あっという間に師走でごぜいます。
日々寒さは増して行き、吉岡君は
本格的に冬眠してしまった・・・。
と思いきや、
今年はナレーションの仕事をしているのだった!
おぉっ、た~ま~や~!
吉岡君の声が毎週毎週聴けるなんてお耳お歳暮パラダイスなのかしらん、
これぞ耳冥利につきるってものですぜい、まるで夢のようだわぁ~~、
やったぜパパ、明日はホームランだーっ、いやっほぉ~~いっ!!!
って私は聴けないのだったわ。やっぱりまるで夢のようだったずら・・・。
ぶひぃっ
吉岡く~ん、恋しいよぉ~。
愛しのチミは今頃何をしているのでしか?
あ、だから仕事してるんだっつーの。
長年の習慣でついつい冬眠してるのでは、と思っちゃうのだわよ。
ごめんよ~、吉岡く~ん。
もとい、
そういえば今はヤマサのCMのカボチャ篇が放送されてもいるし、
吉岡君の姿は私でさえPC画面で拝めることができるのだった。
それにしてもあのヤマ夫くんったらほんまに・・うきゃぁ~っ、んも~~うっ、
出番が短かいぞ!!!
ぱっと出てぱっと引っ込んでしまうなんざ、
マギー四郎のハト出しマジックみたいでございますね。
ハッ
いや、贅沢を言ってはいけないのだ。
なんといっても吉岡君がなさったお仕事であるのだ。
そこに敬意を払って感謝しなくてはいかんよ、おっしょうさん。
ありがたや~、吉岡く~ん。
そりにしてもこのCMの吉岡くんってば、
ほんまにええ顔しちょる。
なんか彼は年をとるごとに余分なものがどんどん取れていって、
なんつーか円熟しながら澄みきっていく潔さみたいなものが
ごっつう感じられるでございますですだ。そりは、
気品の質ってやつなのかもしりないですだのぉ。
かっちょええ。。。
ほんまに。。。
最高っす。
すっきやで。
こんなに好きなのに、しかし吉岡君は遠い人だ~。
いけずよね~。。。。
せめて夢の中でも吉岡君に会いたいのぉ~。
しかし吉岡君は私の夢の中には出てきてくれないのだ。
何故になの?
あ、でもそういえば以前一度吉岡くんは
私の夢に出てきてくれたことがあったけど、しかし
その時の彼はやっぱりブラウン管の中の人であり、
ついでに頭にブリの被り物を載せていたりして、
意外と似合っていたのよね、これが。ふふ。
ってち~~が~~~う、どぉ~してぇ~っ?
なんでブリなの? あっ、でもそれは、
「カボチャ篇でカボチャ~ズが出てくるよ~♪」
という予知夢だったのかもしれない。
ということで丸く納めるとしよう。
しかしですね、ファンとしちゃ~、
やっぱりちゃんとした吉岡君の夢が見たい。
この際贅沢は言わないよ、だから夢の中では
恋人同士であるべきだ。
そして「あのね、吉岡君、」あ、恋人同士だから
「吉岡君、」なんて呼びかけるのは堅苦しいわよね、
それじゃ、「あのね、よしおかひでたか、」
と呼び捨てで呼ぶのも思い切った一計かもしれない。
なんてな事を思ったりしてるから思考がショートして、
夢の中では吉岡くん回避現象が起きてしてしまうのだ。
吉岡くんの大ファンであるお友達は、
よく吉岡君の夢をみるらしい。しかも聞くと、
彼女の見る夢はとても現実的なストーリー性を持っていて、
その中で彼女と吉岡くんは「きちんと」且つ
「ふつ~に」会話をしているというので私としては
大層うらやましいのでございます。
どうすればそのお友達がみるような吉岡君の夢を
私もみることができるのだろう? やはりこうなったらもう、
気合だ。
気合さえあれば勢いで何とかなるものなのだ。
ロッキーだって気合で6作まで作っちゃったしね。
よぉ~し、気合を入れて夢で吉岡君に会うぞぉ!
と決心したのがかれこれ一週間前ほど。
決心したその晩、布団に入ってからすぐさま
気合を入れることに気合を入れた気合の入りすぎた私。
頭の中はロッキーのテーマがエンドレスで流れており、
順調な気合っぷりだ。
いいぞぉ~、頑張って気合を入れ続けるのだぁ、
気合だ、ロッキーだ、気合なのだよ、うりゃぁっ!
