つぶやき、遊び・仕事・日常

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芸の肥やし

2024-05-03 06:36:54 | 日記

芸術家の多くは、常人とは一風変わった方々だと思う。

だから、女性との浮名やギャンブル、お酒や借金のトラブル等を起こしても、それは「芸の肥やし」として、

不問に付すなんて風潮もあったようにも感ずる。

だがビートたけしは、彼自身が落語家の古今亭志ん生を演じるにあたり、それは違うと感じたそうだ。

 

稽古や努力こそが「芸の肥やし」である

 悪さをいくらやらかしたって、芸の肥やしにはならない。

 たけしだって、今までさんざん遊んできた存在だ。

 だが志ん生を演じるにあたり、あらためてその落語を何度も聞くうちに気が付いたそうだ。

 名人と呼ばれる志ん生は、遊び人のふりをしてこっそり鍛錬をしていたに違いない。

 女遊びや夜の付き合いが芸の肥やしなんていうのは、まったくの誤解であり、

 圧倒的な稽古や努力こそが、本当の意味の芸の肥やしなのだと気づいたのだ。

 

 →これは一般社会でもあるあるですよね。

  結果を出す人というものは、やはり人知れず努力をしているものだと感じます。