工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

「ビエンナーレ」参加記(完)

2011年07月30日 | 旅行記

●いよいよ四万温泉の街中へ移動。まずはあの

有名な「積善館」まえの東屋にある森本一朗さん

の作品を鑑賞。

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●この作品も山重さんがしっかりと解説してくれたの

ですが、正面に見える積善館の建物の方に見とれて

いて聞き逃しました。スミマセン。・・・という訳で見とれ

ていたのがこちらです。

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●「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったという

事でさらに有名になってしまいましたが、こうして本物を

見ると風格があり本当に美しい建物だと思います。正に

この建物こそアートだ! なんて思わず叫びたくなるほどの

積善館でした。

Dsc05791

●最後は大黒屋「魔法使いの部屋」を鑑賞。魔法使い

の部屋にしては純和風の「引き戸」を開けて入っていく

というアンバランス。魔法使いも湯上りの浴衣姿で登場

して来そうな雰囲気です。さて、部屋の中から登場した

のはいったい何?

Dsc05793

●まずは発泡スチロールで出来た「すべれない滑り台」。

作家の吉田樹人さんは本来金属製で「堅牢であるはず」

の滑り台のイメージを間逆の一番壊れやすい素材を使

って我々の常識を破壊してくれたようです。納得。

Dsc05794

●次の佐藤紫寿代さんの作品の素材は、なんと樹脂粘土

に噛んだガムだそうです。心臓を表現しているんだそうで

すが、「噛んだガム」という響きがあまりにもインパクトがあ

りすぎて、作品自体を正視出来ませんでした。綿棒や岩や

上履きを見てきた後なので、たいがいの素材には免疫が

出来ていたのに・・・。

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●駐車場に戻る途中で「まるたか商店」のショーウインドゥ

に飾られている木彫のお爺さんをみんなで見学しました。

前回のビエンナーレで出展されていた作品が大変気に入

ってしまい、ビエンナーレ終了後に作品を買い取って、店先

に飾っているそうです。

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●両手に花ならぬ、両手に美人のマネキンと共に立派な

ショーウインドゥに飾られている「お爺さん」の顔は本当に

満足そうでした。幸せな老後とは正にこの事では・・・。

でも、右側のマネキンにはカツラが欲しい。

        

             旅行後記 

 今回のジョウモウ大学主催「ビエンナーレができるまで」

に参加してまたまたアートに関する見方・感じ方・考え方が

変わりました。これからの倉庫ギャラリーの作り方・利用

方法にも大変参考になるベストタイミングの講座でした。

今回紹介した作品は、当日鑑賞した作品の約半分です。

途中でどれがどれだかわからなくなってしまった場所も

あるので作品と作家さんの名前が間違っているかもしれ

ません。もし間違っていたら訂正しますのでご一報下さい。

最後になりましたが、この企画と当日すばらしい運営を

してくれたスタッフの方々に感謝。


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