工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

時計鯉幟観覧車

2022年08月05日 | 作品紹介
キューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」ならぬ
「時計仕掛けの鯉のぼり観覧車」です。



要するに御覧の通り。
時計の秒針を外して三匹(?)の鯉のぼりを回転させてます。

勿論時間が分かるわけでもなく
バルサの鯉のぼりが3匹でクルクル回っているだけ。

強いて言うならば何の意味がないところに意味がある。
なので、意味のないものに意味を見つけたら意味がなくなってしまう。

確かこれを作ったキッカケは鈴廣かまぼこの板。
これを使って何か作ってみたくなったのは数年前。



つい最近まで洗面所の窓際に置いて歯を磨きながら眺めてましたが
わけあってただいま製作現場の工房に里帰り中です。

新たな安住の地がみつかるまで無意味な時計兄弟の「回転木馬」と共に
クルクル回りながら無意味な毎日を過ごしています。

因みに模型用ソーラーパネルの羽根車も工房の4か所の窓で
太陽の動きに合わせて元気に回っています。

           🎡

(注)今日は朝から久しぶりの曇天なので
   ソーラー羽根車は「回転休業」中です。












ことば辞典と暇つぶし

2022年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム
以前にも紹介した「ことば選び実用辞典」ですが
正直言って最近はまともな文章を書かないのでほとんど出番はアリマセン。



ところで、誰しもわけの解らない若者言葉や日本語の乱れなどが気になるように
個人的には昔の職業柄もありますが、極端な「キラキラネーム」がダメです。

ついでながら、コトバには「話し言葉」と「書き言葉」がありますが
昨今は「指押しコトバ」が言葉の世界を席巻しているようですが・・・

自分の意志の伝達手段としてそれぞれの特性がある中で
「指押しコトバ」(注)と誹謗中傷は何だか相性抜群なようですが・・・

(注)ソウコオヤジの勝手な造語で「ハンドサイン」の事ではありません
   



例えば手紙を書いて切手を貼ってポストに入れてまで
わざわざ相手を罵ろうと思っているうちにめんどくさくなる。

急ぐのなら電話をかけて相手を呼び出して直接罵声を浴びせる
な~んて、とても勇気がなければできっこない。

そこで今世紀に入り便利な小道具が登場。
有名なたとえ話の「メスとドス」の機械。

同じくらいの道具なのに
メスは人の命を救う道具
ドスはヒトの命を奪う道具。

使い方次第ではメスがドスになり、ドスがメスになる。
スマホが命を奪い、同じスマホが命を救う。

そうだ、「ハケに毛がありハゲに毛が無し」を思い出した。

ところで「キラキラネーム」の事なんですけど、法律を改正して
二十歳になったら自分で自分の名前を改名出来るとしたらどうでしょう。

勿論親が愛情をもってつけてくれた名前を変えなくてもいいし
社会人になって銀行や病院などで不都合な思いをしていたら改名OK。

昔、妹尾河童さんが改名するのに苦労したのを読んだことがあります。
因みに司馬遼太郎サンの「花神」を読んでいると昔の人は勝手に・・・

村田蔵六→大村益次郎、桂小五郎→木戸孝允
せめて伊藤俊輔→伊藤博文くらいにしておいてほしいもんです。

この改名も本を読むとそれなりに理由があるようで
こちらも読者としてはいいような悪いような。

要するに夫婦別姓もジェンダーフリーも学生服もそうだけれど
誰にも迷惑がかからなければもっと選べる自由があっていいんじゃないですか。

本日も40℃になりそうな工房での作業は命取りになりそうなので
2日続きで事務室のパソコンで暇つぶしキーを叩いています。

さて、午後は「花神・中」の再読続行。
昨日ちょうど村田蔵六が「大村益次郎」になったところを読みました。

そんな事もあって「酷暑」と「花神」せいで
こんなとりとめのない文章になりました。

(独り言)➽パスポートや免許証にカッコいいミドルネームが欲しい


























ホンモノと模型の窯

2022年08月01日 | 作品紹介
工房内にある本物のガス窯と電気窯です。
トタン屋根の掘っ立て工房には首振りが壊れた扇風機一台。



午後には40℃近くになる真夏の工房で窯焚きをするはずもなく
両方とも寒くなるまで暫し休憩中。

実は秘密裏にただいま工房のリノベ計画が進行中。
なのでリノベの参考にと思い、昔作った工房模型を引っ張り出しました。



材料はオールバルサ材、塗料は確かアクリル絵の具だったような・・・
後ろに見える50分の1の平面図に合わせてテキトーに作った2つの陶芸窯模型。

さて、ホンモノの陶芸窯の復活の日はいつになるんでしょうか。