じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「高妻山」に、登ったよっ!

2019年10月22日 | 登山・トレッキング
10月21日(月)、戸隠・飯縄・黒姫連山の最高峰、「高妻山(たかつまやま)」に登って来ました・・・。

「妙高山」から下山して、休養と天候待ちで3日間が過ぎて行きました・・・。

「登山天気」の予報では、前日は午前中晴れの予報でしたが、当日朝は曇りの予報に変わってしまいました。
日を浴びた、鮮やかな「紅葉」を期待していたのですが・・・。

さて、登山前日は、「戸隠キャンプ場」の登山者用駐車場で車中泊しましたが、キャンプ場入口にこんな張り紙がありました・・・。

「一不動」コースでの登山を迷いましたが、「鈴」を鳴らして当初予定通り、「一不動」コースで登る事にしました・・・。

5時50分頃、キャンプ場入口からスタートしました。


橋を渡って進むと、案内板です。

登山道は、右へ曲がって、それから左に曲がります・・・。

キャンプ場の受付でしょうか?建物が見えて来ました・・・。

ここ、戸隠牧場の前半は、キャンプ場や体験施設になっている様です。

少し進むと・・・、

沢山のテントが張られています。
関東一円ナンバーの車が、沢山ありました・・・。

「チビッコ乗馬」の前を曲がります。

子供連れだと、楽しい場所でしょうねっ。

やっと、「牧柵」までやって来ました。


放牧場の中を進みます・・・。


放牧場から、登山道方向に進みます。


最後の「牧柵」です。

ここから、登山道になります。

「紅葉」の小径を進みます。


「大洞沢(だいどうざわ)」の案内板と、沢が見えて来ました・・・。


沢を渡ります。

少し、水量が多い様です。
この先も、注意して渡りましょう・・・。

落ち葉と石ゴロの道です。


沢沿いの道を登ります。


また、沢を渡ります・・・。

本当に、何度も渡ります・・・。

こんな所も行きます。


そして、沢の中も歩いて行きます・・・。


7時15分、「滑滝(なめたき)」に到着です。

右側を、鎖で登って行きます。

登り終えると、また沢を渡ります。


今度は、急登です。


右手に「不動滝」が見えて来ました・・・。


そして、一番の難所に差しかかって来ました・・・。

一枚岩の鎖場です。

こんな感じで、足場はあるのですが、

濡れていて滑りそうです。

縦に登り、横切って、滝の落ち口へ向かいます。


横道になってから、案内板が現れました。

「帯岩」です。
下の、登り口にあっても良いんじゃない?と思います。

足場が狭いので、慎重に歩きます。


ふと、下を見ると・・・、

朝霧と紅葉の絶景です・・・。

さて、今度は滝の落ち口まで登ります。


登り終えると、岩ゴロの急登です。


少し進むと緩やかになり、「氷清水(こおりしみず)」に到着です。


そして、また急登です。


8時頃、「一不動避難小屋」の広場に飛び出しました・・・。

ここで、休憩です。

「高妻山」まで、150分だそうですが・・・。


行く手には、小ピークです。

こんなピークが沢山あって、その頂に仏様の名前の付いた「石祠(せきし)」が祀られています。
この小ピークの登り下りが、修験の道を感じさせてくれます。

さて、避難小屋から少し登った所に、「一不動」の石祠がありました・・・。


そして、小ピークへの登りです。

急登です。(修験の道は厳しいのです・・・。?)

「二釈迦」の石祠です。

これからは、写真枚数の都合上?途中の登り下りは省略です。

「三文殊」に来ました。

石祠は倒木の所です。
アップです。


そして、「四普賢」です。


やっと、9時10分頃、「五地蔵」の広場に到着です。


「五地蔵」の石祠です。


「五地蔵山山頂」の案内板がありましたので、

山頂まで行きましたが、真っ白な景色が広がるばかりでした・・・。(残念!)

さて、9時20分、「六弥勒」に到着です。

ここだけは、何故か石祠が二つありましたよっ。
そうそう、帰りはここから「弥勒新道」を通って下山する予定です。

さて、キツイ急登を登り、「七薬師」に到着です。

「七薬師」では、入念にお祈りします。
健康で、怪我もしません様にと・・・。

続いて、10時頃「八観音」に到着です。


さてさて、ここからは長い下りになります。

折角登ったのに、帳消しになるんじゃないかと思うくらい下ります・・・。
下った先は、「八丁ダルミ」と呼ばれるそうです。

下ったからには登りです・・・。

10時15分頃、「九勢至」に到着です。


木々が少なくなり、霧の向こうに微かに山頂らしき山容が見えて来ました・・・。

大きくて、遠そうに見えました・・・。

さて、急登が、少し緩みそうです。

ここが、高妻山の肩でしょうか・・・?

