平成27年11月15日(日)
11月もすでに中旬に差し掛かり、広島市佐伯区内では♪アートフェス♪佐伯区2015 が
いろいろ場所で開催されている。先日のとても印象に残ったハワイアンコンサートでは想像
絶するほどのボーカルの「声」に出会った感動も、心の余韻も残ったまま次の目的は、
ハワイアンからアンデスに伝わる音楽である。
楽器は、あまり馴染みのないアンデス地方ではなくてはならない日本風でいう「竹笛」、
「尺八」、「リコーダ」に似た「ケーナ」という楽器らしい。そういう演奏会が佐伯内の皆賀公民館の
2階ホールで行われる。駐車場が少ないということで五日市中央1丁目から自転車に乗り久しぶりに
小高い丘(西広島バイパス北側)までいつものように最小限の機材を持って急ぐ。
息切れが頻繁に起こり近くの坂では自転車を押して歩くほど。
あのアンデスに悠々と生息しているコンドルを思い浮かべるとじっとしていられない。
子供のころ良く聴いた「コンドルは飛んで行く」を生演奏で聴きたくまた「音源」収録して帰る予定で
あったが、演奏者から「許可」もらえす泣き寝入り、いい演奏特に生演奏は、後から何回も聴いて
みたいのが本音。
定刻の午後2時開演して2階ホールは満員である。やはり私と同様あのケーナの音の魅力に
引き込まれ気持ち良くなる。一番前の列右端に座り演奏者の生演奏に没頭さされ、耳に手を当てて
素晴しい音色を直接イメージ記憶する。いたって簡単なリズムも多くすぐ覚えられるほど。
演奏していただくのは広島市西区にある「アンデス館」というショップの方です。
ブログで一通り目を向けるとご夫婦で演奏されてあちらこちら出かけておられるようである。
アンデス館という名前はよく知っておりアンデスの音楽を中心に演奏されている。
いろいろと会場でご指導されるが歌詞がスペイン語(スパニッシュ)にカタカナが振ってあり非常に
馴染みにくいが歌っていると日本と違う文化のため頭の中はコンドル状態。(頭が舞う)
奥様よりギター?マンドリン?風の楽器について紹介され、弦が10本あるとか室温によっては
チューニッグされている。また、ご主人はケーナ楽器の達人でコロンビアに住んでいたとも言われ
ケーナも自作で制作され素晴しいケーナの独特な「音色」を奏でられたくさんの拍手をいただく。
個人的に大変印象に残ったのは、「サンポーニヤ」という楽器とケーナで操り口の動きに驚く。
2段ある筒上の管を口の上下であんなに多重音が出るとはだれも予想できない。
実は、子供のころよく聴いたコンドルは飛んで行くの「音」は、「サンポーニヤ」の楽器だったのね。
原理的には、パイプオルガンによく似ている。
良い思い出に「アンデス音楽27曲」を一旦帰宅準備途中であったがCDを買って家で聴く
ことにして家路に急ぐ。 (皆賀公民館の館長アンデス風の衣装良かったよ。ありがとう)