聞くところによると、豪雨をもたらす梅雨前線が
日本列島にどっかと居座っているらしい……
なのにアナタは京都へいくの~♪(←古いなあ)
はい。大雨にもめげず行ってまいりました「日韓結び文化京都展」
その最終日・17日は、かの祇園祭も最終日。
雨にも負けず、烏丸通りはものすごい人出です。
なにしろ地下鉄の駅から地上に出るのにも一苦労ですが、
我々の目的は祭り見物ではなく、紐見物。
山鉾の通過を待ち望む人々を横目で眺めつつ
ホテルに荷物を預けたら、
何はさておき、会場の京都文化博物館へ直行することにしました。
しか~し! 一歩足を踏み入れたとたん、
雨も祇園祭も頭から吹っ飛んでしまいましたね。
なぜって、日本と韓国それぞれの超絶技巧てんこ盛りの
それはすさまじい作品展だったからです。
←大きな会場をいくつかのブースで仕切りってあります。それはこの一角。メドゥプのコーナーですね。ゆったりとしたスペースでじっくりと作品を眺めることができるのは何よりの幸せ。しかも写真OKとなれば、これはもう言うことありません。
まず、目を奪われたのがこのテーブル飾り(?)
メファ(梅花)とナビ(蝶)が網状につながってるぅ~(@_@;)
この作品、今回の目玉の一つだったようで、
しっかりチラシにも写真が載っておりました。
←こちらはまた想像を絶するワザ。微妙に形が異なっているのに、長さが揃っているのはなぜ?
渋い黄色と樺色の調和がまた絶妙です。それにしてもこのよ~な複雑怪奇な結びには、いったい何メートルの紐を要するのでしょうか。
ここまで来ると、もはや「結び」というよりは、緻密な「織り」を見ているようです。
コレを指先と目打ちだけで作り上げるなんて、もうそれだけで「滅相もございません」状態。
それでも身の程を知らず「できることなら真似してみたい」と思った部分をちょっと拡大してみました。
↓
根性入れて学べば、「構造的」にはなんとかなるでしょうか。
「○×言ってんじゃないよ~♪」のメロディーが
耳の後ろで鳴り響くようです。
身の程知らずついでに、いつかはコチラも真似したい。
「いつまで経っても○×な私ね~♪」
白+生成りのモシに豪華なノリゲ。
こんなポジャギ使いも真似してみたいなあ。
会場の約3分の2を占めていたのは、日本の結び。
中でも茶道の伝統に裏打ちされたものは圧巻です。
とくに仕覆の「花結び」は、
お茶に毒物が混ぜられないよう考案されたもので
その結び方は極秘扱いにされていたとか。
なつめを入れる袋にも…
日本の技法を学ぼうとする韓国の方の熱意にも並々ならぬものがあります。この方も、展示作品の前で模写ならぬ「模結び」に没頭。
手違いで光らせてしまったフラッシュにもまったく気づかないほど夢中になっておられました。
一応「写真撮ってもいいですか?」とお聞きし、「イエ~(ええ)」とのお返事をいただいたのですが、たぶん上の空でのお返事だったと思います。勝手にご紹介しちゃってすみません<m(__)m>
一本の紐から無限大の世界を構築する……
ちょっと大げさかもしれませんが、
今回の結び展では、そんな執念にも似た迫力を感じました。
日本も韓国も、残念ながら今回は参加しなかった台湾も
その点にはまったく変わりないと思います。
そもそも「結び」とは神事にかかわるもの。
聖と俗を分ける霊力に満ちた作法です。
そのような結界に足を踏み入れつつある私メは、
やはり○×者でありましょうか。
エライものにハマってしまったわ(-_-;)
会場の出口付近に下げられていた、巨大な「けさ結び」
なんか、サーカスの輪のようだ……
日本列島にどっかと居座っているらしい……
なのにアナタは京都へいくの~♪(←古いなあ)
はい。大雨にもめげず行ってまいりました「日韓結び文化京都展」
その最終日・17日は、かの祇園祭も最終日。
雨にも負けず、烏丸通りはものすごい人出です。
なにしろ地下鉄の駅から地上に出るのにも一苦労ですが、
我々の目的は祭り見物ではなく、紐見物。
山鉾の通過を待ち望む人々を横目で眺めつつ
ホテルに荷物を預けたら、
何はさておき、会場の京都文化博物館へ直行することにしました。
しか~し! 一歩足を踏み入れたとたん、
雨も祇園祭も頭から吹っ飛んでしまいましたね。
なぜって、日本と韓国それぞれの超絶技巧てんこ盛りの
それはすさまじい作品展だったからです。
←大きな会場をいくつかのブースで仕切りってあります。それはこの一角。メドゥプのコーナーですね。ゆったりとしたスペースでじっくりと作品を眺めることができるのは何よりの幸せ。しかも写真OKとなれば、これはもう言うことありません。
まず、目を奪われたのがこのテーブル飾り(?)
メファ(梅花)とナビ(蝶)が網状につながってるぅ~(@_@;)
この作品、今回の目玉の一つだったようで、
しっかりチラシにも写真が載っておりました。
←こちらはまた想像を絶するワザ。微妙に形が異なっているのに、長さが揃っているのはなぜ?
渋い黄色と樺色の調和がまた絶妙です。それにしてもこのよ~な複雑怪奇な結びには、いったい何メートルの紐を要するのでしょうか。
ここまで来ると、もはや「結び」というよりは、緻密な「織り」を見ているようです。
コレを指先と目打ちだけで作り上げるなんて、もうそれだけで「滅相もございません」状態。
それでも身の程を知らず「できることなら真似してみたい」と思った部分をちょっと拡大してみました。
↓
根性入れて学べば、「構造的」にはなんとかなるでしょうか。
「○×言ってんじゃないよ~♪」のメロディーが
耳の後ろで鳴り響くようです。
身の程知らずついでに、いつかはコチラも真似したい。
「いつまで経っても○×な私ね~♪」
白+生成りのモシに豪華なノリゲ。
こんなポジャギ使いも真似してみたいなあ。
会場の約3分の2を占めていたのは、日本の結び。
中でも茶道の伝統に裏打ちされたものは圧巻です。
とくに仕覆の「花結び」は、
お茶に毒物が混ぜられないよう考案されたもので
その結び方は極秘扱いにされていたとか。
なつめを入れる袋にも…
日本の技法を学ぼうとする韓国の方の熱意にも並々ならぬものがあります。この方も、展示作品の前で模写ならぬ「模結び」に没頭。
手違いで光らせてしまったフラッシュにもまったく気づかないほど夢中になっておられました。
一応「写真撮ってもいいですか?」とお聞きし、「イエ~(ええ)」とのお返事をいただいたのですが、たぶん上の空でのお返事だったと思います。勝手にご紹介しちゃってすみません<m(__)m>
一本の紐から無限大の世界を構築する……
ちょっと大げさかもしれませんが、
今回の結び展では、そんな執念にも似た迫力を感じました。
日本も韓国も、残念ながら今回は参加しなかった台湾も
その点にはまったく変わりないと思います。
そもそも「結び」とは神事にかかわるもの。
聖と俗を分ける霊力に満ちた作法です。
そのような結界に足を踏み入れつつある私メは、
やはり○×者でありましょうか。
エライものにハマってしまったわ(-_-;)
会場の出口付近に下げられていた、巨大な「けさ結び」
なんか、サーカスの輪のようだ……