風の雑記帳

平凡でもかけがえのない毎日が過ぎていく。
風景や触れ合い、心の断片を切り貼りして綴ってみる。

心の充足

2007年02月20日 | 呟き、思い、独り言

「もう!ばぁばのお嫁さんになんかなってやんないからぁっ」
「もう、お手紙もプレゼントもあげない、しらないっ」

帰宅後、荷を置いてすぐさま近くのスーパーまで行って帰ってみると孫がご機嫌斜め。
目には涙。
拗ねて、近寄らずに逃げてゆく。
ようやくつかまえて、抱っこ抱っこ抱っこ。寂しさの裏返しかな。



そう言えば今日は、職場でいい話を読んだ。
ある方から随想のプリントをいただき、読むのを忘れていたのだ。

掻い摘んで書くが、それはあるおばあさんと息子夫婦の話だった。
おばあさんが、老人ホームに入ろうかなと「ある人」に相談した。
それを聞いた「ある人」は驚き、みんなで話し合うことになった。
老人ホームの話を聞いた息子夫婦は驚いた。

ここで普通なら、話し合いは相手をののしり、責任のなすり合いとなるかもしれない。

しかし、
まず話を聞いた嫁さんが、「私が足りなかったのだ」と自分を責める。
それを聞いて息子が、「いやお前は悪ぐね。おれがもっと真剣に家族の事を考えるべきだった。」と。
そしておばあちゃんが、「いや悪いのは私だ。余計な世話をかけたくなくて、、」と。

みんなが自己観照に長けている。
勿論おばあちゃんは老人ホームには入らず円満解決というお話だけれど、学ばされるなぁ。
こうありたいものだと、つくづく。。。


”幸福とは、心が充たされること。”ターシャ・テューダー
コメント
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