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知らなかった加湿器

2021-05-04 06:53:22 | 日記
コロナ渦で世間で加湿器を目にすることが多くなった。
コロナウイルスは湿気に弱いらしいからのようだ。
普段何気に素通りしているのだが、考えてみると不思議だ。
あの出ている湯気のようなものは何だろう、熱くはないようだが・・・

◆加湿器のスチームは何故熱くないのか
 職場の加湿器は定期的に給水しないと水はどんどん減ってしまう、当然だろうな。
 不思議なのは、上に手をかざしても全然熱くないことだ。
 沸騰したやかんの湯気に手をかざせば、おそらくやけどをするほど熱いはず。
 お風呂の湯でも、湯気は暖かい。
 ではあのスチーム状のものは、湯気ではないのか?

 湯気の正体は水蒸気なので、その意味では同じ湯気らしい。
 だが異なるのは、加湿器の場合は超音波を利用しているらしい。
 加湿器の内部に振動版が入っていて、それが振動することにより超音波を発生させる。
 すると水中に圧力の低い場所と高い場所が出来るそうだ。
 圧力が低いところでは沸点が下がるので(高い山でも沸点が下がりますよね)、低温でも沸騰するということだ。
 なので結論を聞けば、加湿器から出てくるあのスチームは、
 超音波の振動で水の沸点が下がることにより、低温で沸騰して発生した水蒸気ということらしい。

 ふうん やっぱりあれは沸騰してできた湯気だったんだ。
 解説を聞いても不思議な現象だ。