毎日が山のこと

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馬酔木尾根(仮称)から二子山へ(2025年2月7日)

2025-02-07 16:51:50 | 奥武蔵・秩父の山

またまた芦ヶ久保の二子山に出かけた。

前回出会った打田さんの教えにしたがって馬酔木尾根(仮称)から登ってみたのだ。

朝、目覚ましよりだいぶ早く目が覚めてしまったので、予定より1時間早く出かけた。

 

7時24分、芦ヶ久保に到着。

例の芦ヶ久保の氷柱祭りは朝が早いのでまだ始まっていない。

閉まっているチケット売り場のわきから西武線のトンネルに入ったらそこに大きなツララが。

天井から人の背丈ほどもあった。

 

最初の峠で尾根に入る。

 

しばらくは急登が続くが、木々の間から朝日を浴びた芦ヶ久保の南斜面がみえているので気分は明るい。

 

打田さんのいうとおり、馬酔木が多い。

それで打田さんはこの尾根を仮に馬酔木尾根と呼ぶことにしたといっていた。

 

峠から180mほどあがると最初のコブになる。

このあたりはスギ林だ。

 

コブの先、ゆるやかな尾根をしばらく進むとふたたび急登がはじまった。

そして大きな岩もあらわれた。

しかし、これは脇を難なく通過できる。

 

急登が終わってまたしばらく平らな尾根になったが、すぐにまた急登がはじまる。

 

770mのピーク、大平が近づくと雪がでてきた。

 

特に北東斜面には一面に雪が残っているが、多いところでも1cmほどでしかない。

 

そして770mピークの50m下くらいから伐採跡になって、谷の向かい側、丸山から秩父にかけての展望が開けた。

 

上の写真の左側を撮ったもので、日当たりのいい芦ヶ久保の集落が見えている。

 

少し登ってからふたたび秩父の方を少し望遠をかけて撮ってみた。

奥の山は群馬の榛名山のようだ。

 

反対側は、木々のあいだから武甲山。2週間前とちがって斜面に雪がついているので明るく浮かび上がっている。

 

8時50分、770mのピーク、大平に到着。

木にまかれた赤いテープには若菅山とも書いてあった。

 

ピークから5分ほどで兵ノ沢コースと合流した。

ここの道標にこの馬酔木尾根は「行きどまり」と書いてあるが、大平で降りる方向を間違えなければあとは迷うようなところはない。

 

頂上が近づいて日向にも雪が残るようになってきた。

しかし、例のロープの急登の場所も登山道には土が顔を出しているので特に心配はなかった。

 

9時50分、駅から1時間25分で雌岳山頂に到着。

 

次の雄岳山頂の三角点。

 

三角点の奥にあるビューポイントに移動して休憩。

 

武甲山。

 

両神山を限界までアップにしてみた。

 

山頂の雪はこんなぐあい。ここも人が歩いたところは土が顔をのぞかせている。

まだ時間は早いが、朝食も早かったのでまたカップラーメンでも食べようと支度したら、ザックの中のポーチに箸もスプーンも入っていない。

そんなぁ。ポーチには入れてあったはずなんだけど・・・・

とぼやいてみても入っていないものは入っていない。

あきらめて大福とチョコ菓子、羊羹をたべておしまいにした。

 

最後に秩父盆地と両神山の展望を写真におさめ、10時6分下山開始。

 

帰りは兵ノ沢をくだった。

水場の小滝が10時53分。

 

そばの岩の表面に氷がついていた。

 

兵ノ沢を右岸にわかって峠へとむかう。

 

出発点の峠についた。11時10分。この峠を出発して3時間半だ。

 

電車を待つ間に、道の駅でかきあげそばを食べ、道の駅で土産を買った。

さて、試してみた馬酔木尾根は急登が多いが、ピークの手前の大展望がなかなか気分がよかった。

3月になれば氷柱まつりが終わり、浅間神社コースも登れるようになるが、浅間神社コースを歩いたのは昔のことで覚えていないので比較しようがない。

 

最後に馬酔木尾根を地図で示しておく。この尾根はまた歩いてもいいと思った。

それにここは駅からすぐに登れて、ある程度高度もあってトレーニングには最適なことがわかった。

その意味でもまたこよう。


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