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太陽光発電事業の闇

2024-05-13 06:42:58 | 日記

もう国を挙げての課題のようだ、再生可能エネルギーの開発。

その中でも比較的容易 に取り組めるのが、太陽光発電だ。

なので、多くの企業が取り組みたいと考えている。

だが、そんな企業のほとんどは素人同然なので、専門家の力を借りて進めようと思っているはずだ。

そこで、こんな専門家(詐欺集団)が跋扈することとなる。

 

詐欺師は本当のことしか言わない

 いくら素人集団の甘ちゃん企業だって、簡単には騙されやしません。

 それでも東証プライムに上場している企業でも、

 親会社から再生可能エネルギーを早急に確保せよとのプレッシャ-があります。

 なので、専門家(詐欺集団)の提案に耳を傾けるものです。

 ・地権者の借地承諾書を得ています

 ・地元町内会長との事前協議中(終了していないことに留意)

 ・地方自治体との事前協議を行っています(終了していないことに留意)

 ・工事投資計画とゼネコン見積書取得済み

 ・系統電力会社の接続事前承認取得済み

 ・長期損益計画で利益確保が確認済み

 これらはすべて本当のことなのです。

 

 この太陽光発電プロジェクトは、他企業に売買することはできません。

 でも、このプロジェクトを企画している企業そのものを売買することは可能なのです。

 ですから、利益を生むこの権利を持つ企業を買いませんかと言う話です。

 まだまだ疑問があります、そんなに儲かるならば、なぜ自分でやらないのか。

 我々(詐欺集団)には、信用力がないので借入金利が3~4%になってしまいます。

 御社ならばプライム企業(巧なおせじです)なので、1%未満で借り入れできるはずで事業性が高まります。

 さらに、完成までの1~2年(これが唯一のウソ)待つよりも、

 このプロジェクトを売却して次のプロジェクトに取り組んだ方が効率がいいのです。

 

 かくして、このプライム企業(T産業)はこのプロジェクトを数十億円で購入しましたが、

 いつまでたっても行政の許可は得られず、結局数十億円の特損を出すことになりました。

 さらに!!この企業は、もう一つ怪しいプロジェクトを購入していました。

 こちらは、早い段階で怪しさを察知し、同じく親会社を持つプライム企業に売却しています。

 予想通りに、このプロジェクトもとん挫し、売却先企業から訴訟提起も受けています。

 まあ、この訴訟で負けることはないと思います。

 先方もそれは承知で、訴訟に負けてしかたなく特損計上するというストーリーなのでしょう。

 こうして、誰も傷を負うことなく、詐欺師集団が利益をむさぼるのです。

 

 →詐欺師というものは、100の内99までが真実で、最後のひとつがウソなのですね。 

  そして、最終的には国民がこれらのツケを支払わされるのでしょうね。