年齢を重ねるごとに、当然のごとく残りの人生は少なくなっていく。
だから、何かに取り組もうとか、何かをやり抜こうという気力はだんだんと薄れていく。
そんなあきらめにも似た心持ちを中村天風師は否定し、生き方を力づけてくれる。
◆明日死を迎えるとしても今日から幸福になって遅くない
師の教えは、あくまで常識的かつ合理的だそうです。
超自然に頼ることはありません。
非科学的な迷信は、自分自身に消極的な暗示をかけるものだと否定しています。
一日一日を大切にし、幸せに生きることを心がけるのみなのです。
その教えに共感する人は多く、松下幸之助翁・稲森和夫氏等にも影響を与えたそうだし、
大谷翔平選手も師の書籍を愛読しているそうだ。
→たしかに、明日死を迎えるとしても、今日やるべきことはやるべきだし、
今日から幸せになっても遅くはないということなんですね。
ちょっと元気が出る言葉ですね。