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第23回歴史散歩の会「山手の明治・大正の記憶を辿る」実施報告

2024年03月26日 13時12分20秒 | 歴史散歩の会

第23回歴史散歩の会「山手の明治・大正の記憶を辿る」実施報告

今回は平地の山下居留地とともに明治・大正の横浜の舞台であった山手居留地の記憶を辿った。山手居留地の広さも実感し、一般的な西洋館巡りとは趣をかえて、西洋館には入館しない「ディープ&ミステリー散歩」を楽しんだ。ガイドは「横浜シティガイド協会」にお願いした。
2024年3月24日(日)12:50 元町中華街駅の元町改札口前のエレベーターで屋上に昇ったところにあるアメリカ山公園に集合し、5班に分かれて順次出発した。参加申し込みは当初58名だったが、病気・急用の他、当日は午後から雨の予報もあり、実際の参加者は39名(杉島さんは見送りのみ、牟田さんはガイド役)だった。
出発して間もなく小雨が降りだし、上り下りの坂もあったことから途中でリタイアする方もいたが、事故もなく無事に石川町駅にたどり着いた。

山手居留地は商館などが建ち並ぶビジネス街の山下地区が手狭になったため1867(慶應3)年に設置された。外国人は「THE BLUFF」(断崖、絶壁の意)と呼んだ眺望の良い山手地区に洋館を建てた。残念ながら山手の「桜」はまだ開花していなかった。一般的な山手西洋館巡りとは趣を変え、西洋館には入館しなかった。
今回の目的はブラフ積、敷地境界石、居留地境界石、ブラフ溝(石造りの道路側溝)であった。

【コース概略】
みなとみらい線元町・中華街駅 元町側改札口 → アメリカ山公園 → 外国人墓地のシドモア桜 → 横浜地方気象台の桜の標本木 → ブラフ99ガーデンと「ブラフ積み」見本 → 山手133番館 → 港の見える丘公園 → 山手資料館 → 山手234番館 → 旧80番館遺構 → 元町公園内「ブラフ溝」見本と側溝 → ベーリック・ホール → カトリック山手教会とカトリック横浜司教館 → 旧28番地遺構 → 地蔵坂 →J R石川町駅         (記:井上 忠)

 
  第1班(集合写真は撮らず)               第2班

 
       第3班                   第4班

 
        第5班              杉島さんとガイドさん

  
   横浜気象台・桜の標本木           山手133番ブラフ積擁壁
 
     ヘボン邸跡                 山手資料館
 
      ブラフ溝

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