<5.28>
4年ぶり
1回でオオトラフトンボの卵塊造りが撮れるはずはなく、前回、環境を大方把握できた長野の池に出直しました。
翌日から雨、曇天で気温も程々の予報なので決行したところが、晴れて前週同様の炎天下。最高気温は28℃。
狙ったポイントを探索して草のなかで卵塊を形成する♀を発見。撮れない場所でしたが運よく外に出てきました。
卵塊が大きくなる前に飛び草のなかに消えるまで17秒間。♂が追っていたようで相当警戒していた様子でした。
一瞬でしたが4年ぶり、卵塊造りは運次第であることを改めて痛感しました。気温が上がり目撃はこれのみです。
10時45分頃 草のなかで卵塊の形成を開始した♀が外側に出てきた
卵塊はこれまでで飛ぶ
♂は前週より不活性で、14時頃に風が吹いてから数頭が飛び始めました。同じような写真になるのは仕方なし。
♂ 縄張り行動
黒化が進行した個体 風が吹いて珍しくホバリングを見せた
前週、大盛況のホソミオツネントンボは、午前中目立たずピークを過ぎたと思っていると午後から急増しました。
交尾、産卵がさらに活性化している状態です。一体どれだけ生息し、いつまで生殖行動が続くのか。
<ホソミオツネントンボ> 連結産卵
交尾態と♂
2023.5.28 長野県