「もう!ばぁばのお嫁さんになんかなってやんないからぁっ」
「もう、お手紙もプレゼントもあげない、しらないっ」
帰宅後、荷を置いてすぐさま近くのスーパーまで行って帰ってみると孫がご機嫌斜め。
目には涙。
拗ねて、近寄らずに逃げてゆく。
ようやくつかまえて、抱っこ抱っこ抱っこ。寂しさの裏返しかな。
そう言えば今日は、職場でいい話を読んだ。
ある方から随想のプリントをいただき、読むのを忘れていたのだ。
掻い摘んで書くが、それはあるおばあさんと息子夫婦の話だった。
おばあさんが、老人ホームに入ろうかなと「ある人」に相談した。
それを聞いた「ある人」は驚き、みんなで話し合うことになった。
老人ホームの話を聞いた息子夫婦は驚いた。
ここで普通なら、話し合いは相手をののしり、責任のなすり合いとなるかもしれない。
しかし、
まず話を聞いた嫁さんが、「私が足りなかったのだ」と自分を責める。
それを聞いて息子が、「いやお前は悪ぐね。おれがもっと真剣に家族の事を考えるべきだった。」と。
そしておばあちゃんが、「いや悪いのは私だ。余計な世話をかけたくなくて、、」と。
みんなが自己観照に長けている。
勿論おばあちゃんは老人ホームには入らず円満解決というお話だけれど、学ばされるなぁ。
こうありたいものだと、つくづく。。。
”幸福とは、心が充たされること。”ターシャ・テューダー