工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

ことば辞典と暇つぶし

2022年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム
以前にも紹介した「ことば選び実用辞典」ですが
正直言って最近はまともな文章を書かないのでほとんど出番はアリマセン。



ところで、誰しもわけの解らない若者言葉や日本語の乱れなどが気になるように
個人的には昔の職業柄もありますが、極端な「キラキラネーム」がダメです。

ついでながら、コトバには「話し言葉」と「書き言葉」がありますが
昨今は「指押しコトバ」が言葉の世界を席巻しているようですが・・・

自分の意志の伝達手段としてそれぞれの特性がある中で
「指押しコトバ」(注)と誹謗中傷は何だか相性抜群なようですが・・・

(注)ソウコオヤジの勝手な造語で「ハンドサイン」の事ではありません
   



例えば手紙を書いて切手を貼ってポストに入れてまで
わざわざ相手を罵ろうと思っているうちにめんどくさくなる。

急ぐのなら電話をかけて相手を呼び出して直接罵声を浴びせる
な~んて、とても勇気がなければできっこない。

そこで今世紀に入り便利な小道具が登場。
有名なたとえ話の「メスとドス」の機械。

同じくらいの道具なのに
メスは人の命を救う道具
ドスはヒトの命を奪う道具。

使い方次第ではメスがドスになり、ドスがメスになる。
スマホが命を奪い、同じスマホが命を救う。

そうだ、「ハケに毛がありハゲに毛が無し」を思い出した。

ところで「キラキラネーム」の事なんですけど、法律を改正して
二十歳になったら自分で自分の名前を改名出来るとしたらどうでしょう。

勿論親が愛情をもってつけてくれた名前を変えなくてもいいし
社会人になって銀行や病院などで不都合な思いをしていたら改名OK。

昔、妹尾河童さんが改名するのに苦労したのを読んだことがあります。
因みに司馬遼太郎サンの「花神」を読んでいると昔の人は勝手に・・・

村田蔵六→大村益次郎、桂小五郎→木戸孝允
せめて伊藤俊輔→伊藤博文くらいにしておいてほしいもんです。

この改名も本を読むとそれなりに理由があるようで
こちらも読者としてはいいような悪いような。

要するに夫婦別姓もジェンダーフリーも学生服もそうだけれど
誰にも迷惑がかからなければもっと選べる自由があっていいんじゃないですか。

本日も40℃になりそうな工房での作業は命取りになりそうなので
2日続きで事務室のパソコンで暇つぶしキーを叩いています。

さて、午後は「花神・中」の再読続行。
昨日ちょうど村田蔵六が「大村益次郎」になったところを読みました。

そんな事もあって「酷暑」と「花神」せいで
こんなとりとめのない文章になりました。

(独り言)➽パスポートや免許証にカッコいいミドルネームが欲しい