《 A計画 》 第30集(後編)
ゴメンナサイ~


曼妮を説得するのをあきらめ 「再見」 と言って去る王子を、悲しげに見送る曼妮...

バカだな...私ならあんなDVクソ兄貴なんか捨てて絶対に王子と一緒に行くのに...

クソ兄貴が家に戻ったら 「医者に化けた二少爺がお母ちゃんを連れ出した」 と使用人から報告を受けて
お父ちゃんの遺影に向かって 「なんでアンタはいつもえこひいきばかりするんだ」 と愚痴り始め...
「小さい頃...私がどんなに努力をしても、アンタの心は定国の方ばかり向いていた...
私がこの賀家の長男なんだぞ

私が仕事で大儲けしても、上がるのは賀家の名声だけ...
何故だ?...私は賀家の為に今までたくさん貢献してきた


なのに私は一度も褒めてもらった事などない...
定国はたかが海賊を捕まえただけじゃないか

財産もアイツにすべて残すのか?アンタの罪は大きい


と、お父ちゃんの祭壇に当たり散らしてたけど...
王子はひとっつも悪くないじゃん!
もし怨むんなら贔屓したお父ちゃんだろうがよ!!
今までよくも王子に酷い事ばかりしてくれたな

このイジイジしたヒガミ根性丸出しのヘタレ野郎が

オマエなんか死んでしまえ~!
ハァハァ

クソ兄貴は、家に戻って来た曼妮を 「裏切者!ヤツの母親を逃がしただろ」 って責めたら
「そうよ!何の罪もないのに監禁するなんて」 と口答えされ 「オマエも死にたいのか?」 って
また曼妮を殴ろうとして...お腹に赤ちゃんがいるのに、最低なヤロ~だな

そして怒りのクソ兄貴は、曼妮を庇った侍女の小芳を追い出してしまう...
王子とお母ちゃんは、香港を発つ前に恩人の馬弁護士にお礼を言うと

「一日も早く戻れることを祈ってる」 と言われ 「でも私はこんな立場だ...いつ戻れるか...」 って言ったら
「馬莉は私の大事な一人娘だった...親が子供を送るのは世界で一番辛いことだ
君はかつて、馬莉の死因を調べてくれただろう?」 と、クソ兄貴が婚約者を殺した件を話し始め...

「秘かに調査報告書を手に入れて、私が詳細に調べた結果、馬莉を殺したのは安邦だと分かった
賀家の財産を1人占めするためにやった事だ...だから私は香港に来てまず君を救出したんだ」 と...
そうだよね...馬叔叔と王子には共通の仇がいるんだよね

「お母さんが落ち着いたら、またじっくりと相談して協力し合おう」 と言われ固く握手をする2人...

一方のクソ兄貴は、賀家の財産が手に入らなくてイライラ(笑)
曼妮の父ちゃんに酒をぶっ掛けて 「コイツの娘が計画を台無しにしたんだ」 と遂に舅をコイツ呼ばわり(笑)

結局クソ兄貴は、自分の利益の為に利用してるヤツしか側にいないんだな...

そして、元気の無い小莉を心配する大岳は、小莉に 「夢に父が出て来て私に何か訴えかけて来たの...
まるで何かに注意しろって言うみたいに...」 って言われて、身に覚えがあり過ぎて激しく動揺


夢に殺した古彪が出て来てうなされていたけど...寝言で全部バレてしまえばいいのに...