レインボーブリッジ

ここでいうレインボーブリッジは、東京湾のものではない。
アメリカとカナダの国境にナイアガラの滝がある。
世界の観光客が最も多く訪れる絶景地のひとつらしい。
この滝を見る橋が元祖レインボーブリッジ？なのだ。
このレインボーブリッジについて、こんな話を聞いた。

◆レインボーブリッジはどうやって架けられたか
　世界的なスケールの滝がある場所なので、当然に人里離れた奥地で、かつ険しい渓谷幅は２４４ｍだそうだ。
　そんな厳しい渓谷に、はるか昔の１８４７年にどうやって橋を架けたのか。
　そこには、仕事や人生への示唆もが含まれている。

　まず風向きを読んで凧を上げる、その凧糸で渓谷の両側を結ぶ。
　そして凧糸にコイルを結んで引っ張る、次はコイルに針金とし、針金にはロープを結んでやはり引っ張る。
　最後にロープに鋼鉄のケーブルを結んで引っ張れば、この渓谷を結ぶ鋼鉄のケーブルが完成するのだ。
　この何本かの鋼鉄ケーブルを利用してつり橋を架け始め、ついに望んでいたレインボーブリッジが完成したのだ。

　種明かしをすればこういうことなのだが、ここで二つの言葉を合わせて考えてみよう。
　「どんなに複雑で困難な問題でも、それを小さく分解しひとつひとつに対処すれば、必ず解決するものだ。」
　「当たり前のことを毎日積み重ねることだけが、途方もない場所にたどり着ける唯一の方法だ」たぶんイチロー。
　行ってみたいものです、レインボーブリッジ。