飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 58

2024-09-20 08:52:56 | サブリース事業

     

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        24期連続増収スーパー new
       「トライアル」   連載 8
         成長の4つのポイント  (2)

      (2)点ではなく線でつなが
       る全体最適でDXを実現し
       ている  Ⅰ

        小売業のDXは「点」での施策と
        なりがちです。つまり、アプリ
        を入れる、AIカメラを入れるな
        ど、手法を一つずつ導入するの
        が目的になってしまい、それぞ
        れが分断されてしまうことが少
        なくありません。一方、トライ
        アルホールディングスのDXは、
        テクノロジーのバリューチェー
        ンのようにつながり合っていま
        す。顧客と自社の両面に、効率
        化とニーズ対応の高度化を実現
        するような取り組みを多数展開
        しているのです。
        (次回に続く)




         24期連続増収スーパー new
       「トライアル」   連載 7
         成長の4つのポイント  (1)

      (1)目指す姿が明確で、そ
       こに向かう戦略も緻密
       に策定できている

        同社が5~10年で実現したいと
        掲げているビジョンは「テク
        ノロジーと、人の経験知で、
        世界のリアルコマースを支え
        る」です。テクノロジーと人
        の経験に徹底的にこだわり、
        かつその展開範囲はグローバ
        ルであることが明確です。そ
        して、自社の強みはECではな
        く店舗に据えるという宣言の
        ようにもみてとれます。
        (次回に続く)



    
        24期連続増収スーパー new
       「トライアル」   連載 6
        リテールAIソフト快活に投資

       その他、同社の投資で際立つのが
       、リテールAIのソフトウェア開発
       費です。2026年に向けて、2024年
       対比で6倍超である、2.6億円の投
       資を計画しています。では、なぜ
        同社はこのような成長を遂げられ
        たのでしょうか。4つのポイント
       に整理したいと思います。
       (次回に続く)



   
        24期連続増収スーパー new
        「トライアル」   連載 5
        直近都市部出店小型店が70%

       出店では、特に都市部向けの小型店
       の拡大が顕著です。同社は長
       ーパーセンター」という、約4000平
       方メートルに6万~7万点のアイテム
       を展開する業態で拡大をしてきまし
       た。スーパーセンターに加え、最近
       は都市部の人口集中という商機を捉
       えるために、約1000平方メートルに
        7000~2万アイテムを展開する小型
       店フォーマットを強化しています。
       2021~2024年における新店のうち、
       70%が小型店であることにもその強
       化度合いがうかがえます。
       (次回に続く)


        
         24期連続増収スーパー new
         「トライアル」   連載 4
        24年間の実績


24期連続増収など、着実な成長を続けている

     (次回に続く)



     24期連続増収スーパー new
     「トライアル」   連載 3
     24期連続売上増

     その内容に触れる前に、同社の成長に
     ついて整理したいと思います。次の
     図にある通り、同社は24期連続増収
     を継続しており、直近の2024年6月
     期は売上高が7179億円、営業利益は
     191億円です。14年間で約3倍と、出
     店攻勢をかけてきた中で既存店売上
     も2024年7月まで38カ月連続で前年
     同月比プラスであり、新店と既存店
     の両面で成果を出していることが分
     かります。営業利益も2022年対比で
     159%、営業利益率は同0.6%増と、
     着実に利益を確保していく経営基盤
     を実現してい
     (次回に続く)




     24期連続増収スーパー new
     「トライアル」   連載 2
     安売りだけの企業でない

     そのため、トライアルにはディスカウ
     ントストアという印象が強いかもしれ
     ません。しかし、トライアルの強みは
     安さだけではありません。データに裏
     付けられた、DXのお手本企業でもある
     のです。


安売りだけではない、DX先進企業でもあるトライアルホール
ディングス(出所:同社プレスリリース)
    (次回に続く)

 




    24期連続増収スーパー new
     「トライアル」 新連載 Ⅰ
    現在300店舗

    小売市場の中で飛躍的成長を遂げてい
    る代表的企業の1社が、トライア
    ルホールディングスです。トライ
    アルホールディングスのルーツは、
    1974年に福岡市でオープンしたリ
    サイクルショップあさひ屋。その
    後、1984年にトライアルカンパニ
    ーへと商号を変更しました。当初
    は小売店向けのPOS(販売時点情
    報管理)システム開発などを主軸
    に展開していましたが、1992年に
    福岡県でトライアル1号店を開店以
    来、全国に300店舗超を展開する規
    模にまで拡大しました。500ミリリ
    ットルの天然水が29円~、三元豚
    ロースカツ重が299円~、レギンス
    パンツが998円~など、挙げればキ
    リがないほど驚異的な価格でディ
    スカウンターとしての地位を確立
    しています。
    佐久間俊一 ITmedia
    (今回新連載です)



     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 最終回 17
     日立の買収で世界に繋がる

     「日立に買収される前は、GlobalL
     ogicのメインマーケットは北米と
     欧州だけでした。それが現在で
     は日立の事業のDXをお手伝いす
     るとともに、日立が持っているグ
     ローバルな顧客に対して、私たち
     のサービスを提供できています。
     日立が得意とする分野と密に連携
     しながら、次の成長につなげてい
     きたいですね」
     (今回最終回です)

     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載 16
     強みと有望市場を拡大

     M&Aだけでなく、日立が持つ強み
     の中でもGlobalLogicは拡大を図っ
     ている。日立が得意とするエネル
     ギーや鉄道、それに日立のビジネ
     スを大きく変えているLumada事業
     を取り込む形で、デジタルエンジ
     ニアリングの領域を拡大している。
     そこに、地理的な拡大による新た
     なクライアントの獲得と、サービ
     スカテゴリーの拡大を合わせるこ
     とによって、GlobalLogicとして今
     後の成長を図っていく考えだ。
     (次回最終回です)


     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載 15
      
      キャパシティの拡大のM&A

     「M&A戦略はとてもシンプルです。
     われわれが持っているキャパシティ
     ーや地理的な展開を考えたときに、
     足りない点がどこにあるのか。どう
     いったサービスラインを強化して、
     どのようなエリアに拡大していき
     たいのか。このギャップを埋める
     ためにM&Aを実行しています。
     GlobalLogicは好調な成長を遂げ
     ていますので、単なる売り上げ拡
     大のためのM&Aは必要ありません
     。あくまでキャパシティーを拡大
     するためのM&Aなのです。私た
     ちが持つケイパビリティのギャ
     ップを埋めることと、今後伸びて
     いく業界を予測し、その業界に拡
     大していくことがM&A戦略の中心
     になっています」
     (次回に続く)


     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  14
     立て続けに5社買収
     GlobalLogicでは2022年度から2023年
     度にかけて、立て続けに5社の買収を
     実施した。通信分野に特化したアイル
     ランドのSideroや、組み込み系ソフトの
     開発に特化した米Mobiveil、モビリティ
     分野に知見を持つオーストラリアのKat
     zionなど、それぞれ得意分野やカバーす
     るエリアが異なる企業だ。こうした買
     収を日立のサポートを受けながら、1社
     あたり8週間から12週間ほどの早いペー
     スで進めている。その狙いを次のように
     明かす。
     (次回に続く)


     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  13
     スピードについていけるか

     同氏は「こうしたグローバルの変化
     のスピードについていかなければ、
     日本企業は世界のビジネスでリーダ
     ーのポジションを取れない」と考え
     ている。「逆に言えば、日本企業が
     ソフトウェア・ディファインドの波
     に乗り、スピード感を持ってイノベ
     ーションを実現できれば、グローバ
     ルのリーダーであり続けることが
     できると思っています」
     (次回に続く)




     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  12
     ロボットが人間をトレーニング

     「日本企業が抱えている最大の課
     題は、生成AIなどのテクノロジー
     の変化のペースについていけるか
     どうかです。最近でもGPT-4の最
     新バージョンが出るなど、テクノ
     ロジーは急ピッチで変化を遂げ、
     根本的な転換点を迎えています。
     10年ほど前であればRPAが台頭し、
     ロボットが人間の動きを模倣する
     など、これまでのテクノロジーは
     オートメーションが価値でした。
      それが、生成AIによってオート
     メーションからクリエーションに
     移行し、自らデータやインサイト
     を生み出すようになりました。今
     後はロボットが人間をトレーニン
     グすることも可能になるでしょう」
     (次回に続く)

