つぶやき、遊び・仕事・日常

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入社式訓示

2019-04-02 19:02:14 | 日記
4月1日を迎え、今年もまた新しい年度がスタートしました。
そして、多くの企業が入社式を実施しました。
社長さんが訓示をされたのですが、そんな訓示の内容を追ってみました。

◆入社式の社長訓示
 一般認識は、なかなか厳しい時代というものでしょうか、各社の訓示内容には挑戦(チャレンジ)が多く出ていました。
 興味深いのは、あまり挑戦を必要としないイメージのインフラ関連企業にそれが多かったことです。
 中部電力・名古屋鉄道・東邦ガスです。あとは、日本碍子とブラザー工業も訓示に挑戦が含まれていました。
 インフラ関連企業に就職される新人は、おそらく優秀な方々だと思いますが、若いうちから保守的な考えにならないように、
 という訓示なんでしょうね。

 そして、小売業各社ですが、老舗だが停滞感漂うY社と、新興なのに足踏み状態のV社です。
 Y社もお決まりの挑戦ですが、その後にチャンスを加えていました。
 まあ小売業は、潜在能力はあまり必要としませんから、頑張れば上へ行けるということなんでしょう。
 V社は、社長さんがかって全共闘の闘士だかで、自他ともに認める論客です。
 お話は素晴らしくお上手で、そのまま文章にできるほどなんですが、今年はちょっと言い訳というか後々の伏線というか
 そんな感じが見え隠れしていました。
 「理不尽を楽しめるように」学生時代とは違い、社会人は理不尽な状況にぶつかることがあります。
 私自身も上司の理不尽な要求に苦しみみましたが、あのときに鍛えられたと思っています。
 理不尽に負けず理不尽を楽しめるように頑張ってください、との事。
 これからパワハラが始まったり、SM(サドマゾ)があったり、我慢大会が開催されたりするけれど、我慢しろよということ?

 感銘をうけるのは東海旅客鉄道です。
 この社長さんは、自らの言葉で自らの会社の必要十分条件を語りました。
 「まずは安全第一を心掛け、そのうえで高い志を持ち、さまざまな能力を磨き、技術力を高めることによって、
 会社のさらなる発展を支えてほしい」。
 奇をてらうことなく、当たり前のことを当たり前に語っておられました。
 まあ、なんにせよ頑張りましょう。
 
 改元も「令和」と決まりました。
 命令の令ではなく、真相の令嬢とか令夫人とかご令息の「令」なんですね。
 これもまた勉強になりました。