10月12日通信俳句を行いました。10名分30句です。
高得点句及び作者名は以下の通りです。
5点句 寛解を告げるメールや秋澄めり 作者:岡添守男
5点句 秋澄みて甲斐の山々空近し 作者:立木欣吾
4点句 名月や車窓の闇を回りけり 作者;前田一郎
4点句 鬼ヤンマ去りて水辺の余白かな 作者:三ツ堀哲宗
3点句 どんぐりを拾わなくなる背を見つめ 作者:原田由紀子
3点句 秋澄むや受話器の向こう猫の声 作者:田中とき子
★3点句以上の句を掲載しています。
自薦句は以下の通りです。(何れも得点の入った句です)
街角で見上げる先は金木犀 稲垣庸子
長雨の過ぎし青空秋澄みぬ 大隅陽子
思い出は唇寄せたあのリンゴ 川崎辰雄
秋気澄むコロナもいつか季語になる K.S
なお、11月は通信俳句。11月7日が提出期限です。兼題は【襟巻(マフラー) または凩(木枯らし)】。どちらか一つを一句、計三句をご提出ください。
季節が夏から秋、冬へと移り変わりが早くて体が追いついていきません。どうか体調など崩されませんように。
入会ご希望の方はご遠慮なく電話またはメールでお知らせ下さい。
立木記
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます