弘前市相馬の沢田地区にある神明宮境内で、旧暦の小正月に行われる「沢田ろうそくまつり」を見て来ました。
このお祭りは、450年以上も前から伝わる「奇習・神秘な祭り」です。
神明宮境内にある、「岩谷堂」と呼ばれる洞の岩肌にろうそくを灯し、翌日のろうそくの垂れ具合で、豊凶などを占う祭りだそうです。
初めて見るお祭りだったので、事前に現地の状況も見て来ましたよっ。
■ 2月28日に事前調査
午前中に田沢地区を訪れた際は、除雪車が道路と神明宮境内の除雪の真っ最中でした・・・。
やむを得ず、沢田地区の奥にある、「相馬ダム」と「屏風岩」を先に見に行く事にしました。
ダムの保守・点検のためか、道路は綺麗に除雪されていました・・・。
道路脇の雪の壁のため、ダムの躯体が見えず、気付いたらダムの上にいました・・・。
残念ながら、ダムの写真はお預けです。
途中の、「屏風岩」と思われる付近に戻ります。
休憩所の様な小屋があるのですが・・・。雪に埋もれていましたし、案内板も見当たりません・・・。
「屏風岩」は、こんな感じです。(多分??)
川を挟んだ向こう側の山が、絶壁の岩肌を見せています。
松の緑と雪の白で、まるで「水墨画」の中にでもいる様です。
おやっ、こちらには変わった岩が見えます・・・。
アップです。
まるで、仏像の様に見えます・・・。
隣の山です・・・、
こんな光景が、百メートルくらい続いています・・・。
そう言えば、この山の向こう側には、西目屋村があります。
以前ご紹介した、「乳穂ヶ滝」もこんな岩石だった様な気がします。
この辺りは、同じ様な地質なんでしょうねっ・・・。
さて、神明宮まで戻って来ました・・・。
こーんな感じで除雪されましたよっ・・・。
雪の壁になっています・・・。お祭りは大丈夫だろうかと心配になります・・・。
鳥居の向こうには、遠くお社が見えます。
お社は、大きな岩の下にある様です。
お社をアップです。
周りに足跡が見当たりません・・・。
最近、誰もお詣りに来ていない感じですねっ・・・。
「津軽遺産」の掲示板がありました・・・。
アップです。
神明宮と「ろうそく祭り」の事が書かれています。
さて、除雪作業やお祭りの準備作業等がまだ続く様なので、当日の駐車場所を確認して帰る事にしました・・・。
■ 3月2日「ろうそくまつり」
駐車場が心配で、少し早めに出掛けて来ました。
午後4時40分頃到着です。
早速、会場に向かいます・・・。
会場は、もうすっかり準備万端です。
会場入り口で、「ろうそく」が売られていました・・・。
「家内安全」と「大願成就」を願うため、一番大きいろうそくを購入しました・・・。
そうそう、会場には大きな「書」も飾られていましたよっ・・・。
今年のお題は、「繋」だそうです。
鳥居付近も、立派に飾り付けられていましたよっ・・・。
石燈籠は、雪に埋もれています。
お社の下に、何か作られていますよっ・・・。
少しアップです。
何なのか、良く分かりませんねっ。
灯りが灯るのを、楽しみにしましょう・・・。
お社の中に入って来ました・・・。
お社と思ったのは、お堂の様で、大きな岩の下に、小さなお社がありました・・・。
お社の前の、左右の岩に、ロウソクを立てる様になっていました。
また、お社の脇には、滲み出て来た水が凍り付いた様で、大きな氷柱が出来ていましたよっ。
ここで、先程購入したロウソクに火を付けて奉納しました。
さて、下に下りて来ました・・・。
会場脇に、大きな「かまくら」があります。
「かまくら」の外にも中にも、小さな雪だるまとロウソクが飾られています。
可愛いですねっ。
中を覘くと、小さな祭壇もありましたよっ。
さてさて、未だ少し明るいので、一旦車に戻って時間潰しをします。(お祭りは、夕方6時からです。)
やっと、暗くなって来ました・・・。
お堂下には、「菱形」が四つ重なった様な模様に、ろうそくが並べられていましたよっ。(デザインは、毎年変わる様です。)
お堂直下から見下した、ろうそくのオブジェです。
お堂に、再度お詣りです。
既に、大きな岩にはろうそくが沢山立てられていました・・・。
私が奉納したろうそくも、ちゃんと燃えていましたよっ。
子供連れの方に、カメラマン達がお願いして、「お祈りのポーズ」を取って貰いました・・・。
さて、下に下りて来ました・・・。
大きな「かまくら」にも、沢山灯りが灯りましたよっ・・・。
小さな雪だるま達のお部屋紹介です。
雪だるまが三体いますねっ。親子でしょうか・・・?
