基礎配筋



基礎の配筋が完了したので、出勤前に自邸の配筋検査しました。
小さいので工程が早い早い、、、

先日も書きましたが、職人さんも良い人が来てくれているようで
配筋の丁寧さはバツグンでした。
かぶり厚さ、定着長さ、結束数、、、
なんかうれしくなっちゃいました。

また、こんなに小さな物件だと鉄筋のミルシートまで出て来ないでしょうが
正しい設計事務所に依頼していれば確認してもらってください
鉄筋にもJIS規格はあるので13mmの鉄筋にも製作工場のマークが入っています。
また、ミルシートが出る規模だからと言って安心してもいけません。
きちんと出て来た書類の数と、使っている鉄筋のマーク種類の照合も必要です。




ここでの1ポイント



ピンボケボケの写真ですが、違いがわかりますか?

コンクリートの命は【かぶり厚さ】です。
鉄筋と型枠とのかぶり厚さが不足するなんてのは最悪です。
近所に古いコンクリートの建物があったら見てみてください。
コンクリート部分が欠け落ちて錆びた鉄筋が見えてませんか?

写真の違いは結束線のかぶり厚さです。
鉄筋と型枠のかぶり厚さは十分に確保されていても
この結束線のかぶり厚さまで注意できる職人さん
というか、施工業者の管理者も気づく人は少ないです。

結束線というのも鉄製です。
これのかぶり厚さが不足している建物は
外からみると、所々にプツプツと錆の跡があります
放っておけば錆の汁が外壁を汚し、またそのままだと、、、

ってな感じ。
ブログなので詳細まで解説しきれません。
内容についての疑問、訂正、補足等や、
自分の家が心配になった方は近くの専門家に診てもらって下さい!
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