つぶやき、遊び・仕事・日常

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名前で価値は上がらない

2019-01-18 18:35:34 | 日記
昨日の続きを聞いてきました。

◆物流センターフィーの決まり方
 センターフィーは小売りと問屋さんの力関係で決まると書きました。
 その通りらしいです。
 商談時、小売りが問屋さんにゲンコツを見せながら、「もっとフィーを出せ!」と言います。
 問屋さんは、半ベソで、「わ、わかりました。もうギリギリなんですが、出しますぅ。」と言います。
 小売りは勝ち誇って、商談成立です。
 でも、商談終了後のクルマの中で問屋さんは、ほくそ笑みながらペロリと舌を出します。
 そうなんです。
 問屋さんは、したたかなんです。
 ちょっとやそっとで負けはしないそうです。
 でも、負けたふりは得意なんだそうです。
 だからこそ、日本の商習慣の中で生き延びてこれたんですよね。
 見習いたいものです。
 
◆名前で価値は上がらない
 小売業各社の組織名はずいぶんと工夫して命名されています。
 曰く、
 ・統括本部    ≒  総務部を恰好よく名乗る
 ・総合企画室   ≒  窓際の一人だけの名誉職
 ・戦略本部    ≒  庶務課のことらしい
 ・商品本部    ≒  普通に商品部でいいのに
 ・MD(まーちゃんだいざー) ≒  バイヤーを恰好よく言ったつもり
 ・MD本部     ≒  これも商品部のことらしい
 ・企業設計    ≒  意味不明(知ってる方教えてください)何やるところ?庶務係?
 ・SV(すーぱーばいざー)  ≒  バイヤーのアシスタントか部下

 はっきりしていることは、名前で価値は上がらないということです。
 組織の存在価値は、業務を遂行する能力があるかどうかで決定される。
 業務を遂行する能力があれば、他の組織や取引先は足元にひれ伏します。