じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「秋田焼山」、大地の息吹き溢れる錦秋の山々。

2021年10月11日 | 登山・トレッキング
10月9日(土)、久々に登山に出掛けました。

今回は、8月に体調不良で途中下山をした「秋田焼山」のリベンジと、翌日には「乳頭山(烏帽子岳)」の頂きを目指す予定です。

今回も、前回と同様に「道の駅かづの」で前泊(車中泊)し、早朝に出発です。

6時10分頃、「後生掛温泉」上の駐車場に車を停め、バス停裏からショートカットで入山します。


登山道に下りて来ました。

行く手には、「錦秋」の森が広がります。
少し肌寒いですが、最高のお天気になりそうです。

足を踏み外しそうな「丸太橋」を渡った先に、分岐の案内板がありました。

左の「毛せん峠」方向に進みます。

おやっ!?、正面にドキッとする様な看板が現れましたよ。

凶暴そうな熊の絵が、迫力があって良いですね・・・。(?)

登山道は、緩やかな登りが続きます。


やがて、左手側に「後生掛温泉」の建物が見えて来ました。

建物手前の「泥沼」の様な所から、水蒸気が上がっています。
八幡平周辺の温泉地は、「大地の息吹き」をダイレクトに感じさせられる場所が多いですね。

さてさて、登山道を進むと、木道の上に・・・、

まるで、「象さん」の鼻の様に曲がりくねった木が覆い被さっていました。
どうも、ブナの木の様です。
厳しい環境を、生き抜いて来たんですね・・・。

さて、「毛せん峠」まで1.3kmの標柱が現れました。

まだ先は長いですね。

おやっ!、木道の上に赤い実が落ちていました。

「秋」って感じがして、良いですね・・・。

さて、少し急登の階段が現れました。

段差と石ゴロのせいでしょうか、横に踏み跡があります。
整備が追い付かないと、せっかくの階段も利用されず、残念ながら踏み跡が多くなりますね。

やがて、展望の開けた場所にやって来ました。

爽やかな、朝の風景が広がっています。
雲海の手前に、煙の様な物が見えますね。
ズームアップです。

「地熱発電所」の様ですね。

さて、少し先へ進むと標柱が見えて来ました。

ここが、「毛せん峠」の様ですね。
ここで、少し休憩します。

歩き始めると、道端で「リンドウ」の花を見付けましたが・・・、

まだ、お目覚めでは無い様ですね。

やがて、こんもりとした小ピークが見えて来ました。

「栂森」の様ですね。
「毛せん峠」で追い越された、若者グループにも追い付きそうですよ。

道端の白い実が目に入りました・・・。

「シラタマノキ」の実の様ですね。
可愛いですね。

さて、「栂森」の標柱が見えて来ました。

7時50分頃到着です。
近くにはベンチが沢山あり、展望をゆっくりと楽しめる場所になっています。

それでは、東南方向の展望です。

遠くに見える山は、「岩手山」でしょうか・・・?
それとも「鳥海山」でしょうか・・・?(「山座同定アプリ」を使えば良かったね。)
そして、南西方向です。

左側に「焼山」山頂が見え、中央部は「湯沼」の様です。
奥に見える山は、「秋田駒ヶ岳」の様です。
そして、避難小屋が小さく見えましたよ。
そうそう、ここから避難小屋までは、長い下りになります。
それでは、避難小屋をズームアップです。

平成29年改築の、真新しい小屋だそうです。
おやっ、小屋を過ぎた所から、どうも上りになる様ですね。

続いては、山頂方向を少しアップです。

左のピークの、林の様に見える所が頂上の様です。

さて、先に進みましょう。

避難小屋に向かう途中に、こんな標柱がありました。

「後生掛温泉」と「玉川温泉」との中間地点だそうです。

8時15分、「焼山避難小屋」に到着しました。

横顔(?)です。

正面です。

(逆光で、「ゴースト」が出てしまいました。)

中を覗いて見ました。
玄関に入ると、左側がトイレでした。

流石~っ!、洋式トイレですよ。
そして、正面の戸を開けると・・・、

中はこんな感じでした・・・。

さてさて、道草はこれくらいにして、先に進みましょう。

避難小屋の裏には「池」がありました。


坂を上ると「ケルン」が現れました。


標柱によると・・・、この周辺が「鬼ヶ城」の様です。

「奇岩」が沢山あります。






そして、近くには小さな「池」もありましたよ。

噴火口の跡でしょうか・・・?

さて、少し先に進むと、「湯沼」の標柱が現れました。

「湯沼」です。

アップです。

硫黄臭がするので、先に進みましょう。

おやっ?、前方にも「奇岩」が見えますよ。

アップです。

何か、「鬼」っぽく見えますよね。

さて、角度が変わった「湯沼」です。

奥で立ち昇る水蒸気は、「地熱発電所」の蒸気の様です。
それでは、「湯沼」の水蒸気をアップです。

「勢い良く、高く」とまでは行きませんが、音を出して噴き出しています。

少し登ると、展望場所に到着しました。

展望場所からは、「岩木山」が見えましたよ。

ズームアップです。

秋田の山から、故郷の山が見られるなんて、チョット感動です。
お天気に恵まれたからでしょうね。

さて、頂上に向けて登ります。


8時45分頃、頂上に到着です。

周囲は笹薮で、展望がありません。
水分補給をして、下山開始です。

10時頃、「栂森」に下りて来ました。

沢山の登山者が、休憩して居ましたよ。

この後も、下山途中で沢山の登山者と出会いました。
今日は、大賑わいですね。

さて、下山途中での風景です。

「秋田八幡平スキー場」のゲレンデが見えました。
北三県で、一番最初に滑れるスキー場です。
何回か訪れているので、懐かしさが蘇って来ました・・・。

そして、こちらは・・・、

「ベコ谷地」でしょうか?