     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  11
      テクノロジーの変化
      についていけるか

     「必要なのはマインドの変化です
     。これからは単にプロダクトを提
     供するだけでなく、コンピュータ
     のリソースをソフトウェアによっ
     て制御する、ソフトウェア・ディ
     ファインドなプロダクトを提供する
     ことが求められます。従来のプロダ
     クトを、どれだけリイノベーション
     できるかが重要になってくるでしょ
     う」 その上で、日本企業の課題を
     「テクノロジーの変化についていけ
      るかどうか」だと指摘する。
     (次回に続く)



     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  10

     グローバルの新会社作る

     2022年4月には、GlobalLogicの日
     本法人であるGlobalLogic Japanを
     設立した。グローバルでのDX案
     件の実績と、デザイン主導のデジ
     タルエンジニアリングをもとに、
     日本企業のDXを推進している。日
     本市場の可能性について聞くと「
     日本企業には大きなビジネスの機
     会があると思っています。日本企
     業は素晴らしいプロダクトやテク
     ノロジーをすでに持っていて、質
     が高いことも世界中に知られてい
     ますから、ビジネスのための要素
     はすでにそろっていると言えます
     」と話す。一方で、日本企業への
     現状を次のように見ている。
     (次回に続く)


     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  9
     独自のサービスで国際t的
     プロジェクトを進める

     日立全体の価値創出の拡大に向け、
     かじ取りをする立場になったこと
     への抱負を、次のように語った。
     「執行役常務とデジタルエンジニ
     アリングBUのCEO就任を、光栄に
     感じると同時に、とてもわくわく
     しています。GlobalLogicを含めた
     グローバルでの強みと、日本国内
     でのアプリケーションやソフトウ
     ェアの強みを合わせることで、独
     自のサービスを確立して、世界有
     数の企業に対して国際的なプロジ
     ェクトを進めていきたいと考えて
     います」
     (次回に続く)



     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  8
     米とトップが執行役員に

     ニテッシュ・バンガ氏はGlobalLogic
     の社長兼CEOの職にありながら、こ
     の4月に日立の執行役常務に就任し、
     デジタルエンジニアリングBUのCEO
     を兼務することになった。その大き
     な意義は、GlobalLogicの最新テクノ
     ロジーとデザイン思考を駆使した先
     進的な開発力を、日立が強みとして
     いるハードウェアやソフトウェアの
      制御技術であるOT(Operational Te
     chnology)分野に浸透させること。
     それに、Lumada事業を通じて次世
     代のプロダクトやサービスを展開し
     ていくことだ。
     (次回に続く)




     日立が「1兆円で買収」した
     米ITトップを直撃 連載  7 
     お互いの違いも理解

     日本で働いた経験と、日本文化への
     理解の深さが、統合を進める上で生
     かされているという。「私が日本の
     文化で好きな点は、ディテールに注
     意を払うことと、忍耐強いこと、そ
     れに質が高いことです。ある意味で
     は慎重で、上流工程から下流工程へ
     と開発を進めるウォーターフォール
     開発につながる面があります。一方で
     、GlobalLogicがビジネスを展開して
     いるグローバル市場では、アジャイ
     ルであることとスピードが求められ
     ます。このお互いの違いを理解でき
     たことが大きかったのではないでし
     ょうか」
     (次回に続く)




      日立が「1兆円で買収」した
      米ITトップを直撃 連載  6    
      日本で10年間の勤務我役立つ

      ニテッシュ・バンガ氏はインフォシ
      スに勤務していた頃、約10年間日本
      で勤務し、日立と仕事をしていた経
      験がある。「私自身は日本の働き
      方や仕事の進め方を理解していまし
      たので、統合を進める上でも驚くこ
      とはありませんでした。ただGlobal
      Logicのメンバーは、文化の違いを感
      じていました。私が社員に伝えたの
       は、文化の違いはあるけれども、そ
      の違いを生かして、お互いについて
      学ぶことから始めること。そして理
      解した後には、一緒に新しいカルチ
      ャーを作り上げていくことでした」
      (次回に続く)



