7月16日(月)に、登山口までのシャトルバスが発着する「とよぬか山荘」に前泊しました。
「とよぬか山荘」は、廃校跡を利用した宿泊施設で、人数制限有りの予約制です。
当日の宿泊客は、私を含め6人だったと思います。
実は、15日の日曜日まで、日高地方はかなりの雨が降っています。
沢の徒渉があることから、予定変更も考えながらの前泊でした。
受付の際、宿の方にシャトルバスの運行を尋ねると、「明日の7時発、第2便から運行の予定です。」との事でした。(中止もある雰囲気でした・・・。)
後で聞いた話ですが、かなり前から運行していなかった模様です。
同室になった方の話では、道の駅で3日間時間を潰していたそうです。
さて、夕食です。
北海道名物?の「ジンギスカン鍋」でした。
7月17日(火)の朝です。
まずまずの空模様です。
シャトルバスが来ました。先ずは一安心です。
シャトルバスには、当日朝に来たお客さんを含め、15名だったと思います。
それ以外に、「幌尻山荘」の管理人さんも同乗でした。
登山口に到着です。
ここから、長い林道歩きが始まります。
久々の自炊登山で、55リットルのザックに荷物を詰め込み、徒渉用の「ヒップウェーダー」を括りつけて、総重量約20kgでした。
バスに乗る前に、幌尻山荘の管理人さんに、「重いね~っ。」と言われたのを思い出しました・・・。
重いです。確かに重いです。ヘタをすると揺れます・・・。
そんな、重いザックを背負い、ひたすら歩きます。
雨後のせいでしょうか、あちらこちらで「滝」が見られます。
林道脇の沢も、滝になっています。
少し歩くと、林道の真ん中に、黒い「落とし物」です。
「山親父」が、「俺の縄張りだ」と主張するために置いて行ったんでしょうか・・・?
また、滝が見えて来ました。
なかなか良い滝ですよねっ。
時折、爽やかな風も吹くのですが・・・、陽射しもあり、ヘトヘトになって来ました・・・。
北海道電力の、取水口前の橋に到着です。
雪解けの頃に流された模様です。
本来なら、1時間くらい先で徒渉が始まるのですが、ここから沢を渡ります・・・。
ルートのマークも無く、自己責任で徒渉ルートを探します・・・。
結構、流れが速く、水量も多かったので、ドキドキもんでした・・・。
渓流釣りの経験があるので、徒渉には自信がありましたが、かなり戸惑いました・・・。
何とか渡り切り、取水口に到着です。
少し歩いた所に、案内板が置いてありました・・・。
後、4kmだそうですが・・・。
こんな鎖場も数か所あります。
後ろから来たグループに、追い付かれました・・・。
地元ガイドの方と、そのお友達4名に管理人さんでした・・・。
「付いて来たら」と言われましたので、後ろを歩きます。
徒渉の光景です。
足場を組んだ、橋もありました・・・。
滝を見て、休憩です。
梯子場もありました・・・。
左側の、棒を持った方が管理人さんです。
まだまだ続きます・・・。
長い滝が見えて来ました・・・・。
そして、黄色いお花も咲いていました。
やっと、「幌尻山荘」が見えて来ました・・・。
最後の徒渉です・・・。
途中までご一緒だった方々から、かなり遅れての到着です。
途中で、ウェーダーに水が入ってしまうと言うアクシデントもありました・・・。
ヘトヘトながら、濡れた物を干して、暗くなる前にと、アタックザックに荷物を入れ替え、寝床の準備と、夕食の準備をします。
明日、登れるのかなぁ・・・、こんな感じで・・・。
7月18日(水)の朝です。
4時過ぎに小屋を出発です。
昨日の疲れが未だあり、体調は今一です。
そんな事を許してくれません・・・、この山は・・・。
ただひたすら、登り、登り、急登です・・・。
黄色いお花が元気をくれました・・・。
「キスゲ」の仲間でしょうか?
こちらは、「オトギリソウ」の仲間の様です。
「命の水」に到着です。
稜線までは、ここからもう一登りです。
稜線に出ると、お花が沢山出迎えてくれました・・・。
「ミヤマキンバイ」でしょうか?
「ゴゼンタチバナ」です。
名前不明さんです。
「イソツツジ」の様です。
稜線には、時折ガスが掛かります。
こちらにも、綺麗なお花が・・・。
「ハクサンチドリ」でしょうか?
