6回裏のスクイズでしょう。ゲームの中盤、エースの木澤君に代打を送り、全幅の信頼に欠けるピッチャーがマウンドに登ってたわけで、あそこでじっくり攻撃されてたら、違う結果になっていたかも。
勝ち投手は、明治2回戦に続き長谷川君。今シーズンのラッキーボーイ的存在になってますな。


コメント
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