       日立が「1兆円で買収」した
       米ITトップを直撃 連載  5
       成功の2・3点目

       2点目には、日立から多大なサポ
       ートを受けたことを挙げた。「G
       lobalLogicが持っている文化やア
       ジャイルの手法を、日立のグルー
       プ内に取り込み、良いものに関し
       ては採用する形で受け入れてもら
       いました。3点目はお互いを尊重
       したことです。統合を始めた当
       初から、双方が敬意を持ってお
       互いの文化を理解しようと努め
       ていました。これが、統合が成功
       するための、最も重要な鍵でした」
       (次回に続く)




       日立が「1兆円で買収」した
       米ITトップを直撃 連載  4
       スムーズに統合できた
      「統合が成功した要因の1点目は、
       両社のトップレベルでパーパス
       が合致していたからです。Glob
       alLogicの重要なパーパスは、
       テクノロジーを通じて、社会
       や人々の生活を守り、より豊
       かにさせることです。日立も次
       世代のプロダクトやプラットフ
       ォームの開発を通じて、社会イ
       ノベーションを起こしていくこ
       とを大きなパーパスにしていま
       す。共通点が多かったことで、
       スムーズに統合できたのだと感
       じています」
       (次回に続く)
       
       日立が「1兆円で買収」した
       米ITトップを直撃 連載  3
       パーパスが共通している

       ITmedia ビジネスオンラインは、
       この来日に合わせてニテッシュ・
       バンガ氏に単独インビューを実施
       した。ニテッシュ・バンガ氏は、
       2021年に日立が約1兆円で買収
       した当時はGlobalLogicのCOOで
       、2022年10月からCEOを務めて
       いる。同氏は、異なるカルチャー
       を持つ両社が統合し、シナジー
       を生み出している要因を、企業
       の社会的な存在価値であるパー
       パスが共通しているからだと説
       明した。
       (次回に続く)


       日立が「1兆円で買収」した
       米ITトップを直撃 連載  2
       シナジー効果の要因を聴く
       GlobalLogicを率いるのは、社長
       兼CEOのニテッシュ・バンガ氏。
       日立による買収後の2022年10月
       にCEOに就任し、2024年4月から
       は日立の執行役常務と、日立の
       デジタルエンジニアリングビジ
       ネスユニット(BU)のCEOも務
       める。来日した同氏に、日立と
       の統合がシナジーをもたらした
       要因や、日本市場の展望につい
       て聞いた。
       (次回に続く)


       日立が「1兆円で買収」した
       米ITトップを直撃 新連載  Ⅰ
       着実に成長している
       日立製作所が約1兆円を投じて2021
       年に買収した米GlobalLogic。日本
       を代表する製造業の日立と、デ
       ジタルエンジニアリングやアジャ
       イルによるアプリケーション開発
       に強みを持つGlobalLogicの合流は、
       顧客のデータから価値を創出し、
       デジタルイノベーションを加速
       するLumada事業を軸とした日立
       の成長に、着実な成果をもたら
        している。
       田中圭太郎  ITmedia
       (今回新連載セス)


       世界の電子アプリ決済一つ
       に繋がるか   最終回s  16
       QRコード決済事業者増やせるか

       宮内顧問にお会いした際に『将
       来、クレジットカードに代わる
       新しい技術を持った決済システ
       ムが出てきます』と話したとこ
       ろ、2017年にソフトバンクから
       投資を受けられました。クレジ
       ットカードは単なるプラスチッ
       クのカードで、カード会社は手
       数料を取るというビジネスモデ
       ルがほとんどです。一方、新時
       代の決済システムでは、本人認
       証も可能で、簡単なメッセージ
       の送受信ができます」 HIVEX
       が提供するサービスは、海外旅
       行をする人にとっては画期的だ
       。銀行や両替所に行く必要性が
       なくなる。あとは、どれだけQ
       Rコード決済事業者を増やせる
       のかが肝だ。Ling Wu創業者兼
       CEOの手腕が問われることにな
       る。(今回最終回です)



