鬼のような暑さがやっと過ぎ、
ほっと一息秋の風を頬に感じていた矢先、
鬼の霍乱で風邪を引いてしまったでありますです。
なんだか日&米経済の回復の兆しのような症状が延々と続いておったので思わず、
一ドル82円ってどういうことなの?ちょっとふざけないで頂戴よ、鳩山君っ!
っていつの間にかまた首相が変わっていたわ、椅子取りゲームじゃないんだから、
もうちょっと長く腰を据えて政策に携わってちょうだいなのよ、
覚えられないぢゃないの総理大臣の顔がっ、
うがぁっ!!!
などと政治に八つ当たりしても風邪も景気も良くならず鼻水の涙・・・へっぶし。
しかも胃がすごく変・・・・・・いや変なのは天性そのものなんだけど、
それにプラスして胃も変。胃といえばそろそろザ・邦衛のザ・カンポダンスの季節だわ、
今年はオンタイムであのすばらしい舞いが観れるかもしれない、楽しみぃ、うふふぅ、
純~~~~~~~~~~~~っ、もう冬篭りなのかぁ~~~~~~?!
ってまた話が逸れてしまったわ、そうでなくて要するに胃もたれなのであります。
友の一人に、「胃痛は食べて治す」というけったいな人がおるのですが、
やはり類は友を呼ぶ、ルイルイ、と太川陽介さんが歌っていたように私も、
「食欲不振は食べて治す、ご飯三杯で」というけったいな人であるので、
そんなこんなの日々を経てやっと風邪が治ってきた暁に鏡に映った自身の姿を見て、
( ̄0 ̄)「どちらさま?」
と問いかけてしまった次第であり申して、これは、
長い風邪から回復したら、
風邪を引く前より何故か太っていた、
ビフォーアフター逆シンドローム。
という驚きの状態なのでございまする。ふぃ~、なんてことなのかしらん・・・
ハッ
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だめぢゃないかぁ、せっかくトーキョーに住んでいるというのに、
もしかしたらコンビニの軒下でふと横をみたら、
吉岡君が缶コーヒーをさらんと飲んでいたりするかもしれない・・・、
ぐんぐんグルトをぐんぐん一気飲みなんかしているかもしれない、そしたら、
衝撃的すぎて知らんぷりしちゃうかもしれない。はぁ~シュミレーショしただけで
血圧が上8000下7999.9まで上がってしまったわ、ふぅ危ない危ない、
健康維持のためにご飯沢山食べなくちゃ♪ ご飯三杯いただきま~すっ!
って、
ちゃうでぇ。
ちゃうのだ、
そうではなくて、
どうにかしないとなのだ、
この容姿。
よくよく見たら髪だって、まるで藁しべ長者のサイドビジネスにより開発された
藁ヅラロングヘアータイプを装着しているようであるというか、ライブ直後の
ティナ・ターナーのようでもあるというか、もしくは五年ぶりにターバンを解いた
インド人のようであるというか、簡潔にいいますと、
ず ぼ ら
ということであります。ズボラといえばその昔ザ・ピーナッツも歌っていたわ、
ズボラ~や ズボラ~♪と。それにしてもあの二人、何気にナイスな
ピーナッツバディーだった。わたしなんてどうみたって、ザ・でん六まめ
って感じだわよう、できるなら柿の種わさび味くらいにはなりたかったぁ、うぅ、
なんてことになっちゃったのだぁ、これじゃ~あたしくしはまるで、
新種の妖怪ずぼら~であってよ!
いかんよ、いかんのだ、こんなことじゃあ、
もしも吉岡君が交差点の向こうに立っていたらでも意外と
「なんだろうあの生物?」
と目に留めてもらえるかもしれないけど、猪のごとく突撃したまま
片手でひょいと彼を担いで国後島まで恋の逃避行できちゃうかもしれないけど、
でもでもそんなことしたらいくらなんでも申し訳ないわよね、
だって妖怪ずぼら~だし、しゅん
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そうであった。
ここはトーキョー。
いつなんどきどこぞで、
「ひょっとして吉岡くん」
もしくは、
「何気に吉岡くん」
または、
「いたりする吉岡くん」
と遭遇するかもしれないのであって、
おちおちと妖怪ずぼら~のままではいられないのだ、よおしっこうなったら、
「ずぼらとはおさらばだっ!」
といちいち高らかに宣言しないと行動に出れないずぼらな性分なのですが、
しかし今回は愛しの吉岡君のため、宣誓した30分後には美容院に到着。
お店の中を覗いてみるとその雰囲気はどこか、
「ぼんそわ~る、まどもぜぇ~る♪」
とダリチックなチョビ髭を生やしたおふらんす人が出てきそうなおもむき。び、
びびってはいけなくてよ。
ヤングな美容師さんに案内されて椅子に腰掛け、
手渡されたヘアーカタログを手にし最初に捲ったページにはなんとも、
モードな風。うぃ~。
といった感じのヘアースタイルが。よし、
「これにします」
なんかそれを聞いた瞬間美容師さんが、
ぇ?
