工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

こんな本、でいいのダ

2018年05月18日 | 日記・エッセイ・コラム
たまたま図書館で見つけました。
なんともグッドタイミングなので借りてきました。



エッ、何コレ。
正直言ってエロ・グロ・ナンセンスのオンパレード+ギャグ。

赤塚不二夫の「追悼」らしい本とはいえ、なんとも凄い。
昭和のキョーレツ・ギャグ漫画には免疫力の強いソウコオヤジも脱帽。

巷間伝え聞くとおりのハチャメチャでシッチャメッチャカ。
野坂昭如や小沢昭一、大島渚に永六輔などのレジェンドと同じニオイ。

集団の中で同じ方向を向けない斜に構えた人々。
権威権力を笑い飛ばす戦後焼け跡世代の反骨精神。

我々のような腰の引けたシラケ世代には
なんとも眩しい限りの大先輩たちの声が聞こえる。

不真面目に生きているか、
いい加減に生きているか。

まさか「忖度」なんて
ひょつとして「過労死」なんて。

         📖

平成もあと一年足らずの昨今、一歩間違えば・・・。
でも、本当の自由とは何かを考えさせる本。

天国の赤塚先生、これでいいんでしょうか?
ひょつとして、なぁ~んにも考えてなかったりして。

でも、やっぱしこれでいいんでしょうね・・・たぶん。