工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

踏切鉄のために・・・

2021年09月27日 | 作品作り
もうすぐ2歳になるHはこんな絵本を持ってやってきた。



踏切だけのDVDも、カンカン音の出る踏切オモチャも持っているらしい。
乗り鉄・撮り鉄ならぬ完全な「踏切鉄」だ。

何とも鬱陶しい遮断器の「カンカン」音もヤツには心地よい…らしい。
これはヒコーキのエンジン音が好きなソウコオヤジには理解…できる。

さて、そんなHに大好きな踏切の遮断器を作ってやることにした。
材料はいつもながら全て工房にあるものしか使わない。

まずは、黄色い画用紙にガムテープ、障子紙の芯の紙管、木の丸棒。



そして、スチロール板に黒のポスターカラーを塗って・・・



またまたいい年こいてソウコオヤジならぬソウコジジイは何やってんだろう。
朝から晩まで工房に閉じこもって遮断器の完成だ。



いざ、Hの喜ぶ顔を思い浮かべつつ壊さないように踏切を持って
途中ですれ違うKさんの奥さんに怪訝な顔をされつつも無事帰宅。

(これを見たHの反応は・・・)

実はHにとって遮断棒の長さや立てかけ強度等の不具合が見つかり
設計変更と部品追加等で翌日は丸一日工房で過ごす羽目に・・・

そして、改良型遮断器が遂に完成。



(そして、再びこれを見たHの反応は・・・)

そりゃそうだ、そんな事くらい最初からソウコジジイには分かっているのサ。
だから、こっそりこんなモノも作っておいたのサ。



ジャーン、(いつものドラえもんの声で)「障子紙の芯だけの遮断棒」
コレの方が断然応用がきいていろいろ遊べるのダ。

ここまでやればもうHの反応なんかどうだっていい。
ジジイの自己満足、ここに極まれり。

               🚂

PS⇨狭いマンション暮らしのHは短く切った遮断棒の切れ端を持って帰った。
   今頃は棒を持ってカンカン言いながら機関車トーマスでも見ているだろう。