「チシマフウロ」です。
「ミヤマアズマギク」です。
稜線下に広がる「北カール」には、残雪が見えます。
可愛いお花です。
「ジムカデ」でしょうか?
稜線脇は、お花畑です。
「チングルマ」も咲いていましたよっ。
こちらは、「チドリ」の仲間でしょうか?葉っぱが「斑入り」です。
稜線も、所々にピークがあり、なかなか簡単に頂上には着きません。
来たカールを、ぐるりと巻いて行きます。
「ハクサンイチゲ」です。
「名前不明」さんです。
稜線を振り返ります。
右下の山から登って来ています・・・。
新冠からのコースの分岐です。
やっと。頂上が見えて来ました・・・。
頂上到着です。
頂上の山名板です。
北カール方向です。
戸蔦別岳方向です。
新冠(にいかっぷ)方向です。
長い休憩の後、下山します。
途中、新冠のダム湖が見えました・・・。
そして、岩陰に紫のお花です・・・。
「ミヤマリンドウ」でしょうか?
長い、長い、ひたすら長い下山です。
途中の林の中で、「ギンリョウソウ」を見付けました・・・。
疲労困憊で、山荘到着です。
7月19日(木)、「お疲れさん」状態の体調で、4時半頃に下山開始です。
やっと、取水口が見えて来ました。
最後の徒渉を終えると、ひたすら長い林道歩きです。
陽射しが地獄の拷問の様です。
あぁ・・・、風が欲しい・・・。
途中で、「アザミ」の花にとまる蝶をパチリ・・・。
もう、ヘトヘトで、写真を撮る気力もありません。
気力のみで歩きます・・・。
頑張ったお陰で、10時頃に登山口到着です。
11時のバス予約でしたが、運良く帰りのバス(臨時便?)に乗せて貰えました・・・。
疲れました・・・。
温泉は、「日高高原荘」でお世話になりました・・・。
温泉の後は、道の駅「樹海ロード日高」で車中泊です。
疲れすぎて、何もする気になりませんでした・・・。
本日(7月20日)は、朝から曇天で、時折小雨が降っています。
丁度良い、休養日になりそうです。
しかし、つくづく体力の無さに気付かされました・・・。
気力だけで登った、最難関の山でした・・・。
「とよぬか山荘」は、廃校跡を利用した宿泊施設で、人数制限有りの予約制です。
当日の宿泊客は、私を含め6人だったと思います。
実は、15日の日曜日まで、日高地方はかなりの雨が降っています。
沢の徒渉があることから、予定変更も考えながらの前泊でした。
受付の際、宿の方にシャトルバスの運行を尋ねると、「明日の7時発、第2便から運行の予定です。」との事でした。(中止もある雰囲気でした・・・。)
後で聞いた話ですが、かなり前から運行していなかった模様です。
同室になった方の話では、道の駅で3日間時間を潰していたそうです。
さて、夕食です。
北海道名物?の「ジンギスカン鍋」でした。
7月17日(火)の朝です。
まずまずの空模様です。
シャトルバスが来ました。先ずは一安心です。
シャトルバスには、当日朝に来たお客さんを含め、15名だったと思います。
それ以外に、「幌尻山荘」の管理人さんも同乗でした。
登山口に到着です。
ここから、長い林道歩きが始まります。
久々の自炊登山で、55リットルのザックに荷物を詰め込み、徒渉用の「ヒップウェーダー」を括りつけて、総重量約20kgでした。
バスに乗る前に、幌尻山荘の管理人さんに、「重いね~っ。」と言われたのを思い出しました・・・。
重いです。確かに重いです。ヘタをすると揺れます・・・。
そんな、重いザックを背負い、ひたすら歩きます。
雨後のせいでしょうか、あちらこちらで「滝」が見られます。
林道脇の沢も、滝になっています。
少し歩くと、林道の真ん中に、黒い「落とし物」です。
「山親父」が、「俺の縄張りだ」と主張するために置いて行ったんでしょうか・・・?
