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先日登った赤城山の鍋割山の写真をLineで送ったら、兄から、赤城山なら登れそうだから連れていけとの依頼。
兄はリハビリ中だが、最近は高尾山などに一人で出かけているという。
今は低山は暑すぎて体によくないが、赤城山なら大丈夫だろうと。
大沼で1300mを超えているから、そこから地蔵岳なら涼しいはず。
どうせならと一人暮らしの娘を誘ったら行くという返事。
朝7時半に近くの駅に集合してもらい、私の車で出発。
10時30分、ほぼ予定通りに到着。
いい天気で、しかも上空に適度に雲があって日差しを弱めてくれて、これは快適。
ビジターセンターに車をとめ、まずは覚満渕の木道から鳥居峠へむかう。
水がかなり少なくなっていた。
ここの木道はもう限界。ぼこぼこに朽ちて、傾いているのをベニヤを貼ってごまかしてある(笑)。
ヒヨドリバナかな。
クガイソウも一輪だけ見つけた。
鳥居峠への登り口から覚満渕を振り返る。
ちょうど小学1年生が先生たちと来ていて、道をゆずってくれた。かわいいね。
鳥居峠から関東平野北部を展望。筑波山がみえるはずだが、霞んでいて無理だった。
これから小沼の縁へとむかうが、舗装道路は避けてこの山道を使う。
急なところはないし、樹林の中だから涼しい。
道はこんな感じ。下から風も吹いていて快適だった。
アキノキリンソウ。
小沼の縁の道。小沼火山の火口の縁を歩いているわけ。
でも緑がいっぱいで火山のイメージはない。
小沼の入り口の駐車場に到着。ここで小休止。
先ほどの1年生たちが車道を使って登ってきて、そのまま小沼へと降りて行った。
このコースは、私たち年寄りのハイキングにいいコースなのだが、電車とバスでは埼玉からは時間がかかりすぎるかな。
さて、少し車道を歩いて八丁峠から地蔵岳へと登る。
見上げればすぐ近くに山頂の電波塔も見えているが、階段の連続なので兄貴は足が重そうだった。
でもほかのコースは岩ゴロゴロのところが多いので、転ぶのが心配。
休み休み登ればいいのだから。
ツリガネニンジン。
頂上が近づいて覚満渕や小沼が見下ろせるようになってきた。
この平らな木道が現れたら、もう頂上は目の前。
12時30分、無事山頂に到着。
兄はリハビリで毎日散歩をしているが、階段の連続では、やはり足が重そうだった。
地蔵岳、1674m。出発点のビジターセンターが1360mくらいなので標高差300m余りだ。
大沼の向こうには主峰黒檜山。地蔵岳は右にある駒ケ岳とほぼ同じ高さ。
地蔵岳の名前の起こり。石塔と地蔵さんの列。頭がなくなっていて代わりの石が置いてあった。
ここにはコンクリートの四角い基礎があるので、かつては祠が建っていたのかもしれない。
湖畔にある赤城神社を見下ろす。神社にわたる橋が架け替え工事中だった。
少しいどうすれば関東平野側も見渡せるが、さすがに霞んでいて遠くは見えない。
今日は富士山は無理みたいだ。
さきほどの地蔵さんの列を横から撮影。
さて下山は、私も初めて歩く西側の展望駐車場を目指す。
最初は少し急で、岩もゴロゴロ。あぶないので私のストックをダブルで使ってもらった。
ただ、使い慣れないていないので、あまり役には立っていなさそう。
新坂平への分岐点付近になると傾斜もゆるくなり、歩きやすくなった。
標高1500m付近から足元の笹がなくなって雰囲気が変わった。
左側に動物除けなのか柵が連続しているところもあった。
ミズナラかな。かなりの老木だ。
新坂平から大沼湖畔に続く遊歩道にでて、もう駐車場は目の前。
実はここに自転車をデポしておいた。二人には木陰で休憩していてもらって私が車を回収にいった。
最初は、遊歩道でビジターセンターに戻りことも考えたが、自転車作戦にして時間も節約できた。
その時間で富士見温泉でゆっくり汗を流すことができた。
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