花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

そして...オーラス

2011年09月21日 | 華流
当初はこっちには来ないと思っていた台風15号ですが...

知らないうちに非常に強い台風となって、昼頃に直撃しそうです

こちらは朝からものすごい風と雨で 家から1歩出ただけでずぶ濡れになります



ちょっと冷蔵庫の中身が淋しい状態なんだけど...今日は買い物には行けそうもないな~

台風の進路にあたる地域にお住いの皆さま...充分にお気を付け下さい (...私も...



さて...《 孫子《兵法》大伝 》 とうとう最後の1巻を観ました (最後の1巻は3集入り)

ラス前の1巻も展開が速いと言いましたが...ラストはそんなもんじゃなかったです (笑)

闔閭が死んだ後、夫差が「臥薪」してる様子も全くなかったけど...

勾践も「嘗胆」していたシーンはほんの1瞬だけ...夫差が勾践をいじめるシーンも短め...

とにかくすべてが端折り過ぎなので...あんまり感情移入も出来ず...

「呉」「越」どちらを応援するでもなく...淡々とお話は進んで行って...

夫差は、奴隷だった勾践をなんとな~く越に帰してしまいます...


勾践を越に帰すという最大の過ちを犯したのにも気付かず...束の間のモテ期を謳歌するブサ(笑)



ダメ君主の見本のような態度です...


《 臥薪嘗胆 》 のフー様@夫差様の最期は...それはそれはステキで

ご乱心でザンバラ髪の夫差様が、まるでひとり舞台のような長回しのセリフで

見事に投降前夜の呉王夫差の複雑な内面心理を演じていて...

その悲しげな顔にキュンキュンして



はだけた胸元には萌え萌えして (笑)



もう~ 悲しいワ...カッコいいワ...色っぽいワ...で忙しくて(笑)観ていて大変でした

そして...最後は呉王夫差の剣を勾践に渡して降伏...



自ら命を絶つというカッコいい最期で、号泣しながら観て...1週間喪に服したのに...


《 孫子~》 の夫差は...なんだかよく分からないけど負けたみたいだねぇ...

え?...もう死んじゃうの?...みたいな、なんともあっさりした最期...

同じ夫差でも、描き方や演じる人によってこうも印象が違うんですね~...ビックリだワ

そして...その後...こういうナレーションで端折られる「呉」「越」「楚」の滅亡...



孫子の兵法はいくつか実践されたけど...なんとなく伝わりにくかったし...

闔閭の目の下のクマと、夫差のハ○散らかしばかりが目について...萌え要素はゼロだったし...

せめて最後くらいは上手にまとめて欲しかったのに...
なんだか無理やり詰め込まれ過ぎていて...感動もへったくれもなく終わって...非常に残念です

中国の歴史ドラマってこういう(ラストに詰め込んで終わる)のが多いですよね...

あぁ...やっぱり詰めが甘い中○クオリティー...


さっ...次行ってみよ~次っ...(← 切り替え早っ(笑) )
コメント (8)
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