ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カラカネトンボ 2017<6月>

2017-06-30 | エゾトンボ科

<6.23>

5年ぶりの産卵

沼で探雌飛翔するカラカネトンボの個体数はこの3年間で最高。オオトラフトンボにも攻撃を仕掛けていました。
ホバリング時間が微妙でピントが合う瞬間に移動して毎度ストレス大ですが、数が多いので撮影機会はまずまず。
♀は死角になった所に来るので、交尾態は目撃したものの、いつもの待機場所では産卵が見られませんでした。
ところが、意外な場所で5年ぶりに産卵に遭遇しました。

♂ 飛翔




光線状態がよいのはこの角度のみで同じパターンばかり




気分転換で沼周りを巡っている時、目の前に♀が現われました。♂を見ることのない一角で予期せぬ場所でした。
やっと出会った産卵、激しく動き回るので必死で追いますが、暗い草叢に入り込まれてあっけなく見失いました。

♀ 産卵



2017.6.23 福島県

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カラカネトンボ  2016<6月>

2016-06-27 | エゾトンボ科

<6.18>

産卵見られず

約1週間前、カラカネトンボを目的に中越に行って1頭も見られず、他の生息地で意地でも撮影したくなります。
梅雨時の天候待ちの日、関東地方も広く晴れましたが、会津に行きました。高原の気温は低く24℃前後。

10時頃到着すると、黒い雲が次々に通過して強風が吹く厳しい状況でした。それでも飛ぶ♂がいたので一安心。
日が射すと多数の♂が水面に出てきましたが、皮肉なことに今回は争いが激しくゆっくり撮ることができません。
狙いの産卵は、6時間程いた守備範囲で一度も見ませんでした。連結態で飛ぶのは2回目撃しています。

♂ 飛翔











2016.6.18 福島県

時期がやや遅かった昨年はまったく♀の目撃がなく、産卵は2年連続の空振りでした。
同所で♀を撮影したのは4年前。夕方近くに♀が飛来しましたが、水面際を低空飛行し草陰に消えました。

♀ 産卵


見失ってからの再発見時は、もがいて水没寸前の状態。植物に後肢か絡んだようですが、よく分かりません。









救出後です



2012.6.18 福島県

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タカネトンボ  2015<9月>

2015-09-18 | エゾトンボ科

<9.11>

産卵の撮り直し

ルリボシヤンマの小池に正午前に到着して水面を覗くと、幸先よくタカネトンボが産卵に来ていました。
この♀はすぐに草陰に姿を消しましたが、8月の信州で悉く失敗している産卵の撮り直しの機会がありそうです。

♀ 飛翔


13時半頃、♂が飛来しない間隙を突いて次の♀が飛来。今度は見通しのきく場所で約5分間産卵しました。

♀ 産卵














約1時間後、さらに1♀が現われましたが、♂を察したのか産卵せずに姿を消しました。

♀ 飛翔


例年より個体数が多いようで、パトロールの♂は約10分間隔で飛来しました。♂の探雌飛翔です。

♂ 飛翔











2015.9.11 東京都

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タカネトンボ  2015<8月>

2015-08-31 | エゾトンボ科

<8.27>

午後の主役

信州のオオルリボシヤンマ、ルリボシヤンマを撮影した池では、いずれもタカネトンボが生息していました。
午後になると活性化して産卵を何回も目撃。久々に撮影機会がありましたが、草に潜り込まれ悉く失敗でした。

♂   飛翔










♂   静止


♀が入ってきたものの、全てタイミングを逸しました。一応産卵です。

♀   産卵

2015.8.27   長野県

翌日のルリボシヤンマの池、ここでも産卵が見られましたが、即♂に見つかり交尾態で上空に。

♀   産卵

2015.8.28   長野県

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