また、滝が見えて来ました。
なかなか良い滝ですよねっ。
時折、爽やかな風も吹くのですが・・・、陽射しもあり、ヘトヘトになって来ました・・・。
北海道電力の、取水口前の橋に到着です。
雪解けの頃に流された模様です。
本来なら、1時間くらい先で徒渉が始まるのですが、ここから沢を渡ります・・・。
ルートのマークも無く、自己責任で徒渉ルートを探します・・・。
結構、流れが速く、水量も多かったので、ドキドキもんでした・・・。
渓流釣りの経験があるので、徒渉には自信がありましたが、かなり戸惑いました・・・。
何とか渡り切り、取水口に到着です。
少し歩いた所に、案内板が置いてありました・・・。
後、4kmだそうですが・・・。
こんな鎖場も数か所あります。
後ろから来たグループに、追い付かれました・・・。
地元ガイドの方と、そのお友達4名に管理人さんでした・・・。
「付いて来たら」と言われましたので、後ろを歩きます。
徒渉の光景です。
足場を組んだ、橋もありました・・・。
滝を見て、休憩です。
梯子場もありました・・・。
左側の、棒を持った方が管理人さんです。
まだまだ続きます・・・。
長い滝が見えて来ました・・・・。
そして、黄色いお花も咲いていました。
やっと、「幌尻山荘」が見えて来ました・・・。
最後の徒渉です・・・。
途中までご一緒だった方々から、かなり遅れての到着です。
途中で、ウェーダーに水が入ってしまうと言うアクシデントもありました・・・。
ヘトヘトながら、濡れた物を干して、暗くなる前にと、アタックザックに荷物を入れ替え、寝床の準備と、夕食の準備をします。
明日、登れるのかなぁ・・・、こんな感じで・・・。
7月18日(水)の朝です。
4時過ぎに小屋を出発です。
昨日の疲れが未だあり、体調は今一です。
そんな事を許してくれません・・・、この山は・・・。
ただひたすら、登り、登り、急登です・・・。
黄色いお花が元気をくれました・・・。
「キスゲ」の仲間でしょうか?
こちらは、「オトギリソウ」の仲間の様です。
「命の水」に到着です。
稜線までは、ここからもう一登りです。
稜線に出ると、お花が沢山出迎えてくれました・・・。
「ミヤマキンバイ」でしょうか?
「ゴゼンタチバナ」です。
名前不明さんです。
「イソツツジ」の様です。
稜線には、時折ガスが掛かります。
こちらにも、綺麗なお花が・・・。
「ハクサンチドリ」でしょうか?
「チシマフウロ」です。
「ミヤマアズマギク」です。
稜線下に広がる「北カール」には、残雪が見えます。
可愛いお花です。
「ジムカデ」でしょうか?
稜線脇は、お花畑です。
「チングルマ」も咲いていましたよっ。
こちらは、「チドリ」の仲間でしょうか?葉っぱが「斑入り」です。
稜線も、所々にピークがあり、なかなか簡単に頂上には着きません。
来たカールを、ぐるりと巻いて行きます。
「ハクサンイチゲ」です。
「名前不明」さんです。
稜線を振り返ります。
右下の山から登って来ています・・・。
新冠からのコースの分岐です。
やっと。頂上が見えて来ました・・・。
頂上到着です。
頂上の山名板です。
北カール方向です。
戸蔦別岳方向です。
新冠(にいかっぷ)方向です。
長い休憩の後、下山します。
途中、新冠のダム湖が見えました・・・。
そして、岩陰に紫のお花です・・・。
「ミヤマリンドウ」でしょうか?
長い、長い、ひたすら長い下山です。
途中の林の中で、「ギンリョウソウ」を見付けました・・・。
疲労困憊で、山荘到着です。
7月19日(木)、「お疲れさん」状態の体調で、4時半頃に下山開始です。
やっと、取水口が見えて来ました。
最後の徒渉を終えると、ひたすら長い林道歩きです。
陽射しが地獄の拷問の様です。
あぁ・・・、風が欲しい・・・。
途中で、「アザミ」の花にとまる蝶をパチリ・・・。
もう、ヘトヘトで、写真を撮る気力もありません。
気力のみで歩きます・・・。
頑張ったお陰で、10時頃に登山口到着です。
11時のバス予約でしたが、運良く帰りのバス(臨時便?)に乗せて貰えました・・・。
疲れました・・・。
温泉は、「日高高原荘」でお世話になりました・・・。
温泉の後は、道の駅「樹海ロード日高」で車中泊です。
疲れすぎて、何もする気になりませんでした・・・。
本日(7月20日)は、朝から曇天で、時折小雨が降っています。
丁度良い、休養日になりそうです。
しかし、つくづく体力の無さに気付かされました・・・。
気力だけで登った、最難関の山でした・・・。