続いて、八幡平方向です。

「錦の絨毯」が拡がっていますね。

そして、「カエデ」の葉も・・・、

真っ赤に色付いて、青空に映えています。
こちらでは・・・、

「ナナカマド」の赤い実と紅葉です。

花々の咲く季節も良いですが、紅葉や小さな実りの「秋」も良いですね・・・。

11時40分過ぎ、駐車場に帰って来ました・・・。

駐車場は、超満杯状態でした。
絶好の、行楽日和ですものね・・・。

さて、登山の後の温泉は・・・、

「八幡平温泉ゆらら」で汗を流しました。
少しアップです。


さてさて、翌日の10日は、三百名山の「乳頭山(烏帽子岳)」に登る予定なので、「田沢湖温泉郷」の「アルパこまくさ」までやって来ました。

ここは、「秋田駒ヶ岳」登山のベースとなる施設になっています。
登山者用駐車場は「満車」の看板が出ていましたが、帰り始めの時間帯頃の到着だったので、何とか駐車する事が出来ました。
二百名山の「秋田駒ヶ岳」は、人気の高い山ですよね。
八合目まで、バスで行ける気軽さもあってでしょうか・・・。

それでは、「田沢湖」が良く見える、駐車場付近からの夕景です。


月が見えたので、もう一枚。


今夜は、ここで車中泊です。

紅葉が進む、岩木山の肩に登って来たよ。

2021年10月03日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
10月3日(日)、台風一過、快晴の空が広がっています。

久々に、「何処かへ出掛けようよ。」と声が掛かり、紅葉が見頃を迎えた「岩木山スカイライン」を上って見る事にしました。

11時30分頃、スカイライン8合目駐車場に到着しました。

快晴に恵まれた事と、「コロナ」の自粛解除があってか、駐車場は満杯状態です。
多くの県外ナンバーが並び、登山のツアーと思われるバスも数台駐車していました。
大賑わいですね。

それでは、駐車場脇の小山の上にある展望場所からの風景です。
先ずは、駐車場と岩木山です。

北西側です。

日本海と「七里長浜」が見えます。
そして、九合目までのリフトルートです。

結構、お客さんが乗っています。
今度は、頂上方向です。

左手側が頂上で、右手側が「鳥海山」と呼ばれるピークです。
そうそう、中央下に何か見えましたね。
ググッとアップです。

「鐘」が見えましたね。
これは、岩木山安全誘導塔「安全の鐘」だそうですよ。

さてさて、我々もリフトに乗って、九合目まで上がって見る事にしましょう。

爽やかな風が、心地良く頬を撫でて行きます。
リフト脇の藪で、ひと際目を引いたのは・・・、

すっかり葉を落とした、「ナナカマド」の赤い実でした。
何か、美味しそうですね。(?)

さてさて、九合目リフト乗り場に到着しました。

近くに、「岩木山鳥ノ海噴火口」の案内板がありました。
そして、奥には頂上が見えます。
少しアップです。

おやおやっ、登山者が見えますね。
ググッとアップです。

沢山の登山者がいますね。
頂上の三角形のケルンも見えますよ。
そうそう、山頂ケルンにも「鐘」があり、「連帯の鐘」と言う名前だそうですよ。

さてさて、我々ももう少し先に進み、頂上直下の「肩」まで登って見る事にしました。

右手側に、大きな窪地が現れました・・・。

これが、「鳥ノ海噴火口」です。

先に進むと、赤い屋根の建物が見えて来ました。

頂上直下の「肩」にある、「鳳鳴ヒュッテ」です。
ここは、百沢コースの分岐点にもなっています。

左手側上に、岩が見えますね。
アップです。

これが、「御倉石」でしょうか・・・。(?)
そして、右手側にも岩がありましたね。
アップです。

「鳥」の頭にも見えますが・・・、名前が有るんでしょうかね。(?)

さてさて、軽装で登っている方々も居りますが、我々は、水も食料も持参していませんので、ここで引き返します。

リフト乗り場が見えて来ましたよ。

そうそう、リフト乗り場への登り返しに、八合目に向かう登山道の分岐がありましたよ。

意外と道幅が狭そうですね。

さてさて、九合目リフト乗り場からの風景です。
先ずは、日本海と「七里長浜」です。

ニョキニョキと、白い物が見えますが、「ニョロニョロ」ではありません。
「風力発電」の風車です。
凄い本数ですよね・・・。
そうそう、霞んでいますが、中央左端には「権現崎」が薄っすらと見えています。
続いては・・・、

鰺ヶ沢町方面です。

そして、こちらは・・・、

北金ヶ沢漁港と「千畳敷海岸」方向です。
霞んでいなければ、眼下には「絶景」が拡がっているんですね。

さてさて、八合目に下りましょう。

急斜面を下って行きますので・・・、下りのリフトはチョット怖いですよね。
そうそう、お昼過ぎになっても、前方の駐車場は満杯で、右手側の第二駐車場までもが満杯状態の様ですよ。
大盛況ですね。
こんなお天気の良い日は、誰もが外の空気を吸いたくなりますよね・・・。
「お家時間」が長かったから、尚更ですよね・・・。

さてさて、それでは、最後に八合目からの紅葉風景です。
先ずは、「嶽コース」登山道側の紅葉です。

そして、駐車場脇の紅葉です。

今日は、久々に山の美味しい空気を吸い、鮮やかな紅葉を目にする事が出来ました・・・。
やはり・・・、「山」は良いなぁ・・・。

天候が落ち着いたら、近隣の山に出掛けて見ようかと考えています。