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音楽著作権と“やらせ”

2017年02月12日 06時53分25秒 | 映画・芸能・音楽

<以下の文を復刻します。>

ある人のブログにお邪魔したら、人気コーラスグループ「フォレスタ」の動画がユーチューブ(You Tube)から全面的に削除された話が載っていた。音楽著作権違反ということだが、同じ件でヤフーブログを全面削除された私は、非常に疑い深くなっている。つまり「フォレスタ」の動画をユーチューブにどんどん投稿したのは、純粋なファンでなく、むしろ音楽関係者ではなかったかと疑うのだ。
投稿者の“実名”は分からない。もちろん、ハンドルネームだ。ということは、熱心なファンだったかもしれないし、音楽業界の人かもしれない。なぜそう疑うかというと、ユーチューブに出せば非常に「宣伝効果」があるからだ。
もし私がその関係者なら、ハンドルネームを使って「フォレスタ」を大いに宣伝するだろう。これは当然の戦術だ。そして、アクセスカウントが急増して反響が良ければ、そこで全面削除の手立てを講じる。こんなことはどの業界でもやっている手だ。そして、「フォレスタDVD」を買わせるように誘導していく。それが業界の戦術である。不器用な私でも考えることだ。

どんな業界にも“やらせ”はある。つまり“サクラ”を使うのだ。AKB48の総選挙だってそうだろう。投票権を得るにはCDを買う必要がある。いわば「金権選挙」だ。ところが、いかにも貧しそうな若者がCDを何十枚、いや段ボール一箱分も買っているが、そんな大金は持っていないだろう。後ろに音楽関係者、プロダクションなどがついているに違いない。音楽業界やテレビ業界は、昔から“やらせ”が当たり前なのだ。それに純粋なファンが扇動されることになる。まあ、それも商売だから仕方がないだろうが。
音楽著作権の件で、非常に痛い目に遭った者としてそう考えざるを得ない。私も昔、某テレビ局に永くいたので、“やらせ”についてはいろいろ知っている。しかし、この場でそれを話すことは控えよう。
要は音楽著作権によって、純粋なファンが騙されないことだ。音楽を愛好するのではなく、それを“食い物”にしている連中がいる。「金のなる木」にしているのだ。誰とは言わないが、われわれは著作権についてもっと真剣に考えるべきではないのか。著作権のあり方を再検討すべきではないか。
少なくとも、歌詞の引用や紹介は、非商用であれば原則認めるべきである。


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