こちらは、二体です・・・。
夫婦?恋人同士かなぁ・・・?
そして、こちらは・・・、
独身?「恋人募集中」でしょうか・・・?
そして、違う角度からも「かまくら」をパチリ。
ほのぼのとした光景ですよねっ・・・。
さて、お祭りのセレモニーが始まりましたよっ・・・。
「松明」の入場です。
後ろからは・・・、
「登山囃子」を奏でる、笛や太鼓がやって来ました・・・。
大きな「焚火」の周りを囲み、宮司さんが神事を行います・・・。
それを盛り上げる様に、「登山囃子」が続きます・・・。
神事が終わると、宮司さんを先頭に、「松明」と「登山囃子」の行列が続いて、お堂を目指して登って行きます・・・。
少し、「焚火」の煙で霞んでしまいました・・・。
皆さん登っていきました・・・。
これが、フィナーレの様です・・・。
明日になってから、ろうそくの燃え後で「豊凶」の占い神事が行われる様です。
それでは、寒くなって来ましたので帰りましょう・・・。
さて、3月に入った昨日辺りから、大荒れの天候です。
雨が降ったり、強風が吹いたと思ったら、また雪に変わりました・・・。
こうやって、「雨・雪・晴れ」の繰り返しで、春がどんどん近付いて来るんでしょうねっ・・・。
そして、この「沢田のろうそくまつり」が、津軽地方の冬のイベントの最後になる様です・・・。
そう言う事で・・・、当分、花も咲かないだろうし、山にも登れないし・・・。
ブログのネタが見つからなくて、ちょっと困っています・・・。
このお祭りは、450年以上も前から伝わる「奇習・神秘な祭り」です。
神明宮境内にある、「岩谷堂」と呼ばれる洞の岩肌にろうそくを灯し、翌日のろうそくの垂れ具合で、豊凶などを占う祭りだそうです。
初めて見るお祭りだったので、事前に現地の状況も見て来ましたよっ。
■ 2月28日に事前調査
午前中に田沢地区を訪れた際は、除雪車が道路と神明宮境内の除雪の真っ最中でした・・・。
やむを得ず、沢田地区の奥にある、「相馬ダム」と「屏風岩」を先に見に行く事にしました。
ダムの保守・点検のためか、道路は綺麗に除雪されていました・・・。
道路脇の雪の壁のため、ダムの躯体が見えず、気付いたらダムの上にいました・・・。
残念ながら、ダムの写真はお預けです。
途中の、「屏風岩」と思われる付近に戻ります。
休憩所の様な小屋があるのですが・・・。雪に埋もれていましたし、案内板も見当たりません・・・。
「屏風岩」は、こんな感じです。(多分??)