       世界の電子アプリ決済一つ
       に繋がるか    連載  15
       ソフトバンクが注目する

       TBCASoftは、現在40人の従業員を
       擁し、半数以上がエンジニアだ。
       コロナ期間中の2020年からの3年
       間は、ほぼビジネスができない状
       況になるなど、道のりは平たんで
       はなかった。「いろんな人にHIV
       EXの構想を話しました。真剣に聞
       いてくれたのは宮内謙特別顧問(
       当時は社長兼CEO)がいたソフト
       バンクだけでした。宮内顧問にお
       会いした際に『将来、クレジット
       カードに代わる新しい技術を持っ
       た決済システムが出てきます』と
       話したところ、2017年にソフトバ
       ンクから投資を受けられました。
       (次回最終回です))



        世界の電子アプリ決済一つ
        に繋がるか    連載  14
        日本の成功を海外胃に輸出

        第3ステップとして「日本での成功事
        例を海外に輸出すること」を挙げた。
        「もちろん、日本人がこれらの国や地
        域に行ったときも、訪日外国人客と同
        じように使いやすい環境を準備してい
        きたいと考えています」。


「訪日外国人消費動向調査」の2023年暦年調査結果(確報)の概要

    (次回に続く)


    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  13
    インバウンドの8割をカバーできる

    第2段階のカギは、消費額で全体の75
    %を占める2位の中国から第9位のベト
    ナムまでの国と地域で、どこまで市場
    を拡大できるかだ。いずれはHIVEX経
    由でも、中国・香港、米国、タイな
    どのQRコード決済事業者もPayPay加
    盟店で利用可能にするのが目標だとい
    う。Ling Wu創業者兼CEOは「実現す
    れば、インバウンドの8割弱をカバー
    できる」と話す。
    (時期に続く)



    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  12
    日本と台湾の市場の確立が大事

    このビジネスを成功させるには、第
    1段階として「日本と台湾の両市場
    でしっかりビジネスを確立すること
    が重要」だと考えているという。観
    光庁が3月に発表した「訪日外国人消
    費動向調査」の2023年暦年調査結果
    (確報)の概要によると、1位は台湾
    の7835億円。つまり来日した台湾人
    が、いつも使っているQRコード決済を
    日本で使ってもらうことが、そのまま
    ビジネスになるのだ。
    (次回に続く)

    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  11
    信頼で取引量が増える

    その結果、台湾人客が店を訪れ、
    美白商品の購入につながるとドラ
    ッグストア側からお金が入ってき
    ます。一種の成功報酬です」前述
    した通り、HIVEXは4つの取引情報
    だけで、個人情報は取得しない。
    「HIVEXのユーザーは個人情報の悪
    用という心配事が減るので、逆に信
    頼され、取引量が増えるのです。私
    は新しいデータの使い方だと思って
    います。『Less is More』(少ない
    方がより豊かになる)ですね」
    (次回に続く)



    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  10
    手数料以外の売り上げは

    手数料収入だけでは経営的に心許
    ない。それ以外にどんな方法で売
    上高を伸ばそうとしているのか。
    答えはこの4つの取引データの活
    用法にあった。「例えば、HIVEX
    は台湾の街口支付など3社のQRコ
    ード決済事業者の取引履歴を持っ
    ています。もちろん、HIVEXは年
    齢や性別など誰なのかは分かりま
    せん。もし、あるドラッグストア
    が美白の商品を台湾人に売りたい
    のでキャンペーンをしようとしま
    す。台湾のQRコード決済事業者は
    ユーザー情報を持っていますから、
    それに合わせて彼らのアプリを使
    って個別にキャンペーンを実施し
    ます。
    (次回に続く)



