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11月13日、今日も穏やかに晴れ上がって暖かな日になった。
そこで、12月に計画しているハイキングの目的地である小川町の官ノ倉山に出かけた。
下見を兼ねたものだが、せっかくなので和紙の里から奥沢へ歩き、神社の所から臼入山421mを経由して官ノ倉山をめざした。
道の駅和紙の里は工事をしているらしく、バス停が臨時の場所に移してあった。
そこから登山口の奥沢まで歩いたが、一つ先の中学校前のバス停の方が近かった。
旧道に入っていくと奥沢神社の石柱がたっていた。
ここが登山口になる。
ところで旧道に入る手前に看板があって、十返舎一九の東海道中膝栗毛の続編に安戸宿とこの旧道が出てくると書いてあった。
この道から粥仁田峠を越えていったらしい。
まずは神社の石段登りから。
神社の建物の左手から山道に入る。
途中にあった白っぽい岩にポットホールらしい穴があいていた。
ポットホールならこの岩はかつて川辺にあったことになるけど・・・
30分で尾根のコブに到着。そこには小さな社があった。
なにも書いていないが奥沢神社の奥宮なのだろう。
祠のあったコブから15分で、このコースの最高地点、臼入山に到着。
三角点があり、421mだ。現地には臼入山と書いてあったが、ハイキング地図などでは細窪山と書いてある。
この山からは東秩父村の落合方向と木間越しだが寄居町などが見えた。
しばらくはヒノキ林やスギ林の道をアップダウンを繰り返しながら歩く。
15分で城山への分岐に到着。城山というのは安戸宿の近くにある安戸城跡のことらしい。
分岐から10分ほど歩くと左側が伐採地となって展望が開けた。
小川町のホンダ技研の工場が見えた。
こちらは北関東、赤城山だ。
国土地理院の地図には記載されていない道が山を越していた。
さらに同じような杉林の道をいくつかのコブを越していく。
道路から3つ目ほどコブに「天ノ峰」の標識がついていた。
ここからは官ノ倉峠にむかって下っていく。
天ノ峰から25分で官ノ倉峠。
この峠は安戸からのコースと東武竹沢駅からのコースとの十字路になっている。
このまま直進すれば官ノ倉山だが、ここから先は歩いたことがあるので、一旦安戸方向に少しくだって、官ノ倉山を通らずに石尊山に出るコースを歩いてみた。
次回のハイキングでは、安戸から登ってまず石尊山に向かうつもりなのだ。
峠から5分ほどで大きな石碑があった。
ここがコースの分岐点。左が今下ってきた峠への道。
右が石尊山への道。
しばらく少しきつい登りとなるが、すぐに官ノ倉山山頂への直登ルートとわかれ、そこからはゆるいトラバース道になった。
分岐点から15分で石尊山に到着。
石の祠がある。
北関東方向の展望。
小川町方向の展望。
石の囲いの中にも石の祠があった。
これがすぐお隣の官ノ倉山山頂。
石尊山より少し低いようだ。
いよいよお隣の官ノ倉山山頂をめざす。
12分で到着。
山頂から小川町方向のながめ。
こちらは赤城山方向のながめ。
ベンチに腰を下ろして昼食。しかし、せっかく魔法瓶のお湯でコーヒーにしようと思っていたのに忘れてしまった。
今回の奥沢からのコースは大部分が針葉樹林の中だったので山頂のヤマザクラの紅葉が貴重な存在だ。
あとは何度か歩いている道で東武竹沢駅にむかう。
山頂付近だけは少し岩々しているが、その後は整備された歩きやすい道が続く。
10分ほどで官ノ倉峠。
ここを先ほどとは反対がに下る。
天王沼という農業用ため池の上の祠。
天王沼。
山の色づいた木々を写して静まり返っていた。
里に出て、舗装の道を駅へと歩く。ゆずの実が青空に映えている。
秋らしい風景を写真におさめながら歩く。
山頂から55分で駅に到着。ちょうど2分後に電車がきたのでドンピシャのタイミングだった。
前回の伊豆が岳では少しがんばったので今日は軽く半日の山歩き。
自宅には午後2時半すぎについた。
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