ヤマハ旧車 空冷2気筒 4ストローク1サイクル SOHC GX & XS Heritage Special 破壊ブログ

ポイント式バッテリー点火・セル&キック併用式・リターン式6段変速・前後ディスクブレーキの旧いオートバイです。

イグニッションコイル交換

2018年05月19日 23時04分00秒 | ヤマハ GX
アイドリング不安定の原因はきっとまだイジっていないところにあるのだろうと、今回はイグニッションコイルを調べてみます。
基本的にイグニッションコイルは消耗品ではないようですが、熱で中のコイルが酸化したりすると抵抗値が上がってしまう様です。抵抗値が上がると満足な電気が流れない様です。とりあえず、清掃を兼ねて取り外してチェックします。
一次抵抗も二次抵抗も、左右共に規定値をかなり超えていました。前もって取り寄せておいたイグニッションコイルと交換します。





とても綺麗なイグニッションコイルです(*´∇`*)
こちらは3000キロしか走っていない車両のイグニッションコイルらしく、抵抗値は規定値の範囲内でした。早速取り付けます。

プラグキャップだけは、今迄付いていたNGKの物がまだ使えるのでそちらに付け替えます。
取り寄せたイグニッションコイルに付いていたプラグキャップはストックに回します。
早速取り付けます。





付きました\(^ω^)/
火花を飛ばす為の電気を一時的に蓄電するらしい?コンデンサーというパーツが汚過ぎて熱を持ちそうな気がしたので、ついでに取り外して綺麗にしておきます。

Before


After


綺麗になりました( ˆoˆ )/
全て取り付けが終わったところで恒例の行事です。

GX「キュルキュルキュルキュルドルルルーン!ドッドッドッドッドッ」

エンジンを温めに試運転に出掛けます。
スロットルを回していればエンストしないので、信号待ち以外は何もストレス無く走れます。
エンジンが温まって来た頃に帰って来ます。

GX「バルルルルーン、バルルルルーン、バルルルルーン、ガチャン、ガチャン、ガチャン、バルルルルル……キーッ!!ぷすッ…」

しかし到着のブレーキと同時に全くアイドリングせずに、いきなりエンストします。いつもと何かが違います。ニュートラルランプもウインカーも何もかも点きません(T_T)
原因を探るべく、ヒューズを点検しますが切れていません。ますます原因が分からなくなってしまいま…









…そりゃあダメですね( ̄▽ ̄;)
バッテリーのプラス端子に接続するところがブッ千切れてます。こんな事ってあるんですね。
あんなに頑丈なパーツなのに、何が原因で切断したのか全く分かりませんでした。
まあ、良いです。実はこんな事もあろうかと、取り寄せておいたスターターリレースイッチASS'Yが役に立ちます。
早速交換、取り付けます。



それではエンジンを掛けてみましょう。

GX「キュルキュルキュルキュルドルルルン!ドッドッドッドッドッドッドッ…ドッ……ドッ………ぷすッ」

もう何〜!?。゚(゚´Д`゚)゚。
やっぱりガバナーですかね!?きっと!!
ここまで色々トラブルが起こると、今の内に全てのパーツを取り寄せておきたくなってしまいます。
むしろ、車体まるごと…(-.-;)y-~~~
とりあえずガバナーの到着を心よりお待ち申し上げますm(_ _)m