<9.14>
止まってばかり
昨年、エゾトンボがホバリングしていた林道に行くと、多分産卵場所の水溜まりで縄張り♂が待機していました。
侵入♂と時々バトルになりますが、戻ってくるとすぐに止まります。静止を撮るのによい機会でした。
飛んでは止まる繰り返しでホバリングしない老熟♂ 下方に小さな水溜りがある
<オニヤンマ> 林道沿いにパトロールして時々静止する♂
<オナガサナエ> 林内で休む♂
2024.9.14 長野県
<8.9>
暗い池
この日も猛暑日。マルタンヤンマの産卵時間まで、木陰の暗い池でタカネトンボの撮影です。最高気温35℃。
2時間半で2♀が入り、1♀は飛来して即♂に見つかって逃げ、1♀が産卵。8月上旬に撮ったのは初めてです。
この後、マルタンヤンマの池に移動して待機中に天候が急変、雷雨の直撃を受けて散々な目に会いました。
縄張りの♂ 池に長く留まることはなく出たり入ったり 来たのは多分3♂
12時35分頃 最初の♀が飛来 10秒後♂の捕捉を回避して逃げる直前 卵塊を付けている
13時40分頃 2分間の産卵 ♂が不在のタイミングで飛来した
岸に向かって放卵する直前 肝心のシーンはフレームアウト
打水して腹端に水をためた所 卵が見える
2024.8.9 東京都
<9.18>
意外な場所で
丘陵地の林道を歩くと、何とエゾトンボが飛んでいました。近くの流れは干上がっていて湿地も見当たりません。
意外な場所で、しかも縄張り飛翔が見られて不思議な感覚でした。3♂を目撃してホバリングした1♂を撮影。
縄張り占有してホバリングする♂
付近の林縁では成熟を待つヒメアカネとオツネントンボがちらほら見られました。
<ヒメアカネ> 静止する若い♂
♀ 未成熟
成熟した♀
2023.9.18 長野県
<9.14>
暗い池
オオルリボシヤンマの産卵待ちの間、タカネトンボが何度も探雌して飛び回りました。産卵が見られそうです。
見逃さぬよう見張っていると、15時前に暗い池に♀が飛来しました。産卵終了直後、隣の池に続いて♀が飛来。
相変わらず激しく飛び回り、最初の♀はまったくヒットせず、2番手の♀を何とか撮影しました。
激しく動き回って産卵する♀
方向転換
卵を飛ばす前 排出した卵が見える
2023.9.14 兵庫県
<8.30>
明るい所で
乗鞍高原のムツアカネは低調でしたが、午前中からタカネトンボが探雌して飛び回り、産卵を2回目撃しました。
高原では明るい場所で産卵するので、平地なら不可欠であるストロボなしで撮影が可能です。その分撮りやすい。
10時10分頃、♂が来ない水辺で2分半の産卵。いつもながら激しく動き、草から出るのを待っての撮影です。
打水の直後の♀ 以下同じ個体
打水して水滴を造る過程 この段階で卵を排出している
一度打水して、方向を変えながらホバリングし腹端に卵を含んだ水滴を造ると、草叢に向けて水滴を飛ばします。
一連の動作は徐々に早くなり、打水、放卵、打水を2、3秒のサイクルで繰り返します。
打水直後
上から4秒後 卵を飛ばし打水してから再び同じ場所でホバリング
上から1秒後 卵を含んだ水滴ができた瞬間に草叢に向けて飛ばす 水滴が丸くなる直前
腹端を振って水滴を飛ばす 丸くなった水滴を狙うが外ればかり
方向転換
探雌する♂
2023.8.30 長野県