とか小声で反応したような気がするけど、
きっと空耳だ。
黙っている美容師さんにもう一度はっきりと言おう。
「この髪型(=この人)にしてください」
「・・・これですか?」
「はい」
「これなんですか?」
「はい」
「これですよね?」
「はい」
「本当にこれですか?」
「はい」
「これでいいんですか?」
「問答無用!」
人生は思い切りという鉈で道を切り開いて行くものなのだ、若造よ、
さぁ思いっきり切るがいいさっ。
「出来ました」
見た目よりは無口な美容師ヤングマンの声に顔を上げると鏡の中には、
「どうも、かまやつひろしです」
どっ しゃぁっ!!!
なんでミスタームッシュ~が私の目の前にいるのだろう?
いやそうじゃなくてよく見ると、いやよく見なくとも、それは、
私なのだった。
なぜ?
なぜに?
どちてかまやつ?
ほわい?
モードな風に吹かれるはずだったのに何故に、
「なつかしの歌謡フォーク大図鑑・6頁の写真その右上」
みたいな昭和の風が吹いているのかしらん?
だれか説明してぇっ!
どうせフォークヘアーになるならイルカにしてほしかったぁ、
もうこうなったらギター抱えて歌っちゃうぞう、
ああ~秋がきて~君ぃ~はぁ~
かまやつに~なった~
イルカより~ずっと~
ひろしにぃ~なった~♪
ひどい・・・
ひどいぢゃないかぁ・・・・
そういえばヒロシ繋がりということなのだろうか髪の両サイドが心なしか、
ぴょこ~んぺたぁ~~んぺったんこぉ~♪
って、ど根性カエルの歌みたいになってるけどこの際それは、
見なかったことにしよう、あはははは~♪
ってだから、
ちがうのだ。
見なかったことにはできないくらいに完璧なまでのミスターかまやつが
鏡の中には完成しているのであって、んもう・・・・どうしてくりるのよう、
美容師さんのスカポンタ~~~~~~~~~~~~~~~~ンっ!!!
ってスカポンタンなのは自分の顔だったずら。
ずも~~~~ん
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美容師さん、
無理難題を言ってごみんなさいでした・・・グスン。
と昭和歌謡ヘアーに意気消沈しかけた心をしかしぐっと持ち上げて、
懲りずにお次は洋服ショッピングのためデパートに。
あら?
あたくし間違って小さいサイズコーナーに来ちゃったのかしらん?
でもちゃんと値札に7とか9とかって書いてあるわよね、おかしいわ、
なんだかどれもえらくちっさい仕立てになっている。
と不思議に思った私はこう尋ねたわけです、店員さんに。
「あのすみません、この服についているサイズ表記、
小さいサイズのと間違っていますよね?」
イエス。
イエッサー。
いかにも間違っていたのだ。
私の体型が。
いやぁ~ん間違っちったぁ、
クス
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なんて笑っている場合ではないのだぞう!
おのれサイズ7号よ、
いつの間にそんなに縮んだのだ。っていうか9号だってむっちむちぢゃないかっ、
しかし、ここで後に引けないのがメイド・イン・ジャパン魂であって、
無理矢理お店で試着したスカートをそのまま無謀に購入し、
そのまま街へと歩き出して血液循環に異常をきたし貧血でぶったおれたのは
拙者かまやつでござる。
無念じゃ・・・小次郎・・・。
そもそもかつてサイズ7号なんてぇのを着ていたのは、
シーラカンスが利根川を遡上していた頃の話なわけであり、
それは一体いつの時代の話なのかと思い出そうと努めただけで、
何故か故郷を懐かしむよな遠目になってしまうわけで、
ローマは一日にして成らずであり、
ラーマはバターではないわけで。
なんともさんざんな一日じゃった・・・。
なんてため息つきながら家路についたけど、
でも母さん、
見上げる空は、
今日もきれいです。