    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  9
    個人情報少ない弱み

    個人情報を取集しないのは、エン
    ドユーザーにとっては好ましいの
    かもしれない。だがHIVEXにとっ
    ては詳細な情報を取得できないた
    め、弱みになりそうな気もする。
    「QRコード決済業者はユーザー
    情報、PayPayは加盟店情報、HIVE
    Xは4つの取引データを、AIを使っ
    て分析します。この3つの情報に
    自社のAIを適用するビジネスを作
    っており、HIVEXに個人情報がな
    くてもビジネスが成立するように
    したいと考えています」
    (次回に続く)



    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  8
    個人情報は提供されない

    個人情報の保護については、国や地
    域によって異なる法律が定められて
    いるため、どの企業も慎重に取り扱
    う。「HIVEXは、名前や年齢などの
    個人情報を収集したり、共有したり
    はしません。例えば、台湾人が日本
    で観光した際、加盟店はユーザーの
    購買データを取得しますが、PayPay
    とHIVEX側には一切提供されません。
    逆も同じです。HIVEXが決済時に取
    得し、クライアントと共有するデー
    タは時間、通貨、金額、店舗名の4
    つだけです」
    (次回に続く)




    世界の電子アプリ決済一つ
    に繋がるか    連載  7
    QRコード決済の場合は表叔される

    「クレジットカードは請求書がくる
    まで、いくらのレートで決済された
    のかが分かりません。一方QRコード
    決済の場合は、決済時に画面にレー
    トが表示されるので、総額がいくら
    なのかが分かります」これは、HIV
    EXが決済時のレートが表示できるよ
    うにするAPIを用意しているから可
    能なのだという。競合としては、ア
    リババが提供する「Alipay+」など
    がある。
    (次回に続く)



     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか    連載  6
     エンドユーザーの課金なし

     収益源を聞くと「エンドユーザー
     には一切、課金をしていない」と話
     す。通常、クレジットカードを海外
     で使用すると米国なら3%、台湾で
     は1.5%、日本でも1~3%の海外取
     引手数料をチャージされる。だが「
     HIVEXは0%」だと話し、クレジッ
     トカードとの違いを強調した。そ
     の上で「収益は加盟店からのみで
     す。日本ならば、加盟店がPayPay
     にお金を払いますが、その支払わ
     れた金の一部がHIVEXに流れてく
     る仕組み」だと説明する。
     (次回に続く)

     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか    連載  5
     3日間で、47都道府県で越境決済

     国も通貨も異なるアプリが、あ
     る種の互換性を持つことになっ
     たわけだ。それを下支えして実
     現させたのがHIVEXということ
     になる。3つのQRコード決済ア
     プリで、台湾人はより気軽に日
     本で買い物をしやすくなった。
     インバウンド消費に貢献するこ
     とは間違いない。反響は大きく、
     サービス開始から3日間で、47都
     道府県で越境決済がされている
     ことを確認したという。
     (次回に続く)



     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか    連載  4
     他国の決済アプリが日本国内で

     分かりやすく説明すると、シン
     ガポール人の観光客が日本で旅
     行をし、お土産の支払いを、普
     段シンガポールで使っているQR
     コード系電子マネー決済アプリ
     「NETS Pay」のアプリで支払お
     うとしても、今までは支払えな
     かった。しかしHIVEXは、国境
     や通貨、決済アプリの違いを越
     えて決済できるシステムを開発
     したのだ。23年10月、台湾系の
     「街口支付(JKO Pay)」「全支
     付(PXPay Plus)」「玉山(E.SU
     N Wallet)」という3つのQR決済
     アプリは、日本国内のPayPay加
     盟店であれば利用可能となった。
     (次回に続くf)



     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか    連載  3
     HIVEXが世界で互換性を
     新型コロナウイルスの期間中は、
     非接触という観点から日本を含
     む世界中でキャッシュレス決済
     が進化し、一気に普及した。新
     型コロナが終わると海外旅行が
     復活したものの、世界各国・地
     域で独自に発展したキャッシュ
     レス決済のアプリやソフトに互
     換性がなかったため、あくまで
     ドメスティックなサービスにと
     どまっていた面がある。そこに
     互換性を持たせ、おのおのが使
     っているキャッシュレス決済シ
     ステムを外国でも使えるように
     しようとしたのがHIVEXだ。
     (次回に続く)

