<4.30>
羽化ゼロの日
4月も末日。低気温の日が続いていますが、そろそろよい頃かと埼玉のサラサヤンマの羽化撮影に行きました。
しかし、夜半に相当降ったようで湿地は水浸し、気温も上がらず羽化の目撃はゼロ。最低7℃、最高気温18℃。
狭い範囲に前日の居残りが3♀、1♂。正午の気温は17℃、13時を過ぎてもどれも飛びませんでした。
1番目の♀
2番目の♀
3番目の♀
殻から離れていた♂
2022.4.30 埼玉県
<4.30>
羽化ゼロの日
4月も末日。低気温の日が続いていますが、そろそろよい頃かと埼玉のサラサヤンマの羽化撮影に行きました。
しかし、夜半に相当降ったようで湿地は水浸し、気温も上がらず羽化の目撃はゼロ。最低7℃、最高気温18℃。
狭い範囲に前日の居残りが3♀、1♂。正午の気温は17℃、13時を過ぎてもどれも飛びませんでした。
1番目の♀
2番目の♀
3番目の♀
殻から離れていた♂
2022.4.30 埼玉県
<4.26>
草のなかの羽化
3日前の渓流で、再びサナエトンボの羽化撮影です。同じポイント付近に出るのはクロサナエかヒメクロサナエ。
どちらが優先ということではありませんが、前回はクロの羽化を記録したので、ヒメクロを期待していました。
結果、撮影したのは今回もクロサナエです。たまに日が射す天気で最低13℃、最高気温22℃。
曇天で気温が上がらず諦めかけた11時15分頃、枯れ葉のなかから這い上がってきたヤゴを発見しました。
神経質に動いて定位場所を決めるまで時間がかかり、気が気でありませんでしたが、見通せる所で無事に定位。
前回と環境の異なる草のなかでのクロサナエ♀の羽化記録です。気温が低く、裂開から開翅までは1時間12分。
11時15分頃 這い上がるヤゴ
11時32分頃 定位
11時45分頃 裂開
11時47分頃 複眼が抜ける
11時50分頃 前肢が抜ける
11時53分頃 後肢が抜ける
11時55分頃 休止期 休止は約10分間
12時5分頃 脱出開始 25秒で完了
12時16分頃 翅の伸長
12時20分頃
12時34分頃 腹部伸長
12時57分頃 開翅
1分もしないうちに飛び近くに止まる
他の羽化目撃はクロサナエの1♀でそろそろ終わりかも。ヒメクロサナエの目撃は羽化不全の居残り1♂でした。
♀ 羽化後間もない別個体
2022.4.26 東京都
<4.25>
ダブルで羽化
アオサナエの羽化を撮影した埼玉の中流域、護岸でヤマサナエの♂と♀がダブルで羽化していました。
昨年、何度も撮る機会があり今季は見送るつもりでしたが、ダブルなら話は別です。ただし、光線状態は最悪。
手前が♀ 奥の♂が遅れて脱出開始
手前が♂ 脱出
約17分後
約27分後
約30分後 ♀の開翅
2022.4.25 埼玉県
<4.25>
遅い時間に
毎季、時期を逸したりして相性が悪いアオサナエの羽化、今季こそはと埼玉の河川中流域に行きました。
羽化殻の様子から少々出遅れたようです。トンボの出現が遅いと言っているうちに、通常ペースになっています。
高気温ながら遅い時間に羽化した♀がいて、やっと撮影してきました。最低10℃、最高気温は28℃まで上昇。
11時19分頃 脱出 前・中肢が抜けたところ
後肢を抜く
11時21分頃 後肢が抜ける
11時23分頃 休止期 休止は約10分間
11時32分頃 脱出開始 完了まで約40秒
11時33分頃
11時43分頃
11時49分頃
12時7分頃
12時20分頃
12時23分頃 開翅 2分もしないうちに飛ぶ
2022.4.25 埼玉県
<4.23>
渓流の石で
ヒメクロサナエの羽化撮影が目的でしたが、期待していなかったクロサナエが渓流の石に定位していました。
もっとも、羽化の途中までは先入観もありヒメクロと思っていました。色付いて判明。クロサナエは初撮影です。
夏日でも遅い時間の羽化でした。裂開から開翅まで約50分間の♂の羽化の記録です。
10時28分頃 裂開 複眼が抜ける
10時29分頃
10時30分頃 翅が抜ける
10時31分頃 前・中肢が抜ける
10時32分頃 後肢が抜ける
10時34分頃
10時36分頃 休止期 約7分間の休止
10時41分頃 脱出 約10秒で完了
10時42分頃
10時44分頃 翅の伸長
10時52分頃
11時14分頃
11時16分頃
11時18分頃 開翅 直後に飛立つ
前回掲載のヒメクロサナエが羽化した一角でも3頭が羽化。目撃はクロサナエの方が多いという結末でした。
♂ 羽化
2022.4.23 東京都