本来のGWは今日で終わりですが
先日書いたような事情と、一般社会的な事情で
まるでGWの様な休みは続きます
(今日こそ自転車洗おう!)
さて、加工の方は
加工図Ⅱへ移りますが
又勝手に変な名前を付けています
丸桁(ガギョウ)と言う部材は、社寺建築には普通に使われる物で
一般建築の桁とか梁の様な横架材のようですが
その構造的な特徴だけを引っ張って来て丸桁として
長手と短手、内側と外側で少し部材の作りが違うので
それによって名前を付けてみました
で、最初は長手の丸桁から作りますが
造りが同じ所が有るので、そこは同時に作ってやります
まずSPFの2x6の6f材を1762mmに四本長さ切りしたら
四本をバイス等で絞め合わせて木刃の面を揃え
(材料の幅方向を揃える・・・高さを揃える?文字だけでは・・・難しい⁈)
同時に木口の位置も揃えたら、加工図Ⅱで下を向いて
口を開いている、38mm幅の44.5mm深さの欠き込みを
丸鋸櫛歯工法(そんな大げさな物か!)で加工してやります
ただ、部材の中央の欠き込みと、木口近くの140mm幅の部分は
外長丸桁と内長丸桁で造りが違うので注意して下さい
取敢えず両木口の近くの四ヶ所の欠き込みが出来たら
一度バイスを外して、外長丸桁と内長丸桁に分けて
外長丸桁は放置して、内長丸桁は再度バイスで締めて揃え
中央の欠き込みから先に造ってしまいます(丸鋸の刃の出が同じなんでね)
その後で、丸鋸の刃の出を19mmに調整して
丸鋸櫛歯で140mm幅の部分を櫛歯に切り込んで
ナグリで叩き落とし、ノミで攫えて仕上げてやります
後は、図面で上を向いている木口の角を
38mm38mmの45°に斜め切りして
木口部分だけ面取りしてやれば内長丸桁は完成ですが
問題は、外長丸桁の方です
中央部分の38mm幅の欠き込みと、両端の140mm幅の欠き込みは
両方、厚みの半分19mmの深さまでを欠き取るので
何時もの様な丸鋸櫛歯では作ることが出来ません・・・
(ジャ、どうするんだよ⁈どないしょ?)
中央の38mm幅の方は、丸鋸の刃の出を19mmに調整して
普通に材料を切断するように丸鋸定規を木刃側から当てて
材料に直角に丸鋸を入れて、櫛歯に切り込みを入れて行きますが
反対側の木刃迄切通て行く訳には行きませんから
墨の位置44.5mmの所で丸鋸を止めてやります・・・
と言う事に成りますから、当然幾らも切り込めずに
残る部分の方が多いくらいに成ると思いますが
(当り前ですが、丸鋸の刃は丸いですからね)
後は地道にノミで叩いて仕上げて下さいm(__)m
で、140mm幅の方は、刃の出を19mmに合わせた状態で
落し切りで切り込みます!
何時ものやり方と違って、刃の出は19mmに固定しておいて
丸鋸自体を落として行く様にして切り込みます
切込み位置を調整することが難しくなるので
ガイド定規を使って、加工図で見えている面に対する
19mmの位置が取れる様に調整してやります
丸鋸のガイド定規を、丸鋸の右側から差し込んで
ガイド定規から、丸鋸の刃の左側の面までの距離を
19mmにセットして、ガイド定規を材料の右側の木刃
(加工図で見たら下側の木刃です)へ当てて
丸鋸刃、刃が材料に触れない様に
尻を持ち上げた状態で構えておいて
スイッチを握って、刃を回転させた状態で
徐々に丸鋸自体を下へ降ろして行って切り込んで行きます
(何時もの落し切り以上に根性がいるかも⁈そろそろ書き過ぎてるかも?)
で、切込み幅の方の19mmの位置が切り込めたら
後はそこから木刃へ向けて小まめに切込みを入れて
最後は、木刃を削ぎ落す様に鋸刃を入れて
後は地道にノミの出番ですが
まずは、先程の中央部の欠き込みと同様で
丸鋸では切りきれない部分が出来ますから(墨の直近とか)
ここへノミを叩いておいて、後は何時もの櫛歯と同様に
叩いたり削ったりで、櫛歯の残りは取れると思いますが
切り残しが木材の繊維方向を向いていますから
何時もの調子で無茶な取り方をすると
簡単に深さが深く成ったり、余計な所まで欠き込みが広がったり
大変な事に成るので、チョット引っ掛かりが有るな~
と、思ったらすぐにノミで切り削る様にして
整えて下さい
で、粗が取れたらRになって残っている部分を
ノミで少しづつ叩いて削り取り整えたら
外長丸桁も出来上がりです
(自分でも書いててチンプンカンプンだな?)
以上m(__)m
既にデーター量オーバー確定位書いたので
又明日です(挫折確定かな?)