と念じながら眠りについたらきゃぁ~~っ出てきてくれた~~っ、
ロッキーが。
それはオリンピック長距離マラソン真っ最中の夢であり、
世界各国代表の選手一人一人が、みんなロッキー。
ロッキー1~ロッキー100くらいまでのロッキー軍団が、
あの有名なロッキーのテーマ曲に乗って、
ジャブジャブッ、とか、アッパーッ、とかの
シャドーイングをしながら永遠と走っており、
ようやくその夢から目覚めた時はげっそりしすぎて
体重が3キロくらいは軽く減ってしまったような気がしたけど、
ベッドから起きて鏡を見たらやはりそれは気のせいだった。
あっ、でも今これを書いていて思ったけど、
もしかしたらあのロッキー御一行様軍団の中に、
吉岡君がちょいんと何気に紛れ込んでいたかもしれないっ。
ロッキーたちの迫力に気圧されて
吉岡君を見落としてしまったのかもっ!
なんてこったぁ~、せっかくのチャンスを逃してしまった~。
ロッキー一味のばかぁ~~~~~~!!!
やっぱり気合だけじゃだめなのね。
ならば次は神頼みだ!
ちびっ子の頃、好きな子の写真を
枕の下に入れて寝ると、その晩その人の夢が見られる
というおまじないがあったずらぜよ。
よぉ~し他力本願、望むところだっ、頼むぜ、神さんっ!
お正月の初詣の時とこんな時だけ頼りにしてすんません。
しかし吉岡君のお気に入りの写真といってもねぇ、
全部お気に入りっすよ。
それにしても改めて数々の写真を眺めてみると、
吉岡くんったらほんまに美しい。
きちんと自分の色彩を保ちながら、
しかしそれを決して周囲に押し付けたりせずに、
ひっそりとその光沢を放っていて、
とても静謐とした落ち着きをもっている。
気概という燐光を内面に静かに宿らせ、
ストイックに生きている品格の美しさが、
その外面に自然と湧き出ている感じがするですだ。
吉岡君は、「実り」という言葉が
とてもよく当てはまる人だと思う。
はぁ~好きや~吉岡く~ん。。。
ってことより写真を選ばねば。
写真で見る満男くん、純くん、コトー先生は、
どれもみな吉岡君であるけど、
でもどれもみな吉岡君じゃない。
彼らは吉岡君に息吹を吹き込んでもらった人物たちであり、
それぞれ別個の呼吸をしている。
茶川センセなんて、
色が白くて黒縁メガネかけてて細身だなんて一歩間違えたら
「元気はつらつオロナミンC」なのに、
しかしそこは一歩も間違わないのが吉岡君でありますのぉ~。
あんなに強い個性をもった茶川先生であるのに、
吉岡君は決して「既成枠」からその人格を固めずに、
あくまでも皮膚の内側からその人格を滲み出させているわけで、
けれどもやっぱり吉岡君自身の自我はそこには露ほどにも
見受けられないわけでありますので、
天才だ。
吉岡君は、与えられた脚本の中の人物を、
紙の上から引っ張り出して自分色に形造っていくのではなく、
脚本の中に埋まっているその人生を、丁寧に掘り出しながら
そこに息を吹き込ませてあげているのかもしりないですねぃ。。。
ということで話から大分とんでしまったでありますが、
結局そんな想いもあり~ので、おまじないに選んだ写真は
吉岡君自身が写っているキネ旬の表紙。パンパカパ~ン、
ゲッツ!
(ゲッツ元気かな~?)
さてさてその晩は、大切に大切にキネ旬を
枕の下に入れていざ目を閉じた私。気合はいれんぞぉっ!
という思いについつい気合を入れてしまった。。。
いかんいかん、冷静にならんとね。
出てきておくれでないかい、吉岡く~ん。頼んますよ~。
いや今夜こそ大丈夫のはすだ。だっておまじないしてるもんね~。
なんてたってこの枕の下に吉岡君の写真が・・・吉岡君が枕の下に・・・
吉岡くんが・・・ 吉岡くんがぁ・・・・・あの眼差しでぇ・・・・・・
と思ってたら緊張して一睡もできなかった・・・。
結局次の日はひどい寝不足で、
フララララ~~としながらソファに座ったら
いつのまにかうたた寝をしてしまっていたらしく。
んがなんとその時垣間見た夢の中に吉岡君がぁっ!
よよよよよよよよよよよよよしおかくんが、
にっこりと私に笑いかけてくれていて、
「よよよよよよよよよしおかく~~~んっ!」
って呼びかけたらそこでパッと目が醒めてしまった。。。
短かったけど、一瞬だったけど、でも、でも、でも、
吉岡君が夢に出てきてくれたぁ~~~うわぁ~~~~いっ!
やったぁ~~~~~っ! 神様ありがとーーーーーーー!!!
でもどうして吉岡君はモヒカンヘアーだったんだろう?