川を挟んだ向こう側の山が、絶壁の岩肌を見せています。
松の緑と雪の白で、まるで「水墨画」の中にでもいる様です。
おやっ、こちらには変わった岩が見えます・・・。
アップです。
まるで、仏像の様に見えます・・・。
隣の山です・・・、
こんな光景が、百メートルくらい続いています・・・。
そう言えば、この山の向こう側には、西目屋村があります。
以前ご紹介した、「乳穂ヶ滝」もこんな岩石だった様な気がします。
この辺りは、同じ様な地質なんでしょうねっ・・・。
さて、神明宮まで戻って来ました・・・。
こーんな感じで除雪されましたよっ・・・。
雪の壁になっています・・・。お祭りは大丈夫だろうかと心配になります・・・。
鳥居の向こうには、遠くお社が見えます。
お社は、大きな岩の下にある様です。
お社をアップです。
周りに足跡が見当たりません・・・。
最近、誰もお詣りに来ていない感じですねっ・・・。
「津軽遺産」の掲示板がありました・・・。
アップです。
神明宮と「ろうそく祭り」の事が書かれています。
さて、除雪作業やお祭りの準備作業等がまだ続く様なので、当日の駐車場所を確認して帰る事にしました・・・。
■ 3月2日「ろうそくまつり」
駐車場が心配で、少し早めに出掛けて来ました。
午後4時40分頃到着です。
早速、会場に向かいます・・・。
会場は、もうすっかり準備万端です。
会場入り口で、「ろうそく」が売られていました・・・。
「家内安全」と「大願成就」を願うため、一番大きいろうそくを購入しました・・・。
そうそう、会場には大きな「書」も飾られていましたよっ・・・。
今年のお題は、「繋」だそうです。
鳥居付近も、立派に飾り付けられていましたよっ・・・。
石燈籠は、雪に埋もれています。
お社の下に、何か作られていますよっ・・・。
少しアップです。
何なのか、良く分かりませんねっ。
灯りが灯るのを、楽しみにしましょう・・・。
お社の中に入って来ました・・・。
お社と思ったのは、お堂の様で、大きな岩の下に、小さなお社がありました・・・。
お社の前の、左右の岩に、ロウソクを立てる様になっていました。
また、お社の脇には、滲み出て来た水が凍り付いた様で、大きな氷柱が出来ていましたよっ。
ここで、先程購入したロウソクに火を付けて奉納しました。
さて、下に下りて来ました・・・。
会場脇に、大きな「かまくら」があります。
「かまくら」の外にも中にも、小さな雪だるまとロウソクが飾られています。
可愛いですねっ。
中を覘くと、小さな祭壇もありましたよっ。
さてさて、未だ少し明るいので、一旦車に戻って時間潰しをします。(お祭りは、夕方6時からです。)
やっと、暗くなって来ました・・・。
お堂下には、「菱形」が四つ重なった様な模様に、ろうそくが並べられていましたよっ。(デザインは、毎年変わる様です。)
お堂直下から見下した、ろうそくのオブジェです。
お堂に、再度お詣りです。
既に、大きな岩にはろうそくが沢山立てられていました・・・。
私が奉納したろうそくも、ちゃんと燃えていましたよっ。
子供連れの方に、カメラマン達がお願いして、「お祈りのポーズ」を取って貰いました・・・。
さて、下に下りて来ました・・・。
大きな「かまくら」にも、沢山灯りが灯りましたよっ・・・。
小さな雪だるま達のお部屋紹介です。
雪だるまが三体いますねっ。親子でしょうか・・・?
こちらは、二体です・・・。
夫婦?恋人同士かなぁ・・・?
そして、こちらは・・・、
独身?「恋人募集中」でしょうか・・・?
そして、違う角度からも「かまくら」をパチリ。
ほのぼのとした光景ですよねっ・・・。
さて、お祭りのセレモニーが始まりましたよっ・・・。
「松明」の入場です。
後ろからは・・・、
「登山囃子」を奏でる、笛や太鼓がやって来ました・・・。
大きな「焚火」の周りを囲み、宮司さんが神事を行います・・・。
それを盛り上げる様に、「登山囃子」が続きます・・・。
神事が終わると、宮司さんを先頭に、「松明」と「登山囃子」の行列が続いて、お堂を目指して登って行きます・・・。
少し、「焚火」の煙で霞んでしまいました・・・。
皆さん登っていきました・・・。
これが、フィナーレの様です・・・。
明日になってから、ろうそくの燃え後で「豊凶」の占い神事が行われる様です。
それでは、寒くなって来ましたので帰りましょう・・・。
さて、3月に入った昨日辺りから、大荒れの天候です。
雨が降ったり、強風が吹いたと思ったら、また雪に変わりました・・・。
こうやって、「雨・雪・晴れ」の繰り返しで、春がどんどん近付いて来るんでしょうねっ・・・。
そして、この「沢田のろうそくまつり」が、津軽地方の冬のイベントの最後になる様です・・・。
そう言う事で・・・、当分、花も咲かないだろうし、山にも登れないし・・・。
ブログのネタが見つからなくて、ちょっと困っています・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます