言うまでもなく、人間は社会生活をする存在だ。
だが社会というものは、一人ひとりの人間から出来上がっている。
だから、それぞれの人が自分のためだけでなく、人のために役立つことをし、また誠実な生き方をすることが、
良い社会を作っていくことになるそうだ。
作家の宇野千代女史の言葉だ。
◆最も身近な人を幸せにすることは 最も難しいことであり それ故に最も価値あること
たった一人で大それたことを成し遂げようとするより、まずは自分の周囲からよくしていくことのほうが、
本当の貢献、本当の財産になっていくそうだ。
これは、天台宗の開祖最澄師の有名な言葉にも通ずる。
「一隅を照らす 此れ則ち国宝なり」。
一隅とは、言うまでもなく世間の片隅のことだ。
自分のいるほんの片隅でもいいから、明るく照らすことが国の宝にも匹敵することだという。
→もともと一隅にしか影響力のないおいらでも、世の中の役に立つことはできそうですね。