《 捜神記 》 第18集(前編)
スーさまの前で 「私の事が伏羲にバレてしまい...町には戒厳令が敷かれました」 と報告する句芒
スーさまは句芒が連れて来た薬奴に毒を飲ませ 「コイツらの心を操れば生ける屍になる」 って
いや~ん
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スーさまが王城に来た目的は、王城の地下百里にある“浩然正気”的源泉を噴出させるためで
邪毒の入った源泉を浴びた人間は、暗黒的欲望に支配されてしまうらしい...
伏羲から奪った河図は、満月の夜が来るまでそれを抑えて置くために必要で
溜まりに溜まったタイミングで河図を取り去ると、源泉が噴出し簡単に毒を四方に拡散できるんだそうな...
スーさまは細腰に 「小奈と句芒と共に行け、時間内に108人の薬引を持ち帰れ」 と命じ
句芒に 「今度しくじったら命は無いぞ」 って言ってるのにこの可愛らしさったら(笑)
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私もスーさまのお役に立ちたい...このカッコよくて可愛い人をずっと近くで護ってあげたい
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と思わせるワルって初めてだなぁ...なんでだろう?...すっごく強いのにどこか儚げだからかな?
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その頃小呆が 「108人もの薬引を見付けるのは簡単じゃない、きっと手っ取り早く
緋羅の家で調達しようとするんじゃないか?」 って言ってるのを聞いて
1軒の家にそんなに大勢いるかよ...って思ったら...いましたね~
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句芒は、緋羅に家人を全員集めさせて宝箱を開き、中に入っていた玉を投げたら一瞬で傀儡になる家人
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句芒って、王になる為なら好きだった緋羅でさえ利用するヤツなんだね...
そこに、香葯たち3人が乱入してきて、句芒に 「伏羲に頼まれてアンタの事を調べてたのよ
そいつらと組んで邪毒を作ってる事もすべてお見通しよ!」 と言い6人入り乱れての戦いに...
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細腰は暗黒術であたりを真っ暗にして、その隙に薬引子たちをスーさまの所に転送
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いきなり訳の分からない場所に飛ばされた民たちは、スーさまの姿を見て驚いてたけど...
仮面も付けてないし、別に何も怖くないやん...
あ
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スーさまは、毒珠の毒を民たちに吹きかけて、とりあえず10人くらいの薬引は出来たけど
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「これじゃまだ全然足りない...」 と...
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細腰の暗黒術で真っ暗だったけど、小呆が術を使ったら辺りは昼間のように明るくなり
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伏羲は 「私以外に大光明術を使える者がいるのか?」 と驚き、スーさまも訝し気に空を見上げていたけど
これも夙和の潜在的パワーって事なのか...陰の夙違さまに対して陽の夙和さまなんだ...☯
陽極まれば陰に転じ、陰極まれば陽に転ずる...
夙和さまがいた時は陰陽のバランスが取れていたのに...どうなっちゃうんだろう...
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