<11.5>
一昔前の光景
撮れるトンボが限られる時期、皮肉なことに晴天が続きます。先日ナツアカネを撮影し今回はアキアカネです。
横浜市内の別の里山の田圃に行きました。昨年は個体数がかなり減って様子が気になるところでもあります。
稲刈り後の水が溜まった一部の田圃に連結態が集中して久々に2桁の産卵を目撃。一昔前の光景の再現でした。
10時過ぎから正午まで間断なく産卵が続き、撮影機会は申し分なし。日射しは強くても最高気温は19℃。
腹部背面が赤い♀の連結産卵
産卵休止
個体数が多いので腹部背面が赤化した♀と赤化していない♀のどちらが多いか比較してみた結果は半々でした。
腹部背面が褐色の♀の連結産卵
待機した田圃で縄張りしていた♂です。連結態への干渉が激しく半数以上は産卵せずに移動。迷惑な♂でした。
♂ 飛翔
探すことなく多数の交尾態を目撃。産卵場所周辺で♀が捕捉されていたようです。最初の♀はいやに美しい個体。
交尾態
2019.11.5 神奈川県