もう少し若いときに、受け止めておきたかった言葉だ。
残りの時間が少なくなってきたおいらにとっては、なかなかそうは言ってはいられない。
パナソニック創業者の、松下幸之助翁だ。
◆無理に時を焦らずに時を待つ心も必要
悪い時が過ぎれば、良い時は必ず来る。
おしなべて、ことをなす人は、必ず時の来るのを待つ。
あせらずあわてず、静かに時の来るのを待つ。
時を待つ心は、春を待つ桜の姿と言えよう。
だが何もせずに待つことは、僥倖を待つに等しい。
静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。
蓄えられた力がなければ、時が来ても事は成就しないだろう。
ビジネスは、一年ごとの決算で経営責任が問われる。
しかし、成功というものは、そういう風潮にはそぐわないもののようだ。
時代の波とか、個人や集団の蓄えられた力が必要なのかもしれない。
だから、時が来るのを信じて着々と我が力を蓄えるという姿勢が大事なのでしょうね。
→明日死ぬと決まっていたら、そんな風に力を蓄える自信はありません。
でもそういう気持ちは大事にしたいものです。