またまた、急登が始まりました・・・。

ここからは、写真を撮る余裕がありません・・・。
急登のロープ場や、帰りに下りられるんだろうかと心配になる様な岩場があったりと・・・。

11時15分頃、やっと展望が開け、頂上が見えて来ました・・・。


11時20分頃、「十阿弥陀」に到着です。


頂上は、未だ先です。

歩きにくい、岩場を進みます。

11時25分過ぎ、やっと頂上到着です。

疲れました・・・。
大休憩です。

頂上からの光景です。

雲海から頭を出した、「北アルプス」と「後ろ立山連峰」です。
先ずは、北側から・・・。


そして、南側です。


こちらは、「八ヶ岳連峰」ですが、

前方で、雲が吹き上がっています・・・。

「槍ヶ岳」と「穂高連峰」をアップです。


11時50分過ぎ、下山開始です。

何時もだと、頂上には10分も居ないのに、今回は長居しました・・・。

下山方向の、「十阿弥陀」のピークです。


下山途中で、遠くに「富士山」が見えました・・・。

霞んでいますが・・・。

少し引いて、「富士山」と「八ヶ岳連峰」です。

晴れていたら、最高の展望が広がっていたと思います・・・。

下山途中で・・・、

右手側から「妙高山」、「火打山」そして「焼岳」です。

「妙高山」と、裾野に広がる紅葉です。

晴れていたら、もっと素敵な光景だったと思います・・・。

下山方向です。

また、ガスが流れて来ました・・・。

少し下りて、ガスの晴れ間に・・・。

右手側から、小さなピークを一つ一つ登って来たんですねっ。

頂上直下の急登を無事下りて、「九至勢」に下りて来ました・・・。

ここからは、アップダウンがキツイので、座れる所があれば、所々で休憩です。

13時45分頃、「六弥勒」に到着です。


ここからは、「弥勒新道」で牧場まで下山します。


登山道は、急です。

土の道と、落ち葉と木の根っこだらけです。
鎖場やロープ場もあります。(岩場はありません。)
大きな岩や倒木も無いので、座って休めません。
上は「チシマザサ」に囲まれ、中腹からは樹林帯で、展望もありません・・・。

滑りそうで、下山途中は写真を撮る余裕がありませんでした・・・。

途中で、落ち葉に隠れた小枝に上がり、滑って転びました・・・。
腕と手が泥んこまみれになってしまいました・・・。

ここの登りは大変だと思います。

さて、「牧場まで60分」の地点にやって来ました・・・。

未だ、1時間もあるのか・・・。

途中の紅葉が綺麗だったので、パチリッ!


長いロープ場が現れました。


今度は、苔むして変形した、ブナの大木が現れました・・・。

「ブナ仙人」だそうです。

15時45分頃、やっと登山道出口に到着です。

沢の向こうに、牧場が広がります。

沢を渡ります・・・。

渡った先で、靴とスパッツの泥んこを洗い落としました・・・。

牧場からの光景です。

左側の鞍部(窪地)が「一不動」です。
右手の三角山が、「五地蔵山」だと思います。

また、沢を渡ります。


「牧柵」までやって来ました・・・。

道路の舗装工事中で、横を通って行きます。

こちらは、「五地蔵桜」だそうです。

春には、きっと綺麗なんでしょうねっ。

牧場を横切る、一本道を歩きます・・・。

疲れていますが、癒される光景ですねっ。

16時15分過ぎ、キャンプ場入口に到着です。

県道を挟んで、ガードレールの向こうが「登山者用駐車場」です。

後ろを振り返ります・・・。

長かったなぁ・・・。

さてさて、疲れと汗を流す温泉は・・・、

「戸隠神告げ温泉・湯行館」さんでお世話になりました・・・。
丁度良い湯加減でした・・・。
帰り際に、思い出して写真を撮りました。
18時チョット前なのに、もう真っ暗でした・・・。

今回の登山の感想は・・・、
「疲れました」、「頂上直下の急登がキツかった~っ」、そして「長かった」です。
「修験の道」は、甘くは無いですねっ。