花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

謀反 

2011年09月10日 | 華流
前回はマンネリ気味でちょっと滞っていた 《 孫子《兵法》大伝 》 ですが...
闔閭の弟の夫概(ふがい)がクーデターを起こして、お話が面白くなってきました~

最初はなかなか好人物に見えたのに...実はとんでもない野心家だった夫概...

そのくすぶっていた野心に、お色気で火をつけたのが楚の灵樾(れいえつ)姫



(その知謀...行動力...やっぱりオナゴにしておくにはもったいない(笑))

呉を内部分裂させて、楚を復興する策とも知らず...色仕掛けにまんまとハマっちゃって...

まだ闔閭は生きてるってのに...闔閭が留守にしてる隙に姑蘇城を乗っ取ろうとするなんて

ホント...小さいオトコです...


束の間の大王気分にご満悦の夫概...



しかし...ジャラジャラがデカ過ぎます...

(余談ですが...この夫概(笑) 《 インファナル・アフェアⅢ 》 に出てるそうです

う~ん...黎明、鄒兆龍(コリン・チョウ)の確認もしたいし...やっぱりもう一度Ⅰ~Ⅲ通して観なきゃダメですね...

一方...せっかく獲った楚の国を手放したくなくて、姑蘇に帰るのを嫌がった闔閭( オマエは子供か

そのワガママ闔閭を網で捕えてムリヤリ連れ帰る孫武 ...って...臣下がそんな事していいのか~(笑)



わが君...まるで囚われたバイキングみたいです (「小さなバイキングビッケ」の父ちゃんに似てる(笑))


そして...闔閭のいない隙に何かと邪魔な孫武を捕え...夫概と共に処刑しようとする夫差...



この場所は...大都督が甘興の調練を見守っていたあの場所です...



この赤壁(笑)... 《 孫子《兵法》大伝 》 では「姑蘇台」だそうです(笑)


闔閭の長男「終累」(《 臥薪嘗胆 》 では「累」) 《 臥薪嘗胆 》の太子累は意地悪そうな感じのイヤなヤツでしたが...

《 孫子~ 》 の終累は、琴を奏でるしか能の無い、無害な温室育ちのボンボンです



でも、そんなんでも一応太子なので...自分が即位するのに邪魔なコイツをなんとかしようと

伯嚭(左)とブ差(笑)が何かを企んでる模様です...

闔閭にぶっ壊された琴の代わりに、伯嚭が新しい琴をあげていたけど...

もしかして...弦に毒でも塗ってあるんでしょうか?



2人とも悪い顔です...

(...続きが気になるので、早くDVD届かないかな~


PS...先生にレッスンの時に聞いてみたけど

やっぱり「諸葛亮」って...終わった後であれこれ言う人の事を指すみたいです

私の中では、孔明(に限らず軍師全般)って、誰よりも先の事を読んで戦略を立てる人ってイメージなんだけど...

これについては、中国の方と日本人の捉え方が違うのかな~?
コメント (6)
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