相沢祐一の『北信越(北陸・信州・越後)』乗り撮り鉄道記

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かつて、神岡鉄道がありました・・・

2007-09-08 11:44:24 | 北陸地区の「乗り鉄・撮り鉄」記
本日(9月8日)、高山本線の猪谷~角川間が2004年10月水害で不通になってから約3年の月日がたってようやく復旧した。


これで全線復旧、特急ひだの富山行きも復活した。しかし・・・・・・・



猪谷~奥飛騨温泉口に伸びていた第三セクター「神岡鉄道」はその復旧を見ることなく、2006年12月1日付で廃止された。


「神岡鉄道」転換発足時から、神岡鉱山からの貨物輸送に頼っていた。(ほとんど、貨物運送)
しかし、2005年3月31日で頼みの綱の貨物輸送が完全廃止。命運も尽きてしまった。



末期のダイヤは朝と夕方が少し多いくらいで、ほとんどスカスカのダイヤだった。(次の列車は4時間後とか当たり前だった)



自分は前の記事「富山ライトレール開業日」で、朝に神岡鉄道へ寄ってみたと書いた。
ここではもう少し説明する事にする。


ライトレール開業式典が終わり時間に余裕があったので、高山本線の猪谷行きに乗った。
猪谷駅で撮影↓
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本来なら、JR東海車両もあったはず・・・・


猪谷駅の「神岡鉄道専用ホーム」には、『おくひだ1号』が停まっていた。↓
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車内はこうなっていました↓
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車内にあった路線図です。七福神をあてています↓
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そうこうしている内に、終点の「奥飛騨温泉口駅」に到着↓
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線路もここで終わり・・・↓
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駅舎です。二代目との事です↓
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初代の駅舎も残っていました。喫茶店になっています(今はわかりませんが・・・)↓
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裏側から撮影↓
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・・・でこれらの撮影後、折り返しの猪谷行きで帰りました。猪谷からすぐに富山行きに乗り、あとは「ライトレール」の記事どおりです。



結局、これが僕にとって最後の「神岡鉄道」乗車になりました。
どうせなら、高山本線復活まで存続していればと思いましたが、こればかりはどうしようもありません。
今、これらの施設がどうなっているかわかりません。なお、2008年に観光鉄道としての復活へ向けて準備中との事なので、それを待ちたいと思います。



最後に、とっておきの写真です(奥飛騨温泉口駅から)↓
イメージ 10
桜がきれいです、いい時に来れました。今、これらの桜の木はどうなっているのでしょう?



以上です。