花日和

恋ひわび しばしも寝ばや 夢のうちに 見ゆれば逢ひぬ 見ねば忘れぬ

捜神記 其之十八(前編)

2017年10月07日 | 譚耀文

《 捜神記 》 第18集(前編)


スーさまの前で 「私の事が伏羲にバレてしまい...町には戒厳令が敷かれました」 と報告する句芒

スーさまは句芒が連れて来た薬奴に毒を飲ませ 「コイツらの心を操れば生ける屍になる」 って

いや~ん スーさまのワル顔がステキなので思わず連投~(笑)





スーさまが王城に来た目的は、王城の地下百里にある“浩然正気”的源泉を噴出させるためで

邪毒の入った源泉を浴びた人間は、暗黒的欲望に支配されてしまうらしい...

伏羲から奪った河図は、満月の夜が来るまでそれを抑えて置くために必要で

溜まりに溜まったタイミングで河図を取り去ると、源泉が噴出し簡単に毒を四方に拡散できるんだそうな...


スーさまは細腰に 「小奈と句芒と共に行け、時間内に108人の薬引を持ち帰れ」 と命じ

句芒に 「今度しくじったら命は無いぞ」 って言ってるのにこの可愛らしさったら(笑)



私もスーさまのお役に立ちたい...このカッコよくて可愛い人をずっと近くで護ってあげたい

と思わせるワルって初めてだなぁ...なんでだろう?...すっごく強いのにどこか儚げだからかな?



その頃小呆が 「108人もの薬引を見付けるのは簡単じゃない、きっと手っ取り早く

緋羅の家で調達しようとするんじゃないか?」 って言ってるのを聞いて

1軒の家にそんなに大勢いるかよ...って思ったら...いましたね~ 大勢(笑)



句芒は、緋羅に家人を全員集めさせて宝箱を開き、中に入っていた玉を投げたら一瞬で傀儡になる家人



句芒って、王になる為なら好きだった緋羅でさえ利用するヤツなんだね...

そこに、香葯たち3人が乱入してきて、句芒に 「伏羲に頼まれてアンタの事を調べてたのよ

そいつらと組んで邪毒を作ってる事もすべてお見通しよ!」 と言い6人入り乱れての戦いに...



細腰は暗黒術であたりを真っ暗にして、その隙に薬引子たちをスーさまの所に転送



いきなり訳の分からない場所に飛ばされた民たちは、スーさまの姿を見て驚いてたけど...

仮面も付けてないし、別に何も怖くないやん...

そうか この美しい人は誰?って驚いてたのか...そ~かそ~か(笑)

スーさまは、毒珠の毒を民たちに吹きかけて、とりあえず10人くらいの薬引は出来たけど



「これじゃまだ全然足りない...」 と...



細腰の暗黒術で真っ暗だったけど、小呆が術を使ったら辺りは昼間のように明るくなり



伏羲は 「私以外に大光明術を使える者がいるのか?」 と驚き、スーさまも訝し気に空を見上げていたけど

これも夙和の潜在的パワーって事なのか...陰の夙違さまに対して陽の夙和さまなんだ...☯

陽極まれば陰に転じ、陰極まれば陽に転ずる...

夙和さまがいた時は陰陽のバランスが取れていたのに...どうなっちゃうんだろう...
コメント
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