過日、親族の喜寿の祝いに臨席することとなった。
同じく親族のクルマの送迎付きで、昼間からビールを飲み、おいしい肉料理を食することができた。
会場は、祝われる本人の血族等が次々と挨拶やらお酌やらで忙しく動いている。
おいらは遠縁なので、まあ気楽なもので、ニコニコ笑って酒を飲んでいればいい立場だ。
ところが!!
年齢のこともあるのだろうか、突然に予告なく中締めの挨拶を振られてしまった。
◆毎日毎日ここで駄文を書き連ねたことの一つを披露した
紀元前の哲人や近世の偉人、それに先達さん等の数々の名言やら金言やらを書き散らしてきた。
それらは、世の人に紹介する意図もあるが、実はおいら自身に言い聞かせるものだ。
そんな言葉の一つが、ここで役に立つ。
〇〇さん、喜寿をお迎えになって、本当におめでとうございます。
多くの苦難を乗り越えて今日をお迎えになられたことは、素晴らしいことだと思います。
それでも!!
もっと素晴らしいのは、こうして多くの親類縁者の方々が健康で幸せにここに集えたことではないでしょうか。
その意味で、現在の幸せに皆さんで感謝をしながら、ここで中締めをしたいと思います、とやったのだ。
かっておいらがおむつを替えてやった妙齢のご婦人も、少し感心してくれたようで、ちょっとうれしかった。