破壊的な言葉

日々何気なく発しているこの「言葉」だが、実はこれらの中には本人が意識していないにもかかわらず、
人生や仕事においての破壊的な言葉があるという。
またそれらの言葉は、不幸に向かう人たちの共通点でもあるらしい。
そんな恐ろしくもあり、興味深い言葉とはこうだ。

◆人生でもっとも破壊的な言葉は「あとでやる」
　簡単な仕事を後回しにするのは、不幸な人に共通することだという。
　彼らは、「あとで」とか「明日」とか「いつか」やりますと言う。
　今は気分が乗らないからあとでやり、今日は忙しいから明日やるという訳だ。
　彼らなりに、今はまだその時期ではないということなのだろうが、結果は明日になっても年末になっても年が明けても実行はされない。
　明日になったり、来年になっても、状況が改善する見込みなどあろうはずもない。

　最も実践に適した日は今日であり、決心を実行するのに今ほどよい時はないのにだ。
　禁煙を例にとってみよう、それをある特別な先の日から始めるよりも、今日直ちに始める方が効果は確実だ。
　結局、人生で最も破壊的な言葉は「あとで」で、最も建設的な言葉は「いま」なのだ。
　つらい人生を過ごしている人たちは共通して明日やろうと思っており、成功して幸せな人たちは今日今からと考え実行する。
　こういった決心をただちに行動に移す姿勢を、行動志向性というそうだ。
　→ほう、たしかに何気にそんな後ろ向きな言葉を発しているかも知れません、これは注意が必要なようです。