旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

黒化

2011年07月13日 | エゾトンボ科
それにしても、オオトラフはすぐに黒化し汚くなってしまうトンボですね(笑)。
「虎斑」と胸を張って呼べるのは未熟~成熟初期の段階までで、更に成熟が進み老熟すると、虎斑模様はほとんど確認出来ないほど黒く変色してしまいます。翅が汚れるのも早いですね~。
成熟過程はシオカラトンボなどと同じなのでしょうけど、シオカラ系が成熟すると白や青になるのに対しこちらはどんどん黒くなっていきますので、良い写真を撮影するには、やはり成熟初期を狙うしかないようです。
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オオトラフ

2011年07月13日 | エゾトンボ科
日曜日はいいこともありました!
農道上で摂食中のオオトラフトンボを見付けたので写真を撮ろうと近づくと、突然、柳の枝に止まったのです。え!いきなりですか!?老熟しているとはいえ、オオトラフの静止個体はそうそう見れるものではありません。しかし、エゾ系のトンボって皆そうですが、一度止まるとかなり落ち着いてくれるので、近づけさえすれば気前良く?写真を撮らせてくれる場合が多いです。
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油断しすぎでしょ!

2011年07月11日 | オニヤンマ科
で、オニヤンマがなぜ緊張感ゼロかというと、簡単にこの距離まで近づけてしまうから。
この個体はもう成熟しているので、もう少し危機感を感じてもらってもいいものなのですが・・・・・・・・・・「そんなんじゃあっさり捕まってしまうぞ!!」と、本人よりも私の方が心配になってしまいます。 実際、この距離なら素手でOK!捕虫網は必要ないですね(笑)。
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オニヤンマも沢山

2011年07月11日 | オニヤンマ科
オニヤンマの姿も沢山見られました。やはり未熟個体が多く、林道上を行ったり来たりして摂食しています。大空を悠然と飛ぶ姿はまさに王者の風格ですが、本種はオオルリボシよりもさらに緊張感ゼロ。本種の性質上、未熟も成熟個体も飛翔時間が長続きせずすぐに止まりたがりますので、静止個体であれば簡単に撮影することが出来ます。
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ヤンマの威厳

2011年07月11日 | ヤンマ科
林道を歩くと、頭上を沢山のオオルリボシヤンマが飛び交っています。まだほとんどの個体が未熟なので、妙な争いごとも無く、今は平和な時が流れているようです。午後になると、時折太陽も出てくれるようになったので、トンボ達の活動も活発になってきました。ほぼ成熟している個体もいましたが、暑さの為か?まだ未熟だからか?頻繁に止まってしまう個体が多く、ヤンマのくせに(笑)緊張感がほとんど感じられませんでした。ちょっと気を抜きすぎなんじゃないかな・・・・・・・と。
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コムラサキ

2011年07月10日 | その他・昆虫
山間ということでオオイチモンジにも期待しつつ山道を進むと、コムラサキの吸水個体がやたらと目につきます。これがオオムラサキだったら・・・・・・とため息もでますが、とりあえず♂は綺麗なので撮影しておくことにしました。なんとも妖しい輝きがたまりませんね。
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こんな時は・・・・・・・!

2011年07月10日 | 観察記録・日記
仕方なく市内のフィールドを回りますが、やはり太陽が出ていないせいか?昆虫の活動が鈍く、まともな写真撮影が出来ません。で、私の経験上、こんな時は山間をめざします!
なぜ山間かというと、曇りの天候下ではほとんどのトンボが生殖活動を行わないため、こんな日は山間のやや開けた場所や林縁へ行くと、多くの種が摂食に労力を費やしているからです。
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お預け

2011年07月10日 | 観察記録・日記
今週末は道東方面へ遠征しようと考えていたのですが、梅雨前線の影響で道内はどこも天気が悪く、次回へお預けとなってしまいました。北海道では今時期しか狙えないトンボも結構いますので、ちょっと残念です。
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まだまだ未熟

2011年07月08日 | ヤンマ科
オオルリボシヤンマもだいぶ色付いてきましたが、まだまだ未熟。
個体数はかなり多いので、山間の開けた場所へ行けば必ず会うことが出来ます。ミヤマカワを撮影していると頻繁に水を飲みに現れ、暑い日は写真のように木陰で休む個体も多く見られます。
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トンボの縄張り

2011年07月08日 | カワトンボ科
トンボの♂は成熟すると水辺でテリトリーを持ち、産卵にやってくる♀を待ちます。
こちらは木陰の多い清流域でテリを張るニホンカワトンボの♂。逆光で撮影すると、透明感のあるオレンジ色の翅がより一層綺麗に見えますね。
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タテハの王様

2011年07月06日 | その他・昆虫
オオイチモンジは道内ではそれほど珍しい蝶ではないので、オオムラサキほど重宝されることはありません。しかし、本州ではレアな高山蝶の代表格として、非常に人気の高い蝶々です。確かにこの翅は日本人好みのする渋~い色合いですしね。私も大好きなタテハです。う~ん、トンボついでとは言え変異型も結構出るようですし、機会があればちゃんと狙ってみたいですね。
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オオイチ!

2011年07月06日 | その他・昆虫
こちらも羽化の時期を迎えているようです。吸水にきていたところを見付けました。
この蝶は大きさといい、色合いといい、すごく目立ちますね!旭川市内では♂であれば林道上でよく見かけますが、さすがに♀はなかなか拝めないですね~。
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寄生蜂

2011年07月05日 | カワトンボ科
今時期、旭川市内のトンボの翅にはほぼ90%の確立で寄生蜂が付いています。恐らく成熟する頃に取り付くと思われますが、寄生するトンボは種類も性別も関係なく、イトトンボ類にも付いていますので、トンボなら何でもいいようです。このカワトンボ♂の翅にはかなりの数が付いていますね。実はこれ、ほとんどがペア(カップル)で、トンボの翅が彼等の出会いの場となっているようです。
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上陸っ!!

2011年07月05日 | ヤゴ(幼虫)
オニヤンマの終齢幼虫は羽化に先立って、5日~7日間ほど半陸上生活を送ってから羽化することが知られていますが、自然下ではなかなかそのような場面に出くわすことはありません。そんな上陸幼虫を今回、初めて観察することができました(まあ、飼育下ではあたりまえの光景なのですが・・・・・・・・)。 全く動かないので「もしかして死んでる?」と思い、翅芽の辺りを触ってみると、ものすごい勢いで反り返り「触ってんじゃねぇよ!!」とばかりに、腹部先端の棘で一撃されてしまいました。いや~びっくりした~、ごめんなさい(汗)。
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モイワの怪

2011年07月04日 | サナエトンボ科
旭川市内のモイワサナエは、ミヤマカワとは全く逆のパターンで、羽化個体はいくらでも見付けることが出来るのに、羽化後はほとんど見かけることがありません。個体数はかなり多いはずなのに、ホント不思議です。水辺でテリ張る♂個体もほとんど見ないので、生殖活動は樹上で行っているのかもしれません。 写真は産卵に訪れた♀。
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