第34回「ワインを楽しむ会」のご報告 2023年11月24日
11月24日(金)開催の「スイス・オーストリア・ドイツのワインを楽しむ」には27名の参加を頂き、ドイツ語圏3ヵ国の白、赤ワインをテイステイングして頂きました。
乾杯はドイツ・モーゼル地方の白ワイン、リースリング! ドイツを代表する白ワイン品種のリースリングはフルーテイで、辛口でありながら、甘味も感じられる優しい味わいでした。
スイスワインは生産量が少ないため大半が国内消費となり海外での入手が困難なワインですが、スイス固有種を使ったワインの品質は世界有数のレベルと言われています。ユネスコ世界遺産にも登録されているレマン湖湖畔ヴォー州ワイン産地の白、赤ワインをテイステイングして頂きました。白ワインはスイスの名産白葡萄品種シャスラで、フレッシュで清々しい果実味でシャスラ種特有のシャープな味わいでした。ガメイ品種の赤ワインはベリー系の柔らかい果実味で口当たりの優しいミデイアムボデイの赤ワインでした。白、赤ともスイスワインの品質の高さが判るテイステイングでした。
最後のオーストリアワインも世界的に高品質の評価を得ていますが例会では黒葡萄固有種ツヴァイゲルトを使用した赤ワインをテイステイングして頂きました。丸みのあるツヴァイゲルト葡萄の果実感が漂い、フルボデイに近い素晴らしい味わいでした。
次回例会は年明けの1月25日(木)の開催でテーマは「アルゼンチン、ブラジルのワインを楽しむ」です。南米のワイン大国である両国のスパークリング、白、赤ワインをお楽しみ下さい。12月中旬に開催案内の予定です。皆様の参加をお待ち致します。
世話人 北條正明 渡部耕次記