     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか    連載   2
     世界中でQRコード決済ができる
     プラットフォーム「HIVEX」
     米国に本社を置くTBCASoftは2016
     年に創業。ブロックチェーンを使
     うことによって通貨が異なっても
     世界中でQRコード決済ができる
     プラットフォーム「HIVEX」を開発
     した。TBCASoftのLing Wu創業者
     兼CEOに、HIVEXを開発した意図
     と、事業展開について話を聞いた
   。 (次回に続く)


     世界の電子アプリ決済一つ
     に繋がるか   新連載   1

     日本においてキャッシュレス決済
     は、クレジットカードを除くとSu
     icaなど交通系の電子マネーが最初
     に広く一般に普及した。今ではPa
     yPay、楽天ペイ、d払いなどQRコ
     ード決済が年々、アジアを中心に
     存在感を増している。QRコードは 
     世界中で使われていることから、
     決済業者は世界展開が容易だ。加
     盟店側も専用端末を導入する必要
     がなく経営コストを抑えられるメ
     リットがある。
     武田信晃 ITmedia
     (今回新連載です(       



     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい 最終回  15
     第二弾「花藻塩のねぎ塩だし」

     と思っていたら、5月16日に第二
     弾が登場している。その名は
     「花藻塩のねぎ塩だし」(7月
     中旬まで)。部員も100人を超
     えていて、再び議論を重ねて新
     商品を開発したようだ。ちょっ
     と気が早いが、結果はどうなる
     のか? しゃぶ葉の担当者は再
     び「完敗」という言葉を口にす
     るかもしれないが、販売終了後
     にこのセリフだけは言いたいは
     ずである。部員と一緒に「乾杯!」。
     (今回最終回です)



     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載   14
     ファンによってどんな商品が

     「推し活」という言葉が使われる
     ようになってから、20年ほどの月
     日がたつ。自分にとってイチオシ
     の人やキャラクターを、さまざま
     な形で応援する活動のことだが、
     企業にとってもファンの存在は欠
     かせないものとなっている。「推
     し」てもらうことによって、次は
     どんな商品が生まれるのか。
     (次回最終器です)

     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載   13
     改めてお客の目線に立って

                  新商品を開発するにあたって、多
                 くの担当者は何度も何度も次の言
                  葉を耳にしているに違いない。お
                  客さまの目線に立って考えること
                  ――。しゃぶ葉のケースでいえば、
                  今回は「素人のアイデア」に軍配
                  があがったので、担当者はこの言
                  葉の意味を重く感じているのかも
                  しれない。お客さまの目線に立っ
                  て考えること――。
                   (次回に続く)




     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    12
     自分が食べたいが発想の視点に
     このことを岡田さんに尋ねたとこ
     ろ、ハッキリと「完敗ですね」と
     語った。敗因として、商品開発の
     担当者はとんがったモノを開発す
     る傾向がある。「いまこの味がト
     レンドだから」「この味を出せば
     メディアが取り上げてくれるかも
      」といった切り口で企画が進むこ
     とが多いそうだ。しかし、部のメ
     ンバーは違う。「自分はこのだし
     を食べたい」という視点に立って、
     新たな商品が生まれた。
     (次回に通d九)

     「完敗」しゃぶ葉が語る素人
     山車がすごい  連載    11
     素人の発想に負けた

     話を冒頭の数字に戻そう。しゃぶ葉
     では5種類(期間によって違う)か
     ら鍋だしを選べるわけだが、博多豚
     骨だしは9月に提供した。同店は定
     期的にフェアを実施していて、期間
     内に「博多豚骨だし」を選んだ人は
     過去のフェアと比べて5.3倍だったの
     だ。この数字を聞いて気になったの
     は、これまでだしを開発してきた担
     当者のハートである。プロとして、
     考えに考え抜いて「このだしは絶対
     に人気が出る。たくさんの人が選ん
     でくれるはずだ」と信じて商品化し
     ているはずなのに、素人のアイデア
     から生まれたモノに大きく水をあけ
     られたのだ。